2016-10

日常の業務

キラキラアイテム

先日の、ずっち☆さんの倉庫見学ブログの続きになりますが…ド迫力でした!効果音つけるなら、まさに‘どーんっ!!’って感じです。ここで、見学中に一目惚れした、こちらの倉庫オリジナルアイテムをご紹介。車輪付き作業台です。…コレ、MAUPにもほしい。正に、現場の作業工程で生まれた優れもの!!ちょうど腰の高さで、しゃがんだり持ち上げたりの作業もなく、運ぶ作業もそのままスルスル~っとコレ1台でこなしちゃう。で、これが何台もスタンバイしてて、作業量、出荷量によって合体させたり切り離したり…臨機応変、自由自在、華麗に動く訳です。私には、やたらとキラキラして見えたので、‘キラキラアイテム’と勝手にネーミングさせ...
いぬ・ねこ・かえる

さかなクンの気持ちがわかった瞬間

ひょんなことから、さかなクンの師匠・奥谷喬司先生と親しくお話しする機会にめぐまれた。少年時代のさかなクンはテレビでタコの解説をしていた奥谷先生に憧れ、ファンレターを出したら「日本にはタコや海の生き物の研究者は少ないので、 一生懸命勉強してタコの先生になってくださいね」という優しいお返事が来て、すっかりその気になって現在に至る・・・この話はとても有名だ。初めて奥谷先生にお会いして、名刺とともに御挨拶したところ、ちょっと困った顔をされて「今日は名刺を持ち合わせておりませんで」と仰った。「とんでもないことでございます」と、そのあとはほとんど無礼講で楽しくビールを呑んだ。その翌々日、奥谷先生から封書が...
MAUPのヒミツ

本が出発するところ[倉庫見学報告]

MAUPの書籍は、社外倉庫として、埼玉県朝霞市にある倉庫の会社(O倉庫さん)に管理をお願いしています。取次への出荷、返品、改装作業など日々お世話になりっぱなしながら、なかなか伺うことが出来ずにおり、ケロT取締役、ハム子編集長、ピロイ、ずっち☆の4名で久々の訪問となりました。まずは、埼玉県朝霞市にある出品センター(新本管理・本を出荷するところ)へお邪魔しました。↑注意:全部MAUP本ではないですけどね。ここまでは、本の晴れ舞台です。そして、この後、少し離れた改装センター(書籍を綺麗にお化粧直しするところ)と車で一時間もかかる先にある受品センター(返品された悲しい書籍たち)と、合計3箇所の倉庫を見...
イベントのお知らせ

そんな季節です

今日の東京地方は、日もさしてわりと暖か。でも、吹く風はひんやりとして、すっかり秋の気配です。そんな中、ムサビ恒例行事のDMがMAUPにも届きました。「2016年度武蔵野美術大学芸術祭」日々の創作活動の集大成として盛り上がる宴、開幕!今年のテーマは「まうかくし」会期:2016年10月29日(土)〜10月31日(月)時間:10:00~19:30会場:武蔵野美術大学鷹の台キャンパス今年も展示やイベント、模擬店も盛りだくさんの様子。そんな中、個人的に注目するイベントはこれ。「美術館の壁面を使ったプロジェクションマッピング」10/2919:10~10/3019:10~中央広場にてすっかり恒例になりつつあ...
ひとりごと

MAUPのしおり

MAUPではけっこうオリジナルのしおりを作ってます。しおりって、あれです。読みかけの本に挟むとっても重宝なあれです。コレクションのようにたくさんある中からいくつかご紹介します。5枚並べると画像がちいさくなって魅力半減な気がしました。こんどは一枚ずつ大きく載せます。画面に向かって右から田中功起著『必然的にばらばらなものが生まれてくる』富松保文訳・注『メルロ・ポンティ『眼と精神』を読む』白尾隆太郎監修『graphicelementsグラフィックデザインの基礎課題』今井良朗編・著『絵本とイラストレーション 見えることば、見えないことば』白石美雪著『ジョン・ケージ 混沌ではなくアナーキー』いずれも刊行...
ひとりごと

品質と価格と

月末〆の請求書確認にくわえて、来年度予算のため大学受注による制作物の見積書作成がつづく毎日。数字とにらめっこの毎日。つたない私の電卓打ちだけでなく、Excelさんの登場によって、基本的な関数や並び替えを行うことで、1人で「複数の眼」的な確認ができるのは、ありがたいこと。ありがたいといえば、ネット印刷。少ない部数、少ない予算で印刷物を制作する時、仕様を指定すれば、見積りがweb上で一覧になっているありがたさ。パパッと比較できるありがたさ。本日は、先日ネット印刷にオーダーした売り上げカードが印刷通販@グラフィックから届いた。丁寧な梱包で、不足数量分だけ注文できて大助かり。ネット印刷の中では、わりと...
日常の業務

ムサビオリジナルグッズ続々新登場!

武蔵野美術大学出版局では、大学オリジナルグッズ[MAUGOODS]を企画販売しています。◎2016年6月販売「MAUキャンバストート」カラー5種◎2016年7月販売「美風呂敷」◎2016年7月販売「MAUナップサック」カラー4種そして!10月下旬にはまた新作が登場する予定です!書籍も勿論ながら、グッズもどうぞよろしくお願いいたします〜。[営業ずっち☆h]
ひとりごと

しかし、平穏に進行なう

来春の刊行予定で、現代芸術論の教科書を制作している。図版の版権処理が厄介である。しかも高額である。日本以外は、メールを出してもなかなか返事が来ない。最近ではレイアウト提出を求められる場合もある。提出しても、さっぱり返事がない。間に合うだろうか・・・この図版が使えないと、文章そのものの変更を著者に依頼しなければならない。ドキドキする。作者のクレジット、画像データを提供した美術館のクレジット、マルシーが2つもならぶ。間違いではない。アメリカの美術館のクレジットには寄贈者名がはいったり、「購入番号」がつくこともあり、はなはだ長い。なにか忘れそう。ふたたびドキドキする。日本の作家さんと直接、連絡をとる...
ひとりごと

心、食べる(?!)

先日の、東京国際ブックフェアと同時に開催された、「第34回日本•韓国大学出版部協会合同セミナー」。ピロイもハムコさんと参加させていただきました。日韓それぞれの、大学出版部における出版及び編集について、有意義なお話を拝聴することができました。ありがとうございました。そして、個人的には韓国語の勉強にもなり、一石二鳥どころか、一石で五羽くらいGETできた気分です(笑)ここで、全然関係ないですがf^_^;)私が個人的に好きな韓国語を一つ。「決心する」という言葉ですが、日本語だと字の如く、「心を決める」ですけど、韓国語で「決心する」は、「마음을먹다」(=心を食べる)と、いいます。食べちゃったら、もうやる...
日常の業務

うらやましい話

10月の最初の月曜日。「o先生の原稿全て入りましたよ」という凹山人の晴れやかな声が響きました。思わず、心の底からため息とともに「いいなあぁぁぁぁぁぁぁぁ」という声が出た。あまりにもうらやましくて、おどろおどろしい声になっていた気も。凹山人が見せてくれた工程表に白地はなく、すべてグレーの網掛けになっていて、つまりそれは「全ての原稿が入ったぜ!!えへんっ」を示す、編集者にとっては垂涎ものの、それはそれは見事な工程表なんですよ。うらやましい。t:eeh担当の教科書も本日締め切りでしたが、複数の執筆者からなんの連絡もなく、たった一人だけ、「全く進んでいません」という青ざめるメールが届いただけでした。思...