海のグレートジャーニーと若者たち4700 キロの気づきの旅

関野吉晴/著

海のグレートジャーニーと若者たち
定価:1,980円(本体価格:1,800円)
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グレートジャーニーの新機軸!

美術大学の先生になった関野吉晴が学生に声をかけた「一緒に海のグレートジャーニーに出かけないか?」ただし、旅で使う道具はできるだけ手づくりでという条件つき。まずは木を伐る斧をつくるって本気なの?

インドネシア・スラウェシ島から沖縄の石垣島まで、ひとりで航海するなんてもったいない!
美大で「ものづくり」に励む学生たちに声をかけ、素材探しから、道具作り、保存食研究まで……砂鉄を集めてムサビで製鉄? 斧がほんとに作れるの? 準備からゴールまでの1130 日間、旅に関わった若者それぞれの「気づき」を描く。

登録情報
著者関野吉晴
ISBNISBN978-4-86463-008-5 C0037
体裁四六判/256 頁
刊行日2013年03月30日
ジャンル人文・社会・自然

目次

プロローグ
第1 章 いくつもの手触りを追いかけて
 〝ものづくり〟への違和感
 鉄を作る
 『僕らのカヌーができるまで』の視点

第2 章 ともに食べ、ともに生きる
 美大キャンパスの農場
 山熊田のマタギ
 無縁社会と有縁社会

第3 章 布から縄へ、縄から土へ
 制限されたものづくり
 縄らしい縄
 シナ織りの里
 土へ

第4 章 形のないものと世界の繋がり
 自然との約束ごと
 宮本常一の生活伝承
 知識と体験の往復作業
 海へ!

第5 章 海の広さ、空の広さ
 海と被災地の空の広さ
 異文化を体験する
 旅の寄り道

第6 章 旅は終わり、そしてはじまる
 旅の当事者と旅の記録者
 ふたりの気づき
 実験的異文化共生空間
 足かけ1130 日の旅

エピローグ

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