神保町で店番しながら考えたこと

神保町ブックフェスティバルにご来場の皆様、
武蔵野美術大学出版局のワゴンからお買いあげ
くださいましたお客様、
まことにありがとうございました。

手際よく商品を並べ、売れればたちまち袋に入れて
領収証をサッと書き、同時に釣銭を正確に渡すのは、
お隣のワゴン、中公美さんのベテラン営業マン。
一方、編集担当のハムコ、そもそも動作が遅いうえ、
どんな方が買ってくださったのか、
しげしげとお客様を見つめてしまうために、
ますます時間がかかってしまい・・・
500円と100円を間違えてお客様に注意をされたり、
慣れない店番をどうかお許しください。

慣れないながらも、目の前で自分の担当した本が、
じっくりと吟味され、ニッコリしながら
「これください」と言われるのは得難い経験です。
今年の人気NO.1は田中正之先生編『現代アート10講』
担当者冥利につきます。
『カンターパンチ』は『本の雑誌』11月号に円城塔さんが
とりあげてくださったせいなのか、これも好調でした。

昨年は初出店で、何もわからないまま終わりましたが、
今年はいかにも美大生、あるいは美術関係といった
若いお洒落なお客様が目立ちました。
こんなにも若い読者に支えられていたのか・・・
これからも若い読者の期待を裏切らないよう、
良い本をつくらねば!と、決意もあらたにした
神保町の2日間でした。
[編集:ハムコ]

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