きょうも会った、あしたも会いたい

所属はちがうものの、大学出版部協会の気の合う編集者で
ビールを飲んでいて、いつものメンバーがひとり
たまたまいなかった。
「Pさんがいないねぇ」と話していたら、偶然にも
そのPさんから電話があった。
「いま下北沢なんだって。これからここに来るって」
「ここ」は御茶ノ水である。特に用事はないはずだが、
ひさしぶりにメンバーの顔が見たいのかな。

「俺さぁ、昨日もPさんと会ったんだよ」とMさん。
「じゃあ、今日も会いたいんだね」
「あれ、先週末も会ってたでしょ」
「その前の週も、一緒に遠足してたんじゃない?」
「わぁ、まるで恋人!」
その二人の年齢は足せば100をとっくに超す、
おじさまコンビである。
音楽と、本の話は無限大というメンバー、
それぞれ仕事の苦労はあれど、互いにそれを推し量る
ことができる貴重な仲間である。

それにしても・・・
「きょうも会った、あしたも会いたい」
そういう気持ちは、とっくに忘れていましたなぁ。
[編集:ハムコ]

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