アンドロメダ銀河と天神さん

本日で暑中はおしまい。明日から残暑ですが、少し前からゴロゴロと遠雷が不気味に鳴り出し、雨が降り出しました。
一昨日だったか、京都の親類(といってもいとこのお嫁さん)から

「えらい雨が降って、京都駅が浸水した。雷は落ちるし、天神さんが怒ってはんで。えらいこっちゃ」と連絡がありました。
いま武蔵野市に雷がドンドン鳴ってます。えらいこっちゃ。

天神さんとは菅原道真で、北野天神絵巻には怨霊と化した道真が雷をばんばん落としている場面が描かれてます。

アンドロメダ銀河のほぼ全体を一度の撮影で捉えたというニュースとその映像のこと書こうとして、鳴る音に、つい寄り道しました。
アンドロメダ銀河は地球から約239光年の彼方。その直径は22〜26光年だそうです。いま調べた。

光年は光が真空のなかを一年かけて進む距離なので、
アンドロメダ銀河の光が地球まで届くのに約239年かかる、
ということは映像は約239年前のアンドロメダ銀河の姿です。
(239年前は江戸時代。1774年に杉田玄白が解体新書を出版と。ま、道真が生きた1200年前よりは最近のことです)。

1光年をメートルに換算すると、なんと、9 460 730 472 580 800メートル。これに239をかけるといったい何メートルになるのか、t:eehの電卓では全く太刀打ちできない。

9000兆?なんちゃらメートル×239。そしてアンドロメダ銀河の端から端までは22もしくは26×9 460 730 472 580 800メートル。

もはや無限でしょ。無限というか永遠というか。
永遠を撮影しちゃったのか…。
しかも銀河の中の星ひとつまではっきり見えるという克明さ。
永遠を克明に激写しちゃったんですね…あんぐり。

編集:t:eeh

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