絵画の材料

三浦明範/著

絵画の材料
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定価:2,640円(本体価格:2,400円)
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自由で豊かな絵画表現への第一歩は、絵画の材料を知ることからはじまる。

多種多様な画材があふれ選択の幅が広がる現在、自らの制作に最適な材料にめぐり会うこと、それが表現そのものに直結する。その出会いのために、本書ではさまざまな材料を知り、それらの特性を歴史や成分組成等の化学の観点を含めて多角的に捉えながら理解していく。17世紀以降、ほぼ忘れられた存在となっていた描画材料「金属尖筆(メタルポイント)」を手に、新たな感覚で今の世界を描き出す画家が、経験を踏まえて縦横に語る、絵画制作のための材料講義。

 

 

三浦明範(みうら あきのり)
1953年、秋田県生まれ。武蔵野美術大学造形学部教授。春陽会会員。日本美術家連盟会員。
76年、東京学芸大学卒業。83-84年、文化庁派遣芸術家国内研修員。96-97年、文化庁派遣芸術家在外研修員としてベルギーに滞在。油彩画材料、15世紀フランドル絵画を研修。
主な発表として76年「春陽展」(80年新人賞、91年春陽展賞)、81年「東京セントラル油絵大賞展」(83年招待)、82年「昭和会展」(同83、84年)、84年「安井賞展」(同85、86、88、93年)、85年「具象絵画ビエンナーレ」、87年「日本の絵画新世代展」(同89、91年)、91年「両洋の眼・現代の絵画展」(同2009年)、91年「21世紀への証言展」、92年「21世紀の旗手展」(同93、94年)、97年“Maitres D'aujourd'hui”(ブリュッセル)、97年“Lineart”(ゲント、同98年)、98年“Masterpieces”(ブリュッセル、同00、02年)、99年「写実の世紀―冨田賞展」、04年“KunstRAI”(アムステルダム、同05年)、05年「第2回北京ビエンナーレ2005」(北京)、05年“PAN exhibition”(アムステルダム、同12、17年)、06年“Hedendaags Realisme”(アントワープ)、08年「旅展」、10年「The写実展」(同11年)、12年“Mokum 50 jaar”(アッセン)、17年「リアルのゆくえ展」「文化庁新進芸術家海外研修制度50周年記念展」などに出品のほか、個展多数。
主な論文・著書として「15世紀フランドル絵画の技法と材料」(『女子美術大学紀要 第29号』99年)、「金属尖筆(メタルポイント)によるドローイング」(『女子美術大学紀要 第32号』02年)、「下地塗料の開発」(『女子美術大学研究所年報 第1号』05年)、『造形の基礎』(共著、武蔵野美術大学出版局、20年)ほか。

MAU通信教育課程教科書
登録情報
著者三浦明範
ISBNISBN978-4-86463-107-5 C3071
体裁B5判変型 4色刷 160頁
刊行日2020年03月31日
ジャンル美術

目次

I 絵具
1.油絵具
(1)油絵具の成分/(2)準備したい絵具/(3)画用液/(4)油彩画の技法
2.合成樹脂絵具
(1)アクリル絵具/(2)アルキド絵具/(3)その他の絵具
3.水彩絵具・グアッシュ
(1)透明水彩/(2)グアッシュ/(3)水彩の技法/(4)水彩絵具用メディウム
4.テンペラ
(1)卵黄テンペラ/(2)卵白テンペラ/(3)その他のテンペラ
5.エマルション絵具
(1)O/W絵具(テンペラ・グラッサ)/(2)W/O絵具/(3)混合技法
6.その他の絵具
(1)水・油両性絵具/(2)エンカウスティーク/(3)フレスコ

II 素描の材料
1.木炭・鉛筆・コンテ
(1)木炭/(2)鉛筆/(3)コンテ
2.メタルポイント(金属尖筆)
(1)メタルポイントの材料/(2)支持体とプレパレーション/(3)経時変化
3.インク
(1)没食子インク/(2)墨・インディアンインク/(3)セピア/(4)ビスタ
4.その他の素描材料
(1)パステル/(2)クレヨン/(3)色鉛筆/(4)ダーマトグラフ(グリースペンシル)/(5)その他
5.フィクサチーフ

III 支持体とプレパレーション
1.木板
(1)天然木/(2)合板/(3)パネル
2.布
(1)支持体としての布/(2)キャンバス
3.紙
(1)和紙/(2)洋紙
4.その他
(1)羊皮紙/(2)金属/(3)その他
5.プレパレーション
(1)下地塗料/(2)キャンバスづくりの例(半吸収性下地)/(3)木製パネル(吸収性下地)の例

IV 顔料
1.体質顔料
(1)主な体質顔料
2.有色顔料
(1)無機顔料/(2)有機顔料
3.主な絵具の色名と使用顔料一覧

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