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著作権者の皆様へ(Googleブック和解に関する緊急かつ重要なお知らせ)

2009年8月27日
株式会社武蔵野美術大学出版局

 皆様にはご清祥のこととお慶び申し上げます。日頃は小局の出版活動にご支援・ ご協力を賜り御礼を申し上げます。
 さて、「Googleブック検索訴訟」の和解案について、和解管理者の新聞公告およ び全国紙報道でご存じの先生も多いかと存じます。これは米国Google(グーグル) が、権利者(著作権者・出版社)の許諾を得ないで出版物をデジタル利用・販売し たとして、米国の作家組合・主要出版社から訴えられていた裁判に関しまして、昨 年10月に和解合意に至ったものです。
 和解案の主な内容といたしましては、グーグルは、これからも出版物をデジタル 化して利用・販売することはできるが、これまで無断で利用してきた出版物の対価 (1冊60ドル)と今後の該当利益の63%を請求に応じて権利者に支払うものとする、 また権利者は、グーグルのデータベースから出版物のデータを削除するよう要求で きる、というものです。
 デジタル化された出版物の中には、米国国内で刊行されたものだけでなく、世界 中の国々(当然日本も)で刊行された本が含まれています。著作権は、国際条約で あるベルヌ条約を批准したすべての国で同等に保護されており、また今回の訴訟が 集団訴訟であったことから、今回の和解案が、米国内のみならず日本の著作権者・ 出版社にも及ぶことになりました。
 権利者として取りうる選択肢は2つで、和解提案に参加して上記の請求や要求の 手続きを行うか、あるいは和解提案に参加しないかです。参加しないを選択した場 合、請求や要求はできません。
またグーグルを著作権侵害で訴えることはできますが、各自の費用負担で行わなけ ればなりません。和解に参加しない場合は、今年5月5日までにグーグルに対して申 し入れをする必要があり、それをしない場合は自動的に「和解提案に参加する」も のとみなされます(その後、今年9月4日までに延長されました)。
 武蔵野美術大学出版局では、さまざまな事情を熟考した結果、和解提案に参加し て、著作権者ならびに出版社の当然の権利を主張して上記の請求や要求を行ってい くことが最善の策と考えています。
ただし、これは著作権者の皆様の選択肢をせばめるものではありませんので、もし 「和解提案に参加しない」旨をグーグルに申し出ようとお考えの方がいらっしゃい ましたら、小局まで至急ご連絡をいただきますようお願いいたします。
 詳細に関しましては、Googleブック検索著作権集団訴訟和解のための和解管理ウ ェブサイトか、日本書籍出版協会サイトにある解説をごらんください。

・Googleブック和解(和解管理ウェブサイト)
http://www.googlebooksettlement.com/
・ 社団法人日本書籍出版協会「Googleとアメリカ作家組合・出版協会会員社と和 解について」
http://www.jbpa.or.jp/


【お問い合わせ】
本件に関して、ご不明な点や小局の対応についてのご意見などがございましたら、 下記までお問い合わせ願います。

〒180-8566
東京都武蔵野市吉祥寺東町3-3-7
株式会社武蔵野美術大学出版局
Google担当者まで


[ 2009/8/27 更新 ]

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