大曲都市訳『カウンターパンチ』 (3)

帯を考えている。
本の帯(別名:腰巻き)は、読むときは邪魔な存在なのに
新刊では「絶対に必要なアイテム」である。
(と営業のズッチは言う)
有名人に推薦文を書いてもらう、という場合もある。
しかし、書店で帯をみて「おおっ」と感動したことはない。
(ジャケットよりも、帯が良いことはたまにある)
書影が掲載されるときには、帯はたいてい外される。
誰が帯をみているのか?

書店員さんにはっきりと言われた。
「力のある帯は、目に飛び込みます。手を止めてみます」

毎日、何箱もの箱を開けては本を並べる書店員さんの
「荷さばき」は瞬時に行われるらしい。
その瞬間に飛び込むような、その手が止まるような、
そういう帯が稀にあるらしい。
書体の大きさとか、色とか、デザインまかせではなく
想いあふれる帯を着せたい。

かわいい子には旅をさせろと言うけれど、
いきなり世間の荒波にさらしたくはない。
転ばないように、お腹が冷えないように、
かわいい子を守ってくれるような強い帯を着せなければ。
書店での発売は、11月25日頃の予定です!
[編集:ハムコ]

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