東京計画2019αMプロジェクト2019 

藪前知子・ gallery αM/編

東京計画2019
pp.22-23 毒山凡太朗
pp.54-55 風間サチコ
pp.88-89 Urban Research Group
pp.116-117 ミルク倉庫+ココナッツ
pp.156-157 中島晴矢
定価:1,800円(本体価格:1,637円)
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あらゆる「計画」が無効になる事態が起きたいま
思考を更新しつづけるプラットフォームとして
アートは機能しうるだろうか

武蔵野美術大学が運営するノンプロフィットギャラリー「gallery αM」で開催された「東京計画2019」の全記録。かつて丹下健三研究室が策定した「東京計画1960」を下敷きに、既存の枠組みに対して問いを投げかけるべく藪前知子(東京都現代美術館学芸員)により企画された連続展覧会。

参加作家:毒山凡太朗、風間サチコ、Urban Research Group、ミルク倉庫+ココナッツ、中島晴矢

【編者プロフィール】
藪前知子(やぶまえともこ)
1974年東京都生まれ。東京都現代美術館学芸員。これまでの主な担当企画に「大竹伸朗 全景 1955-2006」(2006)、MOTコレクション「特集展示 岡﨑乾二郎」(2009)、「山口小夜子 未来を着る人」(2015)、「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」(2015)、「MOTサテライト2017 往来往来」(2017)、「MOTアニュアル2019 Echo after Echo:仮の声、新しい影」(2019)など。「札幌国際芸術祭2017」(2017)では企画メンバーとして参加。日本の近現代美術についての寄稿多数。(2020年10月10日更新)

gallery αM(ぎゃらりーあるふぁえむ)
武蔵野美術大学の「M」に、未知数をあらわす「α」を冠し、ジャンルを問わず質の高い表現と可能性を有するアーティストに作品発表の機会を提供し、社会に斬新な価値を発信できるキュレーターに展示企画の場を提供することをコンセプトとするノンプロフィットギャラリー。https://gallery-alpham.com

【参加作家略歴】
◆毒山凡太朗(ドクヤマ ボンタロウ)
1984年福島県生まれ。東京在住。 主な個展に、2018年「Public archive」(青山目黒、東京)、 2016年「戦慄とオーガズム」(Komagome SOKO、東京 )、「経済産業省第四分館」(反原発美術館、霞ヶ関、東京)。 主なグループ展に、2019年「「情の時代」‒あいちトリエンナーレ2019‒」(四間道・円頓寺、名古屋市、愛知)、「「つないでみる」‒六本木クロッシング2019‒」(森美術館、東京)、2018年「Assembling」(K11 Art Mall、瀋陽、中国)、「HARSH ASTRAL ‒ The Radiants 2」(Halle Fuer Kunst Lueneburg、リューネベルグ、ドイツ)、「The Dictionary of Evil ‒Gangwon international Biennale‒」(Green City Experience Center、韓国)、2017年「他者と出会うための複数の方法 ‒黄金町バザール2017‒」(八番館|黄金町、神奈川)、「Human Landscape: If only radiation had color. The Era of Fukushima」(X and Beyond、コペンハーゲン、デンマーク)、2015年「今日も きこえる ‒二人展‒」(いわき市、福島)など。

◆風間サチコ(カザマ サチコ)
美術作家。1972年東京生まれ。1996年武蔵野美術学園 版画研究科修了。
「現在」起きている現象の根源を「過去」に探り、「未来」に垂れこむ暗雲を予兆させる黒い木版画を中心に制作する。1998年より木版画を中心とした作品を発表し、国内外で注目を集める。近年の主な展覧会に2018年、「ディスリンピア 2680」(原爆の図丸木美術館)、2017年「ヨコハマトリエンナーレ」(横浜美術館)、2016年「光州ビエンナーレ 」(光州ビエンナーレホール)、「電撃!!ラッダイト学園」(無人島プロダクション)、2015年「2015 アジアンアート ビエンナーレ」(国立台湾美術館)、2013年「六本木クロッシング」(森美術館)など。

◆Urban Research Group(アーバンリサーチグループ)
アーティスト、インディペンデント・キュレーター、DJとして活動する石毛健太とwebエンジニア、アーティストとして活動する垂水五滴によるアートコレクティブ。今回の展覧会から四谷未確認スタジオ主宰のアーティスト、黒坂祐が参加し3名となった。「都市論の再考」をテーマに様々なメディアによって現代の都市の姿を捉える試みを発表、キュレーションしている。2018年、石毛の実家でもある品川区八潮団地集会所にて「変容する周辺 近郊、団地」を開催し活動を開始する。同年、CINRA.NET主催、「NEW TOWN2018」内展覧会「SURVIBIA!!」に参加。

◆ミルク倉庫+ココナッツ(ミルクソウコ+ココナッツ)
009年に結成したミルク倉庫に、2015年よりアーティストユニットのココナッツが加わり、現在は7名でミルク倉庫+ココナッツとして活動。メンバーそれぞれが、電気や電子制御、音楽、エディトリアルデザイン、建築や土木系技術などの専門的な技能を有し、自ら、共同のアトリエの改修や改装をおこない運用する。ものに備わる潜在的な機能の発見や、道具と身体の連関から着想し制作をおこなう作品を特徴とし、展示やイベントなどの企画もおこなう。2016年、「Art Fair 2016—Various Collectors Prizes」にて、3331 Arts Chiyoda賞 Silver Prize受賞。2017年、「清流の国ぎふ芸術祭 Art Award IN THE CUBE 2017」大賞受賞。主な個展に、「Chewing Machine チューイングマシーン」(2017年/S.Y.P. art space)、「家計簿は火の車」(2016年/3331 GALLERY)、 「ミルク倉庫の出張台所」(2011年/路地と人)など。主なグループ展に、「タイムライン-時間に触れるためのいくつかの方法-」(2019年/京都大学総合博物館)、「清流の国ぎふ芸術祭 Art Award IN THE CUBE 2017—身体のゆくえ」(2017年/岐阜県美術館)、「所沢ビエンナーレ‘引込線’2011」(2011年/旧所沢市立第2学校給食センター)など。主な企画に、「無条件修復 UNCONDITIONAL RESTORATION」、「ミルクイーストパブナイト—イン・タヴァン・エールハウス」(ともに、2015年/milkyeast)などがある。

◆中島晴矢(ナカジマ ハルヤ)
1989年神奈川県生まれ。法政大学文学部日本文学科卒業、美学校修了。
美術、音楽からパフォーマンス、批評まで、インディペンデントとして多様な場やヒトと関わりながら領域横断的な活動を展開。 主な個展に、「バーリ・トゥード in ニュータウン」(TAV GALLERY/東京 2019)「麻布逍遥」(SNOW Contemporary/東京 2017)、「ペネローペの境界」(TAV GALLERY/東京 2015)、「上下・左右・いまここ」(原爆の図 丸木美術館/埼玉 2014)、「ガチンコーニュータウン・プロレス・ヒップホップー」(ナオ ナカムラ/東京 2014) キュレーションに、「SURVIBIA!!」(NEWTOWN2018/東京 2018) グループ展に、「TOKYO2021 美術展『un/real engine ―― 慰霊のエンジニアリング』」(TODA BUILDING/東京 2019)「変容する周辺 近郊、団地」(品川区八潮団地内集会所/東京 2018)、「明暗元年」(space dike/東京 2018)、「ニュー・フラット・フィールド」(NEWTOWN/東京 2017)、「ground under」(SEZON ART GALLERY/東京 2017)
アルバムに、「From Insect Cage」(Stag Beat 2016)、連載に「アート・ランブル」(太田出版)など。

*作家略歴は、gallery αM「東京計画2019 Plans for TOKYO 2019」より転載いたしました。

登録情報
編者藪前知子・ gallery αM
ISBNISBN978-4-86463-113-6 C0070
体裁B5変形(縦257×横180×厚さ9mm)、4色刷、184頁
刊行日2020年10月01日
ジャンル美術/芸術理論

目次

ご挨拶

展覧会データ

東京計画2019 藪前知子

vol.1 毒山凡太朗 RENT TOKYO

vol.2 風間サチコ バベル

vol.3 Urban Research Group NEW ADDRESS

vol.4 ミルク倉庫+ココナッツ scratch tonguetable

vol.5 中島晴矢 東京を鼻から吸って踊れ

東京計画2019—ソーシャル・ディスタンスからの追考 藪前知子

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