ケセラセラ

もう6年前になりましょうか…新潟県中越地震。
あの地震がなければ気づかなかった、知り得なかった、人の心のちから。

私は、呑猫さんと同じ新潟出身です。
実家は、まさに最大震度6強といわれた震源地のそばでした。
ムサビに入ると同時に、もうずっと東京で生活しているので、ニュースを見た時は、
実家でいったい何が起こっているのか…ほんと、頭がまっしろ。
当時一緒に暮らしてた姉と、無言のままテレビの画面をただじっと見つめるだけで、
何もできない動けないどうしようもないもどかしさ。

運がいいのか悪いのか、その時父は出張で上京していて、父が来た時、私たちは父に抱きつきました。
抱きつくっていうか、しがみつくっていうか…まぁ、そんな感じで。
でも、父がここにいるってことはつまり、新潟では母一人(と犬)だけな訳で…余計に心配。
翌日、まだ交通もライフラインも復旧してない状況の中、朝いちで父は母のもとに向かって出発しました。
「車も電車も通れないのにどうやって行くの?」
「お父さん、山で育ったんだ!心配するな。」
父の背中が、とっても大きく見えた瞬間でした。と同時に、父の母への愛を強く感じた瞬間でもありました。

何日か後、一部の交通がやっと復旧したころに、私もやっと帰省しました。
いちばん驚いたのは、みんなが笑いながら片付けや復旧作業をしていること。
世間の報道とは裏腹に、全然深刻じゃないっていうか…(いや、深刻なんだけど、それを感じさせないっていうか)
しばらく近所のみなさんと外でご飯を作ったり、車の中で寝るという日々が続いたけど、
「キャンプみたいだて〜」「楽しいろぉ〜」って、おじちゃんやおばちゃんが言ってる。
余震で震度3とか4が来てるのに、「また来たてぇ〜」なんて、横になりながらタバコふかしてる親戚のおじさん。
何がすごいって、そう思える心の強さ!
みんな、知ってるんだ。自然には抗えないことを。目には見えないけど、確かにそこにある自然の秩序のようなものを感じながら、
大きな気持ちで受け入れの態勢でいる人たち。

おじさん曰く…
神様のミッションは、今以上に成長できる人に与えられるんだって。
神様に、何か考えがあって、そうしているんだろうから。
今何か、受け入れがたい大きな変化が起こっていたとしても、何年後かに必ず、「今」の意味を知る時が来るから…

私は新潟の田舎町で、地域ぐるみでこの大きな心の人たちに育てられたことを、本当に心から感謝しています。
その優しくて大きな心に近づけるようになりたい。

…なんで今日こんなブログにしたんだろ。
気づいたらめっちゃ長いし…
特に意味はないんです。

[総務:ピロイ]

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