2015-10

刊行・販売案内

『保田龍門・保田春彦 往復書簡 1958-1965』【特装本】限定販売

昨日から粛々と作業をし、本サイトで華やかなお知らせをしております。その1:『保田龍門・保田春彦 往復書簡 1958-1965』【特装本】限定販売その2:MAUGOODSの新商品「b-bagキナリ」の紹介おお!というできばえの写真付きでの紹介なので、ぜひ本サイトをご覧ください。その1については、繰り返しのお知らせになりますが、東京・渋谷のギャラリーTOMにて本書に登場する彫刻家の保田龍門(父)・春彦(子)の「家族の肖像」展が開催中です。[制作:呑猫]
日常の業務

戦慄せよと音楽は言う

って、ちょっと大げさなんですけど、いま音楽の本を作ってます。武蔵野美術大学通信教育課程の教科書ですが一般書店でも販売します。監修は『ジョン・ケージ 混沌ではなくアナーキー』の著者、白石美雪先生で、ほかに宮澤淳一先生、横井雅子先生の3人が執筆します。これまでのような西洋中心の地域別・時代別の音楽論とは異なるアプローチで音楽を捉え、いま現在の私たちの生活の中で「音楽の文化」がどのように広がっているか、その具体的な広がりを捉えよう、というすごく意欲的なもくろみがあります。ものすごくかいつまんで言っちゃうと、モーツァルトの「フィガロの結婚」と人形浄瑠璃「心中宵庚申」と韓国のパンソリが、「声」をテーマに...
武蔵野美術大学♥

2015年度武蔵野美術大学芸術祭「ART SPY」

10/24(土)〜26(月)に武蔵野美術大学鷹の台キャンパスで、芸術祭が開催されます。大学生の作品展示、模擬店にフリーマーケットなどさまざまなイベントが開催されます。世界堂&MAUPでは、1号館1階前で、25日(日)10時から15時の間、出店いたします。出版局もそこで楽しい商品(?)を企画しています。(詳細は出店担当のピロイから後日あるかも)楽しいお祭りの3日間。大学受験を考えている方、そうでもない方も、ぜひお立ち寄りください!日程:2015年10月24日(土)~2015年10月26日(月)10:00〜18:00屋台雑貨・・・10:00〜19:00(飲食店オーダーストップは18:30・酒類販売...
いぬ・ねこ・かえる

虫めづる坊主

セブン坊主は、空前の虫ブーム継続中。夏のカブトムシ、クワガタムシ熱に引き続き、現在は、バッタの仲間に夢中です。ちなみに、坊主はハチやアブのような昆虫は大の苦手。クモもだめ。かなり偏っていて、本物の虫好きとは言えないのですが……。それでも、暇さえあればバッタを採りに行きたい! と主張し、親は親できらいじゃないもんだからお供してます。それにしても、身近にこんなに多くの種類のバッタの仲間が棲息しているとは、ととても驚かされています。トノサマバッタやキリギリスの、造形的なかっこよさにも気づかされました。セブン坊主が興味をもたなかったら、ひとくくりにバッタのままで見過ごしていたでしょう。こんな大きな(伝...
刊行・販売案内

Red or green

冬季限定の、赤いパッケージと緑のパッケージのお酒入りチョコレート。大好き。店頭に並び始めると、私の中では季節が変わります。‘赤’はラム酒。‘緑’はコニャック。…マッコリver.つくってほしい(笑)家で…赤い方は、なんか集中したいとき。緑の方は、な~んかリラックスしたいとき。って、なんとな~くですけど気分で食べ分けていました。無意識に。でもそれってきっと、パッケージの色の効果がちゃんとあって(味もそうかもですけど…)。色彩心理学によると、‘赤’は、集中•活力•情熱etc…‘緑’は、安らぎ•癒し•平和etc…赤と緑は補色でもありますしね。クリスマスカラー☆色彩心理に基づいているかはわかりませんが、...
ひとりごと

腰痛と『ホスピタルギャラリー』

ここ1か月ほど、さほどひどくはないがまたしても腰痛に苦しんでいる。低反発クッションなるものを購入して椅子の背に当て、ごそごそしながら仕事。。。よくなってきた、と油断して、古めかしい喫茶店のソファーで長時間、打合せをしたのが悪かったのか、「時間をかけていない割には、よく書けている」という某氏の一言にムッとしたのがいけなかったのか、いっこうに良くならない。あるデザイナーさんに、ギャラリーに掛かっている額のサイズをメールで問い合わせた。折り返しきた返事にはpdfが添付され、ポスターの寸法と、額の寸法が実にわかりやすく、きれいにレイアウトされていた。・・・こういう人にわたしはなりたい。日々ぼやき、愚痴...
耳寄りなお話

本日より!日本いけばな芸術展

お花見というと桜が連想されますが、いけばな展での鑑賞も素敵です。本日より、東京・日本橋高島屋において100を超える流派のいけばなをみることができる「日本いけばな芸術展」がスタート!2日づつ作品がいれかえられ、第4次展10月14日まで開催されます。いけばなというと、こじんまりしていたり、床の間のイメージがありますか?そんな方こそ、ぜひ足を運んでいただきたい。大胆な造形作品群を目にすることと思います。私は小原流いけばなを学んでいますが、別の流派の作品は純粋に「!」な衝動があったり、先生の作品を「素敵!」と写真を撮っている方に接すると嬉しくなったり。師事する伊藤庭花先生は、第2次展(9日[金]10日...
企画?つぶやき?

秋の夜長に読みたい10冊〜大学出版部協会編

めっきり秋らしくなってきました。少し前に、ワタクシのまわりと言うか、個人的にやっているツイッターで[#本棚の10冊で自分を表現する]と言うお題目がでていて、この話題に皆さん、大変盛り上がっていたようです。ただ好き、というだけではない、「自分を表現する」というところがツボなのでしょうね。ほとんどの方が、本棚から10冊を抜き出し、画像をアップしていたのですが、その面白いこと。小説、文学、詩集、画集、写真集、絵本、美術本、思想書、人文、哲学、自然科学、実用書、啓蒙書、ラノベに漫画。ジャンルの指定はありません。みなさんの選んだ10冊を見ていると、ひとりひとりに趣味や思考(嗜好とも)が共通していて、その...
いぬ・ねこ・かえる

酔芙蓉

酔芙蓉の季節です。夏をすぎてやたら茂ったモクレンの枝を整理したら酔芙蓉がよく見えるようになりました。よく咲いて、咲き終わった花がぽたぽた落ちる。これが、小さな手鞠のようでとてもかわいいのですが、こんなふうに。直径3センチくらいかな。ひっくり返したらこうなります。ね。裏も表もたいそう愛らしい。だけど放ったらかして雨にぬれると悲惨なことになるので、つまりグチャグチャに溶け出してしまうので、昨日のうちに落ち穂拾いならぬ落ち花拾い?をすませました。絶世の美女と言われた小野小町の九相図が京都市の安楽寺にあります。九相図というのは、人が死んで野ざらしになり白骨になるまで、九つの段階の相を描いたものです。咲...
刊行・販売案内

『日本画と材料――近代に創られた伝統』発売!

荒井経著『日本画と材料――近代に創られた伝統』。この週末、いよいよ発売開始です!ジャケットは著者、荒井経先生の作品を使った、馬面俊之さんによるデザイン。作品がそうだからということもあるでしょうが、大変に品のある、キリッとした仕上がりです。中身がおもしろいのは当然ですが、外見もなかなか魅力的。書店店頭に並でいるのを見かけたら(早いところでは、今日から並んでいるかも)是非、実物をお手にとってみてください!よろしくお願いいたします。(編集:凹山人)