特別活動

110112_梅

寒い日が続いていますが、出版局の近所では早くも梅(?)が咲きはじめました。早すぎ? そんなことないのかな。ただ寒い冬が続いているのではなく、着実に春に向けて少しずつ変化しているのですな。

教科書制作も大詰めです。
今年担当しているのは教育課程の一領域「特別活動」に関する一冊。
題して『未来の教師におくる特別活動論』。
みなさん、「特別活動」を知っていますか?

小学校から高等学校までの各段階で展開される教育活動は、国語や理科などの「教科」、「道徳」(小学校・中学校)、「外国語活動」(小学校)、「総合的な学習の時間」そして「特別活動」によって構成されています。では「特別活動」とは何か? 
「学校での教育活動」−「教科」-「道徳」-「総合的な学習の時間」=「特別活動」
著者の伊東毅先生(武蔵野美術大学教授)は、こんな公式を、精度は高くない、例外もあるが、と断った上で、本書の冒頭に掲げています。つまり、学活や給食、修学旅行、ボランティア活動、体育祭、入学式、卒業式などは、みーんな「特別活動」なのです。知ってました? 私はこの担当になるまで、知りませんでした。

ちなみに、例外というか「特別活動」に含まれない活動としては、意外にも「部活動」があるんです。でも、「クラブ活動」は「特別活動」なんです。
う〜ん、訳がわからない! と思ったあなた。ぜひ、この教科書を手に取ってみてください。きっと疑問が解けるはずです。

学校生活で多様な領域を担う「特別活動」は、児童・生徒に与える影響も大きいものだと想像できます。裏返せば、有効に活用すればよい学校生活の基礎にもなり得る可能性を秘めているということです。
本書では、60年ぶりの教育基本法の改正後初の改訂が行なわれた最新の「学習指導要領」の項目一つひとつに沿って、丁寧に考察していきます。伊東先生は、本書は教師になる前にぜひ読んでほしい! そして「特別活動」の目的と展開を今の時期に十分に考えた上で教育の現場へと臨んでほしい! そう熱く語っています。

この教科書が通信生のみなさんのお手元に届いたり、書店に並ぶ頃には、桜の開花が話題にのぼりはじめていることでしょう。先のことのようであっという間ですからね。最後にもうひと頑張りして、よいものに仕上げたいと思います。ご期待下さい。

(編集:凹山人)

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