2018-10

日常の業務

「wear」と「ware」

もうすぐ入稿! というタイトルの本文にわんさか「wear」という文字が登場する。4つのアルファベットを組み合わせた単語、あろうことかずっと「ware」だと思いこんでいた。これまで「software」という表記はよく目にしていたからだろうか。いやになるなあ。私の名字はよく読み間違いをされ、ふりがなをふってあっても間違って呼ばれると「思いこみで呼ばないで!」とプンプンしちゃうくせに。今日は、そのタイトルの最終確認。pdfで検索もかけたし、もう、誤りはない!と思いたい。[制作:呑猫]
いぬ・ねこ・かえる

待ち時間は大事

「t:eeh、今日ブーやんけ」という厳かなハムコの声が鳴り響いて我に返った、というより悲鳴を挙げてしまった。朝からお昼までは憶えていた。だけど今この瞬間、すーっかり忘れていた。これが実に危ないのである。ちなみに、ハムコは生まれも育ちも東京なのだが、ルーツが西のほうにあり、ときどきものすごく年季の入った関西弁を使うのである。本作りには、いくつかの「待ち」がある。最初に、著者から原稿が入るのを「待つ」段階。これは待つより、しつこくしつこく催促することのほうが多いかもしれない。次に本文組がデザイナーから届くのを待つ時間。これは本の骨格とか姿形が定まる瞬間で、テキストにデザイナーがどんな風貌を与えてく...
いぬ・ねこ・かえる

遠藤彰子先生のNHK「日曜美術館」

昨日の朝9時、NHK「日曜美術館」は待ちに待った「巨大な絵画にこめたもの 画家・遠藤彰子の世界」。まずはアトリエのアップ、そして玄関から遠藤先生が登場するや、司会の小野正嗣さんが「あ、妖精の家から妖精が出てきた!」と言ったので爆笑してしまった。ホント、見ている人はみんなそう思ったに違いない。アナウンサーの高橋美鈴さんは、巨大な作品の前に立って、口をぽかーっとあけて見上げていた。理知的な彼女が、あんな顔をしているのは珍しい。けれども、そうなの、そういう顔になっちゃうの。嘘がないというか、自然体というのか、みんなが遠藤先生の世界に巻き込まれてゆくのが嬉しくて仕方ない、そんな番組になっていた。しかし...
武蔵野美術大学♥

NHK Eテレ「日曜美術館〜巨大な絵画にこめたもの~画家・遠藤彰子の世界~」10/14(日)9:00〜

遠藤彰子先生(武蔵野美術大学客員教授)がNHKEテレにご出演されます。新作の「海暮れゆけばただ仄かなる」の制作風景を中心に、過去の作品の紹介やインタビューなどが放送されるそうです。500号もの巨大な作品に向かう、遠藤先生の情熱的なお姿を目に焼き付けたいと思います。またMAUPでは昨年、武蔵野美術大学12号館地下展示室で開催された「遠藤彰子展“CosmicSoul”」の公式図録、『遠藤彰子CosmicSoul』のサイン本、と遠藤先生オリジナルの手ぬぐい、ビニ傘、扇子やポストカードなどもご用意しています。今回の放送を記念して、購入者様へ缶バッチをお付けします。サイン本もバッチも数量限定ですので、お...
イベントのお知らせ

武蔵野美術大学芸術祭

今年もこの季節がやってまいりました!『武蔵野美術大学芸術祭』!!日程:10月26日(金)~10月28日(日)時間:10:00-19:30(入退場自由)場所:鷹の台キャンパス芸術祭特設サイトはこちらです。今年のテーマは、『アート•マハル』小人達がかけた魔法によって、この3日間、ムサビにどんな世界が出現するのでしょうか。コンセプトが、妖怪だったり、ゲームだったり…いつも、かわいい。今年は‘マハル’ということで…「王冠宮殿」。そして、日程が完全にかぶっておりますがf^_^;)こちらも。『第28回神保町ブックフェスティバル』日程:10月27日(土)•28日(日)書籍と、ムサビオリジナルグッズを、超特価...
イベントのお知らせ

関野吉晴 ワンダースペース

台風の到来も一段落ついた様子で、落ちついた空模様の今日このごろ。来週15日(月)より、関野吉晴先生の展覧会がムサビの美術館を中心に開催されます。「関野吉晴ワンダースペース」会期:2018年10月15日(月)―11月10日(土)時間:10:00―18:00(土曜日・特別会館日―17:00)休館日:日曜日 10月25日(木)、29日(月)    ※10月28日(日)、11月4日(日)は特別開館日会場:武蔵野美術大学美術館 展示室2、アトリウム1・2、   南北地下通路(ガレリア)、14号館地下ギャラリー入場料:無料「関野吉晴[1949-]は、人類がアフリカから南米大陸まで拡散した5万キロもの道のり...
耳寄りなお話

やっぱり教育勅語ブーム

昨年春の教育勅語ブームで、本学伊東毅教授のご共著『道徳科教育講義』にいろいろご注目を頂きました。このブームは下火になったと思ったのですが、また記者会見で発言された新大臣様もおられたようで、ふたたび教育勅語ブームの再燃となったようです。 本学には世界の〇〇と呼ばれるご高名な作家、デザイナーがおられますが、世界といえばやはり初代編集長・吉野源三郎先生の『君たちはどう生きるか』の再ブームで注目の、雑誌『世界』ですね。 この11月号で、伊東毅教授のご共著が引用されています。国立市の増田書店様の特別のお許しをいただき、店頭平積みの様子を撮影しました。伊東毅教授の先輩にあたる、児美川孝一郎教授(法政大学)...
耳寄りなお話

こだわりの空間へ…

以前ブログでご案内いたしました、『吉田事物屋“STUDIOLO”』へ行ってまいりました~会場である「Galley子の星(ねのほし)」の雰囲気と作品が見事に調和。空間と作品との相乗効果というか、ケミストリーというか…思った通り、オシャレで素敵な空間に出会えました。吉田さんは、油絵学科出身ですが、一瞬、「…あれ?工デ(工芸工業デザイン学科)だったっけ??」と思うほどの… そうなんです。このテーブル!この、スコップが立てられている台!なんと、全~部、吉田さんの手作り!もう、家具職人です。(Wow!!レベル!!)テーブルの上のこの半球体も、板を何層も重ねて削って、作られたものだそうです↓この半球体と、...
イベントのお知らせ

第28回 神保町ブックフェスティバル2018/10/27(土)、10/28(日)

昨年に続き、東京・神保町で行われる在庫点数300万点、在庫冊数1000万冊、売場面積5000坪のブックフェアに出店いたします!昨年は、中央公論美術出版さんと共同ブースで出店したのですが、今年は、それぞれ1ブースずつ(隣り合わせの仲良し)で出店です。よりパワーアップして販売いたします。この2日間のみ、書籍のわけあり品などを特別価格で販売いたします。また人気の武蔵美グッズもお安くお求めになれます!ブックフェスの詳細は、こちらをご覧ください。*昨年は共同ブースということで、チラシに「武蔵野美術大学出版局」の名前がなかったのですが、今年は、ちゃんとあり…………いや惜しい、一文字間違っていました(´;ω...
ひとりごと

私をみとめて

この夏、amazonのカテゴリー修正ならびに書影サシカエを始めた。「手がすいたらやることリスト」3番目くらいの仕事で、去年夏からの課題、営業ずっち☆より、修正表を受け取っていたのであったが。ログインしてパスワードを入力して……というところで、こまったことが2段階認証。こうしたものは、これまで個人の携帯電話を登録しておけば、画面に数字があらわれて入力しやすいのだけれど、今回は共用の仕事で使用するログイン。相談の結果、会社の電話番号(音声)を選んだ。どうなるかというと、アクセスすると、電話がなり、番号だけ淡々といわれる。繰り返してくれて、それは親切だけど。別の人が、電話をとったらなんのこっちゃ、に...