デザインを構想するちから

清水恒平・上原幸子・荻原 剛/著

デザインを構想するちから
定価:2,750円(本体価格:2,500円)

ことばを解体し、かたちを構築する
見かた/分けかた/捉えかた/問いかた
4つの「しかた」からデザインをまなぶ!

デザインの「しかた」を追究するために、モノやコトを自分のことばで徹底的に分析してみよう。たとえば「あいだ」。まずは辞書を引くと、辞書の定義と自分の定義には、ちょっと差があることに気づく。この微細な差には、意外なことに「あいだ」の本質が隠されていたりする。あるいは、いろんな「あいだ」を比較してみよう。時には、わからないふりをして…こうした鍛錬の繰り返しが「ちから」を蓄え、デザインへと結実する。

*2026年3月下旬発売予定

●清水恒平
1976年生まれ。武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科卒業。武蔵野美術大学造形学部教授。オフィスナイス株式会社代表取締役。デザイナー。プログラミングとタイポグラフィを軸に、グラフィックデザイン、インタラクションデザイン、デバイス制作など幅広く活動している。近年はNPO法人イシュープラスデザインのソーシャルデザインプロジェクトの多くに参加している。主な仕事に、「認知症世界の歩き方」「人口減少×デザイン」「東スポweb」「無印良品の家 住まいのかたち」「欲しかった暮らしラボ」などのウェブデザインなど。著書に『マルチメディアを考える』(武蔵野美術大学出版局、2016年)ほか。

●上原幸子
1959年生まれ。武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒業。武蔵野美術大学造形学部通信教育課程教授。NPO法人 砧・多摩川あそび村理事長。株式会社ユーディラボ取締役。世田谷区学校支援コーディネーター。多摩川流域懇談会市民委員。グラフィックデザイン、ソーシャルデザインを軸に、子どもを真ん中にしたまちづくりを提唱し、自然体験遊び場「砧・多摩川あそび村」、子育てひろば「きぬたまの家」、冒険遊び場「砧あそびの杜プレーパーク」の設立・運営に携わる。主なキャラクター作品「警視庁マスコットキャラクター・ピーポくん」「鳥取県マスコットキャラクター・トリピー」など。共著に『デザインとコミュニティ』(武蔵野美術大学出版局、2018年)ほか。

●荻原 剛
1975年生まれ。武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科卒業。家電メーカー勤務後に渡独し、Köln International School of Design(KISD)を卒業。2008年まで独yellow design勤務。帰国後、オムロン ヘルスケア(株)入社、2021年より同社デザイン部門長。プロダクトとインターフェイスのデザインを軸に横断的に活動している。専門的な領域を持たない「デザイン」の実践、思考ツールとしてのパターン(かた/しかた)の探求が近年の注力テーマ。武蔵野美術大学造形学部通信教育課程教授。

MAU通信教育課程教科書
登録情報
著者清水恒平・上原幸子・荻原 剛
ISBNISBN978-4-86463-179-2 C3072
体裁B5変型 128頁
刊行日2026年04月01日
ジャンルデザイン

目次

はじめに 清水恒平

第Ⅰ部 デザインのまなびかた 荻原 剛

1 デザインの4つのちから

 構想力/形成力/伝達力/魅力

2 「しかた」の学としてのデザイン

 見かた/分けかた/捉えかた/問いかた

3 「かた」+「ち」=かたち

 「かた」への向き合いかた/かたやぶり/「かた」と「しかた」

第Ⅱ部 デザインのしかた

1 「デザイン総合研究VI」のねらい 清水恒平

2 モノやコトを自分のことばで分析する 清水恒平

  辞書を引いて調べる

  どのように見るか

  組み合わせる

  組み替える

  わからないふりをする

  点ではなく領域で捉える

  比較する

  パターンを見出す

  図やグラフにする

  問いかたを考える

  もし〇〇だったら

3 課題の発展形としての卒業制作 上原幸子・清水恒平・荻原 剛

◉ 見ながら気づいていく

  ひとつの対象と向き合ってみる

  角度を変えて見る

◉ かたちや構造だけを見る

  かたちの連なりから新しい意味を見出す

  構造で整理する

  解体してみる

◉ ルールを決める

  毎日の記録をつくる

  期間限定で場づくりする

  エリアを限定する

◉ 軸を立て分類する

  カテゴリーを疑ってみる

  並べて見せていく

  ひたすら集めて分析する

◉ 視覚以外を駆使する

  耳で「食感」を比較する

  触れられないものに触れる

◉ 解釈を変えてみる

  捉えかたの多様化

  わざと間違える

◉ 想像を膨らませる

  理由を妄想する

  ルーツを探ってみる

◉ 仮説を立てる

  つくるを想起する

  かたちの四則演算

  分けかたを変える

 

おわりに 上原幸子

参考文献

作品掲載協力

著者略歴

関連書リンク

デザインとコミュニティ

上原幸子/編 / 定価:3,850円 (本体価格:3,500円)

マルチメディアを考える

清水恒平/著 / 定価:1,320円 (本体価格:1,200円)

graphic elements グラフィックデザインの基礎課題

白尾隆太郎/監修 / 定価:3,520円 (本体価格:3,200円)

新訂 イメージ編集

白尾隆太郎・杉山衛/編著 / 定価:3,080円 (本体価格:2,800円)

形象の記憶 デザインのいのち

向井周太郎/著 / 定価:2,750円 (本体価格:2,500円)

ホスピタルギャラリー

板東孝明/編 / 定価:2,200円 (本体価格:2,000円)