謎の伎楽1

お盆すぎには朝夕めっきり涼しい風が吹き、というご挨拶が恒例なわけですが、東京の気候はなんのその。いつまでも蒸し暑い風が吹いてます。
暑気払いに白い蓮の花を。
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8月12日のお昼頃お寺の池にたった一輪咲いてました。手前の葉っぱがすこし花を隠してますが、目にも鮮やかというか、涼しげです。

『日本古典芸能史』のあれこれを紹介していますが、今回は伎楽の巻。
かなり早い時期、允恭天皇のとき新羅から楽人80人が渡り、崩御の際に歌舞で弔したという記述が日本書紀にあるそうです。
2002年10月15日から19日に行われた東大寺の大仏開眼1250年慶讃大法要では、天理大学と奈良大学の学生さんによる伎楽の奉納があったのでご記憶の方もいるかもしれないですが、頭からすっぽりと被る大きな面をつけて舞う仮面劇です。

主な仮面の名前は、獅子、獅子子(ししこ)、治道(ちどう)、呉公(ごこう)、金剛、迦楼羅(かるら)、崑崙(こんろん)、力士、婆羅門、大孤(たいこ)、酔胡(すいこ)。

迦楼羅と治道の面は『日本古典芸能史』21〜23ページに載っています。東京国立博物館が所蔵する飛鳥時代の面ですが、エキゾチックだけど厳かさも感じさせる面です。
東大寺の大仏開眼1250年慶讃大法要の伎楽に登場した獅子はマンガチックでかわいい顔をしてました。
法要で使われたのはもちろん複製というか、新しく作られたものなのです。

とにかくよくわからない伎楽ですが、その面と舞はいったいどこからやってきたのか? 次回に続く。

編集:t:eeh

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