2018-09

ネイチャリングスペシャル

小さな山椒魚

今週はじめ、遅い夏やすみをとって尾瀬ヶ原に一泊した。「尾瀬にいちども行ったことがない」というと、周囲の人に一様に驚かれた。尾瀬と云えば初夏、水芭蕉。いまの時期は「草紅葉」らしい。たしかに、草原がオレンジ色っぽくなっていた。ぐるりと山に囲まれた木道をとことこ歩くのは飽きてしまいそうだけれど、ゴールの山小屋が見えてくると惜しいような気がして、くるりと振り返りながら歩いた。360度ひろがる草原。人はほとんどいない。水芭蕉のハイシーズンには、気ままに立ち止まったりできないほどの混雑なのだそうだ。小さな山椒魚がいると聞いて、俄には信じがたかった。ところが、いたいた! ほんとだ。ひつじ草の下で、くねくねっ...
美術書出版会

【美術書500冊の祭典】ムサビ書店2018!(世界堂武蔵野美術大学店開催中)

武蔵野美術大学(鷹の台キャンパス)にある世界堂武蔵野美術大学店で、『ムサビ書店2018』フェアを開催しています。美術書出版会の本が500冊ずらりと並んでいます。フェア対象書籍を2冊同時に購入いただくと、美術書出版会オリジナルエコバッグを差し上げます。サイズ(種類)が3つあり、エコバッグほか、A4厚手帆布トート、みず色の大型帆布トートから選べます。どれも数量限定ですので、ご了承ください。美術館では、9/28まで、「リトグラフ 石のまわりでポートフォリオ・プロジェクト展」、9/29まで、「新島実と卒業生たち―そのデザイン思考と実践1981-2018」が開催しています。ムサビ生のみなさん始め、ご近所...
ひとりごと

この道、いる?

東京地方。朝から雨が降り続いております。秋雨前線と台風24号の影響なのか、ここ数日、そしてこの先もしばらくぐずつきがちな空模様とのこと。今週土曜日はナイン坊主の運動会の予定ですが、どうなることやら。彼は競技するだけなら中止でもOKよってタイプですが、今年は何やら役割があるらしく、連日いつもより早めに登校して練習をしている様子。表には出しませんが今までになく張り切っているようなので、ここはひとつ予定通りに開催できれば良いなあと思います。曇りで十分。晴れたら暑くなって観る側もつらくなったりするので、ここはむしろ曇りで。お願いいたします!天気のことは祈るほかありませんが、自分で何とかしなければいけな...
日常の業務

Webリニューアルまもなく

10余年前のこと。修正モレではなく、追加赤字で10校に及ぶ組版をしていたとき、ボスはことわざをもじって「直すは一時 本は末代」とよくいっていた。そうはいっても!! なんとか呼吸をととのえ、そうだよなあ、間違った本は残せないよな〜と、とMacに向かったものだったが。時は流れて。Webの世界は、文字修正はあれっという間にできてしまう。印刷のように、この段階まで進んだら、修正にいくら掛かるのか? などという心配が少ない。そうはいっても、最終的には人が介在する。そして、Webは造っては壊し(更新しては、古い情報は削除)の繰り返し。これまでは、こちらのミスで文字1つ修正してもらうのも、Web制作会社にお...
いぬ・ねこ・かえる

よいこと続々…ありました

雨が、続きますね…こんな日は…今週嬉しかったことベスト3~!!(ほんとは横アリがいちばん嬉しかった笑)…「職場で」嬉しかったことベスト3~!!☆第3位~凹山人さんの北海道土産。「マルセイバターサンド」~北海道土産の中でいちばん好きです。ビスケットとクリームの間の生地の、絶妙~な‘しんなり’感のバランス。最高bbバタービスケットとレーズンinクリームの物語は、何通りも、何層にも楽しめます。私の中ではテッパン!!北海道の大地に感謝。☆第2位~いつもMAUPで飲んでいるほうじ茶のパッケージがグローバル化~!!日本語+英語+中国語+韓国語。そして裏面。お茶の美味しい入れ方も、PICシンボルで。東京オリ...
いぬ・ねこ・かえる

よいこと続々ありますように

本日またもや雨である。昨日は久々によい天気で「秋晴れとか、天高く馬肥ゆる秋とか言いたくなる空だ」と思ったのに。ちなみに同じ語感の「日本晴れ」は、一点の雲もなく晴れ渡った空のことで秋に限ったことではないらしい。さらに、「サブカルチャーにおける日本晴れとはポケットモンスターに登場する技の一つ」(byWikipedia)とは、まーったく知らなかった。呑猫が人形町の板倉屋で買ってきてくれた「人形焼」です。人形焼発祥の店と言われているらしい。七福神のお顔がとてもおめでたいので撮影しました。やたら凛々しい顔立ちの毘沙門天(たぶん)は撮影前に食べてしまいました。ごめんね、毘沙門天。布袋、弁財天、恵比寿、大黒...
イベントのお知らせ

【丸善丸の内本店】「defrag 2」〜特集「美術書を売るということ」も必見!

「defrag2」は丸善ジュンク堂書店のスタッフが選んだ290冊の美術書を80頁の読み応えタップリで紹介したカタログです。全国の丸善さん、ジュンク堂さんでなんと無料配布しています。290冊の選書&美術書店員によるコメントはもちろん、丸本、J天満橋、J大分、MJ梅田、Jロフト名古屋、丸善京都、J池袋の書店員さんのコラムも必見です。このカタログ制作に美術書出版会も協力させていただいており、特に注目して貰いたいところは、J池袋のK林さん、丸本のK藤さんと我が美術書出版会・H守会長の鼎談特集「美術書を売るということ」の特集頁です。あっついトークを再録・編集しました。Zucchiはこの鼎談の録音係だった...
ひとりごと

土曜日の大学図書館・土曜日の学食

大学図書館には、いつもとてもお世話になっている。ある日、地下書庫にあるはずの古い雑誌がなぜかない。アルバイトの学生さんは職員Aさんにヘルプを出し、Aさんを先頭に3人で、こっちかな、英文タイトルで整理されてるのかも、貴重書扱いにはなっていないし・・・ついにベテラン職員Bさんが呼び出され、Bさんを先頭に4人で地下をぐるぐる。申し訳ないと思いつつもハムコは宝探しのツアーに参加している気分でニコニコ、アルバイトの学生さんはあきらかにうんざり顔、Aさんはだんだん難しい表情に。ついには探している記事を他館からコピーで取り寄せてもらうことになった。ある時は『原色現代科学大事典6』がどうしても見たくなる。第6...
イベントのお知らせ

牛の足音 ―冨田美穂牛の木版画展― 2

北海道胆振東部地震の発生から早いもので1週間がたちました。あらためまして、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。先日、このブログでお伝えした「牛の足音―冨田美穂牛の木版画展―」(→こちら)。台風21号の接近に地震と開催直後から災難に見舞われましたが、冨田さんご自身の無事と展覧会の様子をブログで報告されています(→こちら)。明日、9月15日(土)には、予定通りアーティストトークが開催されるとのこと。牛を描き続ける作家の思いや制作にまつわるエピソードなどを、直接聞くことができる良い機会と思います。是非、お出かけください。牛の足音―冨田美穂牛の木版画展―会期:2018年9/4(火)~10/1...
ひとりごと

秋色

ほおずきの旬は、7月~8月。寒い地域では9月下旬~10月頃とのことですが…個人的に、なんとなく「秋」のイメージなんですよね…色合いからのイメージなのかなんなのか…こちら。‘食べられる’ほおずき。通信チームのKさんより、いただきました。ほおずきって、観賞用(食べられない)と思っていたので、「っえ?ほおずきって食べられるんですか??」って、おもいっきり聞いちゃいました(笑)甘酸っぱくて、ほのかに香って、美味しかったです!多分、酸→甘→香の順に脳内伝達(笑)最終的に香りがいちばん記憶に残りました。…なんともいえない、儚さの中にある奥深い香り。喩えるならば。。。昨日すごくいい夢見たんだけど、なんだっけ...