書誌目録

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定価:4,104円
(本体価格: 3,800円)
ジャンル
MAU SPECIAL/デザイン
著者
フレット・スメイヤーズ/著
大曲都市/訳
監修
山本太郎
体裁
A5 判/ 特色2 色刷/224 頁
ISBN
ISBN978-4-86463-019-1 C3070
正誤表
初版1刷
MAU SPECIAL
カウンターパンチ 16世紀の活字製作と現代の書体デザイン
フレット・スメイヤーズ/著 山本太郎/監修 大曲都市/訳
2014年12月 刊行

16 世紀の活字父型彫刻師の仕事に焦点をあて
小さな道具「カウンターパンチ」を再発見することから
果てしない活字の冒険譚が始まる
体験的タイポグラフィの名著、初翻訳!

カウンターとは、欧文活字a やC のまんなかの空間。パンチとは活字父型のこと。この微細な空間、カウンターに、誌面の美しさも、読みやすさも隠されていたのだ!
現役の書体デザイナーとして活躍するスメイヤーズ。「セリフやヘアラインは、なんでこんなに細いんだよ?」とエンジニアに文句を言われ、即答できず…技術とデザインの狭間に立ち、その悩みを解決すべく、自ら活字製作に挑む。そこで発見した活字製作の道具「カウンターパンチ(カウンター父型)」は、書体デザインの問題のみならず、心地良いデザインと深く結びついていた。体験的タイポグラフィとも言える本書は、文字をつかうすべての人々に向けて書かれた。貴重な資料、魅力的な手描き図版に加えて、専門用語には訳者・大曲都市による丁寧な注と、山本太郎による解説を付した。ブックデザイン・白井敬尚形成事務所。

【著者 プロフィール】
フレット・スメイヤーズ(Fred Smeijers)
オランダの書体デザイナー、教師、作家。アーネムの美術学校を卒業後、文書複写機を取り扱うオセ社にタイポグラフィ・アドバイザーとして入社、デザイン団体クアドラートの創設メンバーとなり、のちに同名の書体Quadraat をリリース。他に手がけた書体はArnhem、Fresco、Sansa、Custodia、Ludwig で、これらは2002 年に自身が設立したOurType からリリースされている。2001 年にはヘリット・ノールツァイ賞を受賞し、その功績の一部は2003 年の著書『Type Now』にまとめられている。ライプツィヒの美術大学(Hochschulefür Grafik und Buchkunst)で書体デザインを教える教授でもある。

【監修者 プロフィール】
山本太郎(やまもと・たろう)
武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科卒業。株式会社モリサワに入社。
1992 年アドビシステムズ 株式会社に入社。現在、同社Japan R & D 所属、日本語タイポグラフィ、シニアマネージャーとして、日本語フォントの開発及び関連技術の開発に従事。タイポグラフィ学会会長(2010 年より)。

【訳者 プロフィール】
大曲都市(おおまがり・とし)
書体デザイナー。武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科を卒業後、英国レディング大学のMA 書体デザインコースを修了し、モノタイプ社の書体デザイナーとしてロンドンで活動。欧文以外にもキリル文字、ギリシャ文字、モンゴル文字など多数の文字の書体を設計する。製作書体にレディング修了制作のMarco やモノタイプのMetro Nova などがあり、後者は2014 年ニューヨークのTDC 賞を受賞。

数量:
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目次

日本語訳にあたって   大曲都市
はじめに 謝辞とともに
基本的な事柄
   1 本書のきっかけ
   2 用語
   3 文字を生み出すみっつの方法
   4 活字:白と黒のゲーム
   5 活字書体の比較
活字父型彫刻を取り巻く状況
   6 文字とイタリアの知識人
   7 活字製作における活字父型の位置付け
   8 活字父型彫刻師と歴史家
   9 父型彫刻師はどこから来たのか?
   10 活字父型彫刻師の黎明と衰退
   16 世紀の活字父型彫刻
   11 父型法と掘削法
   12 鉄の悦び
   13 フルニエによる活字父型彫刻考察
   14 実際にはどうやっていたのか?
   15 文字の位置調整
   16 デザインと製作の過程
   17 活字父型は1 日1 個?
   18 カウンター父型は今どこに?
   19 ヘンドリク・ファン・デン・キーレとアウトライン
   20 デザインの線形性
活字父型彫刻と活字の働き
   21 技術は形に影響を与えるか?
   22 無意識な目
未来へ
   23 デジタル時代の活字父型彫刻
   24 書体デザインと言語
   25 ローマン体の限界
   26 可能性と変化
補遺
   ヘンドリク・ファン・デン・キーレ
   ルナール
   オールタン
   参考文献
   図版出典
   索引
小さなカウンターが結びつける過去と未来   山本太郎
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