‘やめよう自慢’ カテゴリーのアーカイブ

「厚生福祉」と『ホスピタルギャラリー』

2016年3月8日 火曜日

編集の部屋に大きなテーブルがあり、
新着の雑誌などが置いてある。いくつか郵便物も
重なっており、ひょいと見ると時事通信社の封筒。
何だろう・・・「厚生福祉」3月4日号とお手紙。
「貴社刊『ホスピタルギャラリー』の記事を弊社
「厚生福祉」に掲載しましたのでお送りします。」
むむむ。。。大事なお手紙ではありませんか!

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恥ずかしいことに、こうした専門誌があることも
知らなかった。あるデータによると発行部数15,500部。
デザインや美術の雑誌ばかりに眼がいくが、
『ホスピタルギャラリー』こそ、医療関係の媒体での
広がりを考えるべきところ、どこにどのようにアクセス
すべきなのかがわからないでいただけに、
たいへんありがたい記事でした。
また、今朝7:45からのNHK徳島のニュースでも取りあげて
くださった様子。
担当編集者として、しみじみと嬉しい。春がきた。
[編集:ハムコ]

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FMスクリーンの威力『東洋美術史』

2016年3月2日 水曜日

綱渡りという表現では、なまやさしい入稿作業を経て、完成した新刊タイトルの数々。
著者や協力者などに献本が進んでいますが、今のところ「あちゃ〜」という失敗は発見されておらず、でも、まだドキドキの毎日です。

そんななか、納品ありがとうございますメールを印刷所に送ると、精興社のKさんより速攻、電話が。「ひえ〜何が見つかったのだろう?」とおそるおそるうかがうと、「いや〜『東洋美術史』、やっぱりFMスクリーン、いいですねえ」……。
『東洋美術史』は、通常のAMスクリーン印刷ではなく、階調がなめらかディテイールがきれいに仕上がるFMスクリーン印刷でお願いしました。1色刷の書籍ですが、細かな部分もよくみてとれる綺麗な仕上がりになったと自負しています。
私は本文組版を担いましたが、画像補正は、すべてDTPマスターのMさんにおまかせ。補正が済んだ画像を配置し直すと、例えるなら美容液が利いて肌がワントーンきれいになった感じ。この変化をモニターでみることが、心のオアシスでした。差し替えを繰り返し、最終的に618点に及んだ画像にも注目していただきたいです。

FMスクリーン印刷のすごい力は、『音楽論』でも発揮されています。こちらは全体として通常のAMスクリーン印刷ですが、刷り出し確認の時に1点モアレを発見。元データの問題なのですが、う〜これはこのままではマズイということになり、1折FMスクリーン印刷で刷り直しをしていただき、事なきを得ました。ギリギリの入稿だったのに、本当によく納品日を厳守していただきました。ありがとうございます。今年は特にどれだけ感謝しても足りない気持ち。印刷会社さんの品質合格の上で、納期(〆切)を守る姿勢、いつも感動しています。

[制作:呑猫]

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ワークショップたくさん

2016年3月1日 火曜日

弊社内のウェブ検討の会議で、何年も前に「ワークショップ」も分類にするべきだと主張したら、心優しい担当者が3冊ほどしかなかったのに1ページつくってくれた。それが現在では8冊になった。

 2016年2月、最新刊『ワークショップのはなしをしよう 芸術文化がつくる地域社会』は私の尊敬する今井良朗先生の著書である。今井先生は、1999(平成11)年設立の芸術文化学科の中心メンバー。初代主任教授の田村善次郎先生(2004年弊社刊行の『ネパール周遊紀行』の著者)とともに、この新学科をリードした第2代主任教授であり、この3月に退任のご予定である。

 ムサビの8冊のワークショップ本には、それぞれフィールドの違いがある。それを考えると特色が明確になる。この新刊書は副題「芸術文化」とあるとおり、芸術文化学科の先端的な地域における活動がフィールド。理論や手法を普遍的にまとめる内容となっているが、徳島県神山町のプロジェクトをはじめ、芸術文化学科の歴史として読むこともできる。

 芸術文化学科は、また通信教育課程の芸術文化学科も含めて、造形学部の他の学科にはない社会への発信を特色として大きな役割をはたした。弊社では芸術文化学科の新見隆先生の『ミュゼオロジーへの招待』、名誉教授の酒井道夫先生共編著の『タウトが撮ったニッポン』、金子伸二先生の『造形学概論』などなど、枚挙にいとまがない。
 そんなわけで、今井先生と芸術文化学科に重ねて本書を読むととても味わいが深いと思える。

〔ケロT取締役〕

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大地からパワーチャージ

2015年11月9日 月曜日

本日からMAUPには、組版マスターMさんがいらしています。(嬉しい!)
…忙しい時期に入ったと意味します f^_^;)

月曜日から雨~!
こんな日は…
視覚からだけでも、瑞々しい自然のパワー、チャージしてください!
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(MAUPメンバーはしっかりおなかに入れます!)

呑猫さんからいただきました。
いつもありがとうございます。

この年末の山場を、大地のパワーで乗り切りましょう!
今週もファイティン!!

[総務:ピロイ]

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基本○○ですから

2015年10月29日 木曜日

15年も昔のことだけれど、いただいた御原稿に
「われわれ」が頻出していた。
「なんでこうも〈われわれ〉を主張するのかねぇ」
と嘆息していたら、卒業したてのアルバイト嬢が
「きっと宇宙人なんですよ」と言うや、
喉にトントンと手を当てながら
「ワ・レ・ワ・レ・ワ」と声を震わせてみせたので
大爆笑したことがあった。
なんとすばらしい解釈であろうか。
しょうがないよね、宇宙人が相手なんじゃ。

つい先日も、一緒に仕事をしている若いデザイナーに
「ちょっと直しといてって、いとも簡単に言われてさぁ」
とメールで愚痴ったら、
「○○先生は、基本ジャイアンですから」と即レス。
これにも爆笑した。嬉しいなぁ、こんなメール。
ジャイアンじゃしょうがないかと思ったが、
いや、今回はちがうぞ。すかさず返信。
「あたし、基本しずかちゃんだから負けないよ」
[編集:ハムコ]

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浪曲・木馬亭

2015年4月9日 木曜日

来年、音楽論の教科書を出します。目次案が手元にあるのですが、これまでにない、独自なアプローチで「音楽と文化」を多面的に捉えようという試みです。

その中に「声」というテーマもあり、だからというわけではないのですが、友人と「能の謡いとか人形浄瑠璃の太夫とか、声の力ってすごいよね」という話をしていたところ、「浪曲もおもしろいよ」という話になりました。

で、浅草の木馬亭へ行って来ました。雷門から仲見世を抜けて本堂の前で左に折れ、奥山門を出て参道へ。このあたりはかつて花街だったそうですが、しばらく行くと右手に木馬亭があります。
この日は席亭の根岸京子さんが「第36回松尾芸能功労賞」を受賞されたお祝いの特別企画公演でした。
「浪曲の伝統芸能が弱体化しその保存が危ぶまれた時期をひたむきな尽力によって逆境を盛り返し今日の成果が導かれた功績」を評価されての受賞だそうです。

特別のお祝いの日だったので超満員。右も左もわからない初めての客に木馬亭の皆さんはとても親身に案内してくださって、ほんとにお世話になりました。こういう方たちのひたむきな努力が50年を支えてきたんだね、と友人としんみりしてました。

中入り後に入ったので聴いた演目は4つでした。全部とってもおもしろかった!!
トリは澤孝子さんの「徂徠豆腐」。若き日の荻生徂徠と豆腐屋七兵衞との、言ってみれば人情噺なのですが、落語の「徂徠豆腐」よりも理が勝ったというか骨っぽい仕立てで、t:eehの好みに合う。
それに、語り出しが、ものすごい声で、沢さんご自身が「お祝いの日なのでいい声が出た」と言うほど。

興味のあるかたはインターネットで木馬亭を検索してみて下さい。
初物尽くしの木馬亭でしたが、ほんとによい聴きもの、よい席で、楽しかったです。そしてこれも初物
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リアル・スカイツリーでございる。はじめてこの目で見ました。
雨上がりの浅草寺境内から見上げた、半分雲の中に隠れたスカイツリー。

編集:t:eeh

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デコポン ゼリー

2015年3月16日 月曜日

先週、(もしくは先々週あたりかな)
T取締役からいただいたダンボールいっぱいのデコポン!
甘酸っぱくて美味しいのですが、
剥いて食べる時間がなく、
週末でも、沢山残ってしまってました。
この土日を挟むとだいぶ傷んでしまう、
と呑猫がこのデコポンを自宅へ持ち帰り、
なんとデコポンゼリーを作ってきてくれました。

のどごし爽やか、甘さもさっぱりと丁度いい!
デコポンの果実がすっぱくてとても美味しかった〜。
キレイなデコポン色(オレンジ色、もしくは橙色と
表現しようと思ったけど、食べ物を食べ物で例えるのは
おかしいな、と)で見た目もキレイ。

呑猫がじっくり時間を掛けて作ってくれたゼリー。
皆、一瞬で食べ終わってしまったのです。
なんとも贅沢なひとときでした。
ごちそうさまで〜す
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呑猫秘伝のレシピ公開!

・デコポン(2回漉す)
・オレンジリキュール
・グラニュー糖
・メープルシロップ

…このように聞き取ったのですが、
おおまかですみません。

すっきりと気分転換。
今週もがんばれそう。
がんばらなくては。

[営業ずっち☆]

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大曲都市訳『カウンターパンチ』 (4)

2014年10月15日 水曜日

本文2色刷。
濃いブルーとスミ(黒)をテスト印刷で確認する。
 ①女神スーパーブラック(黒)×明るめのブルー
 ②セピアがかったチャコール×落ち着いたブルー
①はシャープな印象、②は想像以上にかわいい。
どっちにしようか、デザイナー白井先生の事務所で
文字通り、額を寄せ合って検討する。

『カウンターパンチ』は、読みやすい本ではあるが
専門性が高い。
この本は、原著者スメイヤーズさんが、
タイポグラファとしてエンジニアの質問に的確に
答えが返せなかったことをきっかけに始まる。
「どうしてだろう?」
彼は推論をしては、古い文献にあたって解答を
見つけようとする。しかし、どこにも答えがなく
・・・ひとつ扉をひらいては、またつぎの扉へ、
宝の箱を探し当てるような愉しさがある。
もともとは、エンジニアに言われっぱなしで悔しいっ
という負けん気(?)から始まるのだが、
そのうちスメイヤーズさんは、この宝探しが
楽しくなってしまう。
その雰囲気をページからあふれさせるには
〈セピアがかったチャコール×明るめのブルー〉
この組み合わせがベストではないか!?

もともと原著の初版は、本文に焦茶を使用し、
ルナールという癖の強い書体を使っていることもあり、
ずいぶんと凝った印象の誌面である。
それが第2刷で、使用書体をオールタンに変更。
一挙にモダンな誌面になったため、本文の刷り色も
焦茶を黒に変更したのではないか(と思っている)
ルナールも、オールタンもスメイヤーズさんの
つくった書体、その違いを日本語版で見せる工夫も
もちろんしています。とってもキュートな本です。
アマゾンでの御予約も始まりました。
[編集:ハムコ]

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夏野菜!きゅうり三昧!

2014年7月15日 火曜日

大雨が続いたり天候が不順でしたが、
今週は徐々に夏らしく暑くなってきました。

夏と言えば、
夏野菜の美味しい季節!
本日、呑猫の実家の新潟から沢山のお野菜を届けていただきました。
普段しなびた野菜しか口にしない私には
ご馳走です!
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きゅうり三昧!
おなかが空いていたのでバグバグ!
同じきゅうりでも、
ひとつは辛く、ひとつはさっぱり、ひとつは甘く。
ローテーションしていると飽きのこない味でした。

同じ素材でもこんなに楽しめるなんて!

あ〜幸せ。
今後押し寄せる大企画刊行。
ほんのひとときのホノボノ時間。
お許しくださいませ。
[営業ずっち☆]

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「黒板ジャック」を知ってるかい?

2014年3月26日 水曜日

グーグルに「黒板ジャック」と入れてみてください。
すぐに「黒板ジャックの画像検索結果」が出てきますね。
まずはいくつか見てくださいな、「旅ムサ」名物を。

中学生が下校するのを待ち受けて、夜更けまで
ムサビの学生がチョークで黒板いっぱいに絵を描く。
誰もいない教室で、大きな黒板にせっせと描く。
翌朝、こんどは中学生が登校するのをじっと待つ。
朝いちばんに来た中学生はビックリ!
「なんだこれ?」
隣の教室で「わぁ!」という声がする。
隣を覗くと、ぜんぜん違う絵がある。
その隣を見るとまた違う!
というわけで、中学校はわーわーきゃーきゃー
大騒ぎになるものの、始業のベルがなる直前、
その絵の作者はさっそうと登場し、
きれいにすべてを拭き取ってしまうのでした。
おしまい。

この話を聞いて、ハムコはすっかり「旅ムサ」の
ファンになった。まるで旅芸人だ。
トリックスターの登場!
これこそ芸能の始原だ、などと思うのだが、
それ以上に、こんな中学校に通いたかったな〜。
もちろん美大生がとつぜん中学校を襲撃するわけ
ではなく、ここには周到な準備がある。
受け入れてくださる中学校の度量に、
まずは敬意をはらうべきだ、とも冷静に思う。

平凡な村にトリックスターが登場する、その驚き。
タブーを破り、ちょっと怖いのに笑ってしまったり、
なんの変化もない日々の暮らしに、新風が吹き込まれる。
美術ってそういうもんだよ、なんて言うつもりは
ぜんぜん、ないっ。
もっと身近にある。
トリックスターよりも、これは凄いよ。

こんな活動を束ねている三澤一実先生の
『美術教育の題材開発』は、やっぱり凄いよ。
[編集:ハムコ]

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