2013年9月 のアーカイブ

【フェア終了】「ムサビ書店」円満閉店

2013年9月30日 月曜日

9月9日から本日30日まで、

世界堂武蔵野美術大学店で行っていた

限定「ムサビ書店」が本日満期円満閉店となりました。
ご愛顧くださいました皆様ありがとうございます。
この企画は書籍好きで勉強家の世界堂のS店長から、
お声が掛かり実現したフェアでした。
世界堂ムサビ店は美大生の中枢を担う画材店。
その中にMAUPの全書籍、またデザイン中心の書籍を
置いてありますが、やはりもっともっとアイテム数が欲しい。
まちの書店のように。
そこで、美術書出版会の仲間に声を掛けたところ、
「やろう!やろう!」となり、
流通をスムーズにするために大手書店様にも協力をいただき、
集まった先鋭の100タイトル。
購入者プレゼントの「出版社缶バッチ」は
美術書出版会の手作りバッチです。
ひいた方、ぜひ運命を感じてくださいませ。
18日間と短い間ながら、学生の皆さんにネット書店とは別の
“生身”の書籍をご覧いただくことができ、そこで何かしらの
インスピレーションやトキメキを受け取って貰えたかと信じています。
もちろんご購入いただいた方には大感謝です。
若い時期に出会い、身銭を切った書籍はどんな意味でも
一生の宝になると約束します。
これまでも紹介していましたが、
フェアのメイン看板イメージは現役ムサビ生のEさんとTさんが考えてくれました。
「書店」と「笑点」をかけたイメージにしました‼  とのこと。
若いくせにダジャレなのっ? と思いながらも、
結果「ムサビ書店」イメージキャラクター落語家さんのオブジェは、
福の神に変身したようです。
ほんとお後がよろしいようで。
皆様のおかげで来年も同じ時期に
「ムサビ書店」が開催できそうな雰囲気でございます。
また会う日まで‼
ありがとうございました。
[営業ずっち☆]

 

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眩しい! 第二弾

2013年9月27日 金曜日

MAUグッズのミニクロッキー帳、キラキラシリーズ第二弾が、
本日納品されました。

ネーミングは、
「金の鈴」と「銀の砂」。
どんな色でしょうか…

近々写真をUPしますので、想像力を全開にしててください。
個人的には、シャンパンとシャルドネが飲みたくなる感じです☆

10月上旬には、販売開始いたします。
乞うご期待!

[総務:ピロイ]

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空空空

2013年9月26日 木曜日

テキスト抱えてずっと綱渡りの気分で時間をおっかけてます。ぽろぽろとこぼれ落ちてく時間を集めて一ヶ月分捻出できないだろうかと、時間の背中を見ながら思ったりした、そんな秋の日なわけですが。

9月18日のこと、MAUPの帰りに空を見上げると台風一過で澄んだ中天に冴え冴えと月が。あまりに見事なので写真に撮りました。
DSC_0344

DSC_0345

満月だ!と思ったのですが14日目の月でした。
二昔以上前(多分…)にやはり満月を写したことがあります。そのときはフジカ35という父のお古のカメラで、もちろん3脚なし、シャッター速度を一番遅く設定し、ピントは無限大、脇をがっちり締めて(手ぶれを最小限にという、いわゆる猿智恵?)気がついたら20枚近く撮ってました。何を考えていたのか…。

話が長くなりますが、何を言おうとしているのかというと、上の写真2枚ともお月様の近くに赤い小さな光が見えませんか?

二昔前に撮った写真にもすべてこの赤い光が写り込み、月との距離が規則正しく違っていて、t:eehは、はっ……UFO!?と思ったわけです。本気で。真剣に。
UFOが月から徐々に遠ざかっているわけですね、と思った。UFOというのはあくまでも未確認飛行物体ですから。

知り合いのカメラマンには「はは。光が反射してレンズに映り込んだだけ」と却下されたのですが、ずっと「UFOかもしれないじゃん」とこっそり思ってました。そして2013年9月18日の深夜、そうじゃないことをはっきりと知ったのです。何をいまさら。

怪しい光の正体は判明したけれど、UFO(怪しいもの)を撮った可能性がないわけでなし、と思った20年以上前のワクワク感は不思議なことに全然消えません。瞬間冷凍を解かれたみたいに立ち上がり、新鮮です。

すごく長くなったので、長くなりついでに、これは9月19日の中秋の名月です。怪しい光がてんこ盛り。街の灯です。
DSC_0349

そしてもう一枚空の写真があるのですが、それは次回のブー当番で。長すぎだもん。

編集:t:eeh

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進化と習慣

2013年9月25日 水曜日

iOSユーザのみなさん、衝撃は私だけでしょうか?
iPhoneのOSが、アップグレードできますとお知らせを受け、
この週末、早速、iOS7へ。

繕うこともせず、心のままに表現するなら「どうしちゃったの?」
キッチンタイマーが壊れてしまい、iPhoneのタイマーの利用頻度が高いので、そこは便利になったプラスポイントだけれど。
「どうしちゃったの?」と思うところは、
1)見にくい=フォントのウエイトが細い
2)アイコンの幼稚さ

1)については、やっぱりね、というくらい不便を感じている方たちがいて、解決法をwebですぐ検索できて解決。

わけあって、今日は「イラレ パス 単純化」などをキーワードに検索を続けて作業する。
教えて欲しい情報は検索できたけれど、やはり基本が大事なのか、わからないと逃げていた、今日のこの日までは逃げられる状況にあった「パスを追加」「パスの削除」「パスの連結」に真剣に取り組む。
すると頼りになるのが(超入門の)デジハリの教材。
iOS7の、とあるアイコンと、デジハリの教材の例が似ていて、
2)については、そうか、彩度の問題だけじゃなくパスを単純化した結果なのだと思い当たる。

iOSのアイコンはパスでつくられているわけではないけれど、ざっくりいうと素早い動作のためにメモリを使うなら、どこかメモリを減少させるための手段なのではないか? と納得した1日。

しかしな。どのくらい経過したら、このアイコン、違和感なく慣れるのだろう? 進化のためには習慣は犠牲にしなければならないのか??

[制作:呑猫]

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南天子画廊「保田春彦 父との対話」

2013年9月24日 火曜日

ずっち☆が予告をしてくれましたが、
本日より東京・南天子画廊で
「保田春彦 父との対話」という個展が
10月12日まで開催されています。

昭和22年、東京美術学校に入学した保田春彦先生は、
戦後の下宿難でなかなか住まいがみつからず、
ようやく谷中・天王寺の茶室に落ち着きます。
茶室といっても畳一畳、境内のはずれにある茶室には
電気すら通っておらず、友人とその弟の3人で何とか
住めるように工事をして、そこに卒業まで
3人が身を寄せ合うように暮らしたのだ
と先生からうかがっていました。

春彦先生が3年生の夏休み、堺に帰郷して
父上の龍門先生をモデルに肖像を制作。
その話をすると、助教授が「見せてくれ」というので、
肖像をムシロにくるんでチッキで東京まで運び、
(チッキが分からない人は自分で調べてね)
そのまま下宿に置いて・・・60数年を経て、
その肖像がこのたび展示されるという。

夏の数日間、彫刻家の父がモデルとなり息子と向き合う。
そのときの空気が、画廊にどのように流れるのか、
とても楽しみです。
[編集:ハムコ]

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【展覧会情報】中秋の名月と保田春彦展

2013年9月20日 金曜日

昨晩19日は中秋の名月でした。
昨日見逃したという方、
今宵もなかなかの名月です。

中国では、中秋の月を見ながら
月餅をいただき、
家族や恋人、友人、知人と
語り合う日だと耳にしました。
月餅を食べる日が決まっていたとは
驚きでした。
どうも食べる方向になってしまいますが、
ここは昨日に引き続き、注目の展覧会について
ご案内いたします。

【展覧会情報】

京橋にある南天子画廊で、
2013年9月24日(火)~10月12日(土)の期間、
保田春彦「父との対話」展が開催されます。

日曜美術館で紹介されたこともある
保田春彦先生の必見の展覧会です。

12月にMAUPで刊行する
『保田龍門・保田春彦 往復書簡1958-1965』の
パンフも置いてくださる予定です。
そちらもぜひお手に取ってください。

詳細は南天子画廊まで

http://www.nantenshi.com/

[営業☆ずっち]

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展覧会情報

2013年9月19日 木曜日

東京地方は、台風通過以来よいお天気続き。
お出かけ日和がまだ続きそう、ということで展覧会情報です。

今週からムサビの美術館・図書館で新しい展覧会が始まっています。

「向井周太郎 世界プロセスとしての身振り」

日程:2013年09月17日(火) ~2013年11月16日(土)

場所:美術館展示室 アトリウム2

「版画・陶磁コレクションハイライト展」
日程:2013年09月17日(火) ~2013年11月16日(土)

場所:美術館展示室 展示室4、5

「しかけ絵本Ⅰ 技法の歴史 
開く、覗く、聞く、動く絵本」
日程:2013年09月17日(火) ~2013年12月07日(土)
場所:図書館展示室

先に始まっていた「武蔵野美術大学教授退任記念 寺原芳彦 二軸の想(sou)」「13人のドイツ・コミック作家展」と合わせて、5つの展覧会が同時開催中。
美術館・図書館がリニューアルして以来、さまざまなジャンルの見応えのある展覧会が目白押しで、それを身近で見られる今の学生は幸せですね。ただ、運営される美術館・図書館スタッフの皆さんのご苦労は推して知るべし、ですが……。
あ、建物は違いますが、こちらもあります。

民俗資料室ギャラリー展示(17)

「デザインの原像としての民具Ⅰ:竹を編んだかたち」

日程:2013年09月17日(火) ~2013年11月16日(土)
場所:13号館2階 民俗資料室ギャラリー

どれかをお目当てにいらした場合も、是非、他の展覧会ものぞいてください。期間中、イベントのある展覧会も多いのでお見逃しなく。

(編集:凹山人)

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信頼と決済

2013年9月18日 水曜日

WebMoneyなるものを知り、便利さとリスク回避の隙間を狙ったシステムに感嘆!

MAUPで電子書籍の販売を開始したことはお知らせ済みですが、世に出るまで、校正(ざっくりいうと確認作業)はしていても、実際はどうなのか? と自分たちで購入して確かめてみようということになっていた。
が、そこに、たちはだかる壁。
電子書籍の決済は、多くがクレジットカードによるもの。これまでも個人で電子書籍もろもろ購入していて「なんて便利なの」とクレジット決済をつづけ、iPhoneのアプリにいたっては「うわ! 85円でもクレジット決済できるんだ! すごい!」と感心していた。
が、MAUPはクレジットカードを保有しておらず、では、どうやって電子書籍を購入するのだ! と行き着いた先が、WebMoney。クレジットカードは、クレジットカードを保有するまで審査して、その信頼で、だから支払いはその場でなくても大丈夫というものだけれど、個人も対象であるし100%回収という点では実際リスクはあるもの。WebMoneyならば、WebMoneyを購入した時点で個人対象の決済は終わる……。失敗して学んだ人がつくりあげたカタチなのかな?

支払いの問題ではないのだけれど、信頼と仕事の着地点について考えるこの1カ月。

[制作:呑猫]

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たどり着きたかった日の話し

2013年9月17日 火曜日

ソウルに行ってきました。with 助机さん。
(こんな忙しい時期に遊びのこと書くのためらいますが、夏季休暇の時のお話…)

予定してた日程に、偶然にもライブ開催の朗報。
私が韓国語を始めた、全てのきっかけとなった人の。タイミングにびっくりしながらも、行かない訳に、いかない訳で…。

MAUグッズ「b-bag」の説明文の紙を切りながら、
b-bagの文字が、ムリやり
bigbangに見えてくるほどBIGBANGが好きです(笑)

忘れもしない。最初の衝撃。
「なんっだ、これ…」っていう…未だに当てはまる言葉がわからないままですが、とにかく、衝撃的でした。
正直私には、人というより、何かのエネルギー体に映りました。スーパーサイヤ人的な(^_^;)

3年前、初めてライブに行った時、当時はMCも曲もほぼ韓国語で…

くやしい…。わからないことが。
知りたい感性の大半を、理解できないでいる状態がくやしくて、なぜか涙が出てきました。
…な、涙⁈ なんで⁉って、自分にツッコミましたけど…f^_^;)
あまり「くやしい」という感情を持ったことがなかった。でもその時は、今まで感じたことないくらい、もどかしくて、くやしくて。

昔、「くやしくないのか?」とか、「闘争心はあるのか?」とか聞かれたけど、…くやしく感じるポイントも、闘争心の出し方も、人それぞれでしょうに…って、内心で思っていた、ちょっとひねくれた子供でした。当時の先生ごめんなさい。
という昔話はさておき…

それが、そのくやしさが、韓国語を始めたきっかけの全てです。
この人が表現していることを、感性を、感覚を、なんの脚色も通訳も入れずに、そのまま知りたい。

そんな脳内ビッグバンから3年後の先日。そんなサプライズなタイミングで偶然にもライブに行ってきました。ホームであるソウルで、もちろんオール韓国語。
まだまだ勉強不足で、わからない単語もいっぱいだし…またあんなくやしい気持ちになるのかな…
楽しみな反面、ちょっとそんな気持ちもありつつ、ライブスタート。

………わかる。…全部。
3年前とは全然違う意味の涙が、理解できることが嬉し過ぎる涙が…止まらなかった。
この日を、目指してたから。こうやってわかる日を。母国語の温度、表現をそのまま知りたかった。

いちばん知りたかった人の言葉と同時に、気付いたら、たくさんの韓国の友人と、たくさんの考え方がもたらされていました。

そんなミラクルな感覚と体験…まだまだと思っていた日にたどり着いてた…2013 도착! 앗싸〜‼(到着!やった〜‼)

そしてこれからもずっと、進化し変容し続ける表現を知っていきたいと、思っています。
わ〜!熱くなりすぎました。ごめんなさいっ!

[総務:ピロイ]

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柳亮『あの巴里この巴里』

2013年9月13日 金曜日

『保田龍門・保田春彦往復書簡 1958-1965』は
いよいよ校正の段階となり、さまざまな最終調整に
入っています。
読んでいてどうもひっかかる、わからない箇所の
1つに、龍門先生の
「フェノサ氏のことを柳亮のÇa et làで読み直した。」
というフレーズがあり、雑誌に連載されたコラムだろう
と推測して、図書館で当時の『みずゑ』『アトリエ』を
ひっくり返してみたが見つからない。気になる。
ネットであれこれ検索するが行き当たらない。
これは手強い・・・ついにこのあたりに詳しそうな先生に
メールでうかがってみたが、どうもわからない。

すると、K子先生が
「雑誌ではなく、1949年刊行『あの巴里この巴里』のこと
 ではないか?」
と知らせてくださった。ちょっと興味があったのと、
手に届く価格だったので即ネットで購入。
翌日に届いた(この早さには恐れ入るな〜)

ジャケットをはがすと、表紙に
「 Ça et là par Yanagi」
まちがいない、これだ! ページを繰ってみると、
柳が彫刻家フェノサを訪ねるくだりがすぐにあった。
 「クウポール」のすぐ近くの、ゲーテー街の安下宿に
 住んでゐた。……それは物置に近いものだった。」
貧しい暮らしながらも、そこで制作中の優美な少女の裸像に
柳は見とれ、そこで南京虫に五つも六つも噛まれる。
こんな話が満載。舞台は1920-30年代初頭の巴里。
これを読んだ日本の若き芸術家の卵たちは、
どれだけ仏蘭西に、巴里に憧れたことだろう!
そう言う意味では「罪作りな本」とも言えるのだが、
龍門はその時代に実際に巴里にいた人なので、
懐かしく読んだのだろうと思う。
初版は1936年。龍門が手紙を書いたのは1958年。

自らの留学から37年を経て、おなじく巴里に在る息子に
せっせと手紙を書く父。それに応える子。
不思議な親子である。不思議な本ができる。
[編集:ハムコ]

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