なんとか、冬越しのパピルス

先月も紹介した我が家のパピルスです。大きな被害をもたらした2月の2回の大雪ですが、屋外のこの植物には雪ん子のように囲いをして、なんとか助かりました。すこし囲いやすいように切ったのですが、根元は元気です。

3月のパピルス 根元はウォーターマッシュルーム

3月のパピルス 根元はウォーターマッシュルーム

さて、ことしの通信教育課程教科書6冊の新刊です。例年4月からの授業にあわせて、通信教育課程学生に通信教育課程事務部から送り届けるために、この時期に計画に従って数点の新版が作成されます。
白尾隆太郎監修『パッケージデザインを学ぶ 基礎知識から実践まで』や今井良朗編著『絵本とイラストレーション 見えることば、見えないことば 』は、通信教育課程の実技系科目(造形総合科目)の教育内容をリニューアルする力作です。
三澤一実監修『美術教育の題材開発』と大坪圭輔著『美術教育資料研究』と高橋陽一編『新しい教師論』と3冊の教職課程教科書は、学習指導要領の改訂に伴い新しい教育現場のニーズに応えるためのものです。
また、博物館法の改正にともない学芸員課程も新しくなり、神庭信幸著『博物館資料の臨床保存学』も新しい科目の教育内容の充実のためのものです。

通信教育課程教科書では、名著と評判の高い水尾比呂志著『日本造形史 用と美の意匠』のように版元を変えながら読み継がれる古典といえるスタイルの書籍もあります。一方で社会と情報通信技術の変化に対応して教科書を新しくする必要や、教職課程と学芸員課程のように法令などの変化で新しい教科書が必要になる分野もあります。
こうした新しい教科書を、本学学生だけではなく、広く書店に提供して様々な読者に読んでいただけることを、楽しみにしています。著者の皆様、印刷製本の皆様、書籍用紙になった植物を含めて、多くの協力者に心より感謝します。

 

(ケロT取締役)

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