日本古典芸能史の面白さ・散楽2

古代から近世、おおまかには江戸時代までの芸能の有り様と変遷を平易な語り口で論じた『日本古典芸能史』紹介のミニ企画です。

ひとくちに古代と言うが、それは実際何時代のこと?というのは伎楽の巻のお題として、
今回は散楽のうちの奇術・幻術のご紹介です。

いまで言う手品・マジックにあたるらしいのですが、大がかりなものもあったそうです。いまで言うイリュージョン?
ところでサーカスとイリュージョンはどう違うのか?
木下大サーカスのポスターにミラクルイリュージョンという文字を見た記憶があります。シルク・ドゥ・ソレイユは直訳すれば「太陽のサーカス」だもんね。
やっぱりサーカスがいいと思うんですよ。イリュージョンじゃなくてサーカスね。移動遊園地でもいいけど。ちょっと怪しい感じは必須でしょ。

散楽の話に戻ります。
飲刀子舞は刀を飲む、吐炎舞は炎を吐く。なるほど。
散楽は8世紀頃には日本に渡来していたと言われているので、8世紀から人はそういう芸を見て「うひゃー」とか「うおー」とか言ってたわけです。人は変わらん。

しかも手足や胴体を切り離してみせる芸もあった!!らしい。これって引田天功ばりのあれでしょ。引田天功は奈良時代でも江戸時代でも似合いそうな気はします。

石を金に変える、草木を鳥獣に変える芸もあったそうですが、これは見たい。
遠い昔の話だけに、お伽噺のようなシチュエーションを想像するわけですが、だけどなんとなーく、卵が鳩にかわるとか、花が鳩に変わるとかそんな程度のような気が、しないでもない。

昔の人も、奇術・幻術の種明かしに盛り上がっていたような気もします。

編集: t:eeh

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