2010-07

MAUPのヒミツ

ムサビの夏、出版局の夏

ムサビは前期の授業が先週で終わり、今週来週と補講やら試験やらがあるものの学生は完全に夏休みモード突入の時期。その通学生のいない時期(今年は今月26日から)に鷹の台キャンパスで、およそひと月に渡って行われるのが、通信教育課程の夏期スクーリングです。毎年、全国から大勢の学生さんが集まり、連日熱い授業が行われます。限られた期間、それもそれぞれが何とか都合をつけて参加しているからか、通信の学生さんは通学生よりも確実に熱気に溢れている感じを受けます。で、この期間、普段吉祥寺にある研究室や事務室も丸ごと(文字通り、人も機材も一式丸ごとです)鷹の台に移動するのですが、その引っ越しが今日明日で行われるようで、...
MAUPのヒミツ

MAUP御用達

昨日夕刻、吉祥菜館にMAUP大集合。吉祥寺南口より徒歩三分、この中華料理屋のおやじさんは手がすくと胡弓を弾いてくれたり、老酒をガンガン呑む我々に「仲がいいねー、姉妹みたい」と云うやすらすらとその場面を漢詩につづってくれたりする。ウワバミのように呑む奴もいれば、ベジタブルオンリーもいるというMAUP集団が仲良く食卓を囲むにはこの店しかない。北京ダックコース(しかも安い)を堪能する一方で、おばさんはベジタブルオンリーにむかって「チャーハン食べる? たまご大丈夫? ねぎ、ダメ? オイスターソース嫌いね?」と、それはそれは優しい口調で聞いてくれる。おばさんの口調は「誰にでも美味しく食べさせてあげたい!...
日常の業務

なんとか…

shin-seiさんが異動になられて…(お元気ですか?)いろいろ慣れないお仕事をやっています。めくるめく数字の世界にいざなわれております。普段使わない脳のどこかの部分をムリヤリ引っ張りだしてる感じで…周りのたくさんの方たちのお力をお借りしながら、なんとかやってみています。今日はこれからshin-seiさんの送別会です。久しぶりの再会ですね。[総務:ピロイ]
やめよう自慢

iPadの似合ふ人

iPadの発売以来、紙媒体と電子媒体について話題にのぼる機会が増えました。大方の意見としては、紙媒体が電子媒体に淘汰されることはなく、共存してゆくだろう。しかしそうなると紙媒体は紙媒体としてのアイデンティティをますます厳しく問われるであろう・・・となるようです。ハムコ周辺でiPadを「買ったよ!」と自慢した人は酒井道夫名誉教授おひとり。しかも、所有権は奥方様にあるとか。実際に使いこなしている人に会ったことがないなぁ。と、思っていたら、先々週末に歯科医院で説明を受ける際に院長先生が奥からiPadをもってきて、ネットに接続、サイト上のデータを見せながら説明をしてくれました。ハム「わぁ、iPadはじ...
イベントのお知らせ

造本装幀コンクール表彰式

7月10日、第44回造本装幀コンクールの表彰式がありました。これは東京ビッグサイトで開催されている国際ブックフェアの併設イベントでもあり、ブックフェア会場には受賞作品が一堂に展示されます。土曜日で、ブックフェア会場はたいへんな人出でした。表彰式と記念パーティーは会場近くのレストランで行われました。文部科学大臣賞、経済産業大臣賞、東京都知事賞の三賞、審査員奨励賞(5作品)、日本書籍出版協会理事賞(9作品)、日本印刷産業連合会会長賞(12作品)のほか、後援団体賞4作品、国民読書年特別賞1作品の総計34作品の表彰です。たいへんな盛会でした。『ジョン・ケージ 混沌ではなくアナーキー』が受賞したのは、三...
未分類

シブヤ文教堂のMAUグッズ棚の御紹介!

いままでご紹介するのが遅くなっておりましたが、文教堂渋谷店で設けていただいているMAUグッズ棚の御紹介です。シブヤの一等地に、これだけの棚!坪いくらかって話。ほんとうにありがたく思っております。文教堂さんは、今年あらたに芸術書の棚が1Fに移動。場所も広くなって充実した書籍がならんでいます。MAUグッズだけではなく、出版局の本も置いていただいているので、ぜひお立ち寄りください。また今日は東大・生協駒場書籍部さんにフェア用品などの搬入・設営をしてきました。こちらの様子はまたのちほどお知らせしますね。[営業ずっち☆]
イベントのお知らせ

宇宙ヨットと石元さん

宇宙ヨット「イカロス」が帆の展開に成功!というニュースが届いたのは、はやぶさが長い旅から帰還するほんのちょっと前だった気がします。暗黒に極薄の膜を広げてキラキラ輝く姿は優雅でもあり、孤独でもあり。ゆっくり旋回するイカロスの姿を眺めつつ、この映像を送ってくれているカメラの存在を強く感じたものでした。で、それがなぜ石元さんと関係あるの、という話です。関係はないです。イカロスの優雅な姿を眺め、t:eehが石元さんの写真を思い浮かべたという話です。いや、だってね。石元さんの写真の黒の深さがただごとではなく、帯にもあるように、black-blackness-darkness---(これは、カメラの詩人と...
日常の業務

受賞図書

10日(土)、東京国際ブックフェアでの造本装幀コンクール授賞式を控えて、ハシャイでいるMAUPです[審査委員奨励賞『ジョン・ケージ 混沌ではなくアナーキー』]。今年は4月に『デザイン学』が竹尾賞をいただき、ああスポットライトがまぶしいわ〜という感覚ですが、MAUPも仲間に加えていただいている大学出版部協会の「受賞図書」にもご注目くださいませ。3月に大学出版部協会のデータベース構築が完了し、あわせてWebもリニューアルしました。まだ、修正・追加の途中ではありますが「受賞図書」「主題による書籍紹介」が整いました。リニューアルした途端、参加32大学出版部から、やんのやんのといわれ追加作業が増えていく...
MAUPのヒミツ

もっとルビを!?

「ボコやま、ボコやまぁ〜」いくら呼んでも凹山人から返事がない。「ボ・コ・や・ま!」後ろから本人の前に回りこんで呼んでみるが、キョトンとした顔の凹山人。もしかして・・・ハム「凹山人って書いて、なんて読むの?」凹山「おうさんじん、ですよ。他になんて読むんですか」ハム「ボ、ボコ、ボコやまびと!」凹山人は静かに怒っていたようだが、読めませんよねぇ。ルビ(ふりがな)が必要なとき、編集者は原稿に「要ルビ」と書いたりします。〈凹山人〉はぜったいに「要ルビ」だな。ルビを振るかどうか、これといった決まりはありません。初学者が読むのか、専門知識のある人に向けての本なのか、本ごとに著者と編集者が相談して、ルビを振る...
フェア情報

☆星に願いを…☆

最近たくさんフェアのお話いただいております。紀伊国屋書店では「学市学座フェア」というフェアが毎年あり、大阪•広島に続き、今度は福岡店で開催されます。その出荷準備はこんな感じでございます。東大生協(駒場書籍部)さんでも、『ムサビオリジナルグッズフェア』をしていただけることになりました。7/9〜8月末日の予定です。…もう7月ですねぇ。早い。7月といえば七夕☆ 最近いろんなところで、短冊にお願いごとを書いて笹に結ぶようなイベントスペースを見かけます。見つけると、とりあえず参加してしまいます…☆今まで、七夕の短冊に書いて願ったこと、3回叶ってます。(ほんとですっ!!)そのうちの二つはささやかな願いでし...