ファシリテーションの技法アクティブ・ラーニング時代の造形ワークショップ

高橋陽一/著

ファシリテーションの技法
定価:2,420円(本体価格:2,200円)
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ワークショップなんて子どもっぽい?
ワークショップは学力を低下させる?
そんなことはもう言わせない!
それぞれの現場で活用できる技法書

『造形ワークショップを支える ファシリテータのちから』の改訂版。本来のワークショップの意味、歴史を踏まえ、学校教育における「手法としてのワークショップ」を明確にしたうえで、ファシリテータに必要な企画力、組織力、記録力を具体的に提示。生涯学習とアクティブ・ラーニングへの言及、過去に受講生から寄せられた質問、討議用の課題、参考手法を新たに加え、それぞれの現場ですぐに活用できる技法書。

高橋陽一(たかはし・よういち)
1963年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。武蔵野美術大学造形学部教授。日本教育史(国学・宗教教育)を専攻。単著に『新しい教育通義』、『美術と福祉とワークショップ』(いずれも武蔵野美術大学出版局)、『くわしすぎる教育勅語』(太郎次郎社エディタス、2019年)、『共通教化と教育勅語』(東京大学出版会、2019年)。監修に『ワークショップ実践研究』、共編著に『総合学習とアート』、『特別支援教育とアート』、『道徳科教育講義』、『新しい教育相談論』、『造形ワークショップ入門』、『新しい教師論』、『新しい生活指導と進路指導』、『造形ワークショップの広がり』(いずれも武蔵野美術大学出版局)、共著に岩波書店編集部編『教育勅語と日本社会』(岩波書店、2017年)、教育史学会編『教育勅語の何が問題か』(同、2017年)、駒込武/奈須恵子/川村肇編『戦時下学問の統制と動員 日本諸学振興委員会の研究』(東京大学出版会、2011年)、東京大学史史料室編『東京大学の学徒動員・学徒出陣』(同、1998年)、寺﨑昌男/編集委員会編『近代日本における知の配分と国民統合』(第一法規出版、1993年)ほか

登録情報
著者高橋陽一
ISBNISBN978-4-86463-099-3 C3037
体裁A5判/240頁
刊行日2019年04月01日
ジャンルワークショップ/教育
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目次

 

まえがき 

 

第1章 教育としての造形ワークショップ

第一節 ワークショップの語源から 

第二節 ワークショップの教育上の形式をめぐって 

第三節 ワークショップの教育上の目的をめぐって 

第四節 広がる造形ワークショップ 

第五節 造形ファシリテーション能力 

 

第2章 生涯学習社会と共生社会とワークショップ  

第一節 生涯学習社会 

第二節 共生社会のインクルーシブ教育 

 

第3章 アクティブ・ラーニングとワークショップ

第一節 歴史から見たアクティブ・ラーニング 

第二節 教育改革のなかのアクティブ・ラーニング 

 

第4章 企画力─問題発見能力と問題解決能力

第一節 企画力の立脚点

第二節 目的や目標は誰のものか

第三節 発想をまとめる第一段階企画書

第四節 企画を伝える第二段階企画書

第五節 参加を呼びかける第三段階企画書

 

第5章 組織力─コミュニケーション能力とプレゼンテーション能力

第一節 集団か個人か

第二節 プレゼンテーションとは

第三節 コミュニケーションとは

第四節 組織としてつなぐことの意味

 

第6章 記録力─記録と表現のプロセス

第一節 ワークショップ・リテラシー

第二節 記録と表現

第三節 個人情報と著作権

 

あとがき

索引

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