いぬ・ねこ・かえる

かわいいもの。愛すべきモノについて。

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春はすぐそこに

通信教育課程の教科書の入稿が完了。やっとひと安心。図版の許諾に時間がかかり、気をもんだコルビュジエ。鈴木先生の最終講義の日に、先行して納品することも問題なさそう。。。よかった~。学習指導書91冊も、22日に納品の目処が立ち、増刷した書籍は次々と納品されています。ほっとしている場合ではなく、今度は「卒制集」の準備をせねば、、、今年はファイン系の撮影場所が変わったので、動線がうまく確保できるか。。。心配事にはキリがないけど、今年からナジオという強力なメンバーが加わり、そういう意味では撮影はラクになるはず。卒制の油絵100点、日本画60点、版画50点の撮影が終わると、毎年「春がきた」と実感します。ム...
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『ドボク・サミット』@真鶴出版『日常』第3号

11月のある日、真鶴出版というところから、まち歩きの特集で『ドボク・サミット』を紹介したい、というありがたいお申し出がありました。こういうことには「ハイハイ」「ホイホイ」と二つ返事。2009年に刊行した書籍を取り上げてくださるなんて、担当編集者としてはとても嬉しい。そしてつい先日、真鶴出版『日常』第3号をご恵贈いただきました。まち歩きの「歴史を知る」というコーナーは、年表形式になっていて、はじまりは1910年『遠野物語』。そして「考現学」を経て「路上観察学会」の登場。その次に『ドボク・サミット』が「物件派」として掲載されているではないか!ヒョエ〜。お、畏れ多すぎる・・・タモさんより、アースダイ...
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夜のキュビスム展@国立西洋美術館

金曜日、18時すぎにタイムカードをおして、急ぎ足で吉祥寺駅へ。上野駅に19時着、西洋美術館へ。夜の上野は暗いなぁ。。。開催中のキュビスム展。どんな彫刻が出ているか、わくわく。久しぶりにブラックをたくさん見て、大反省。参考図版として書籍に掲載することが多いものの、ややや・・・思っていた以上に、色が軽やかで透明感がある。うーん、そうか、こうでないといけなかったんだ。そして、わが愛するアンリ・ローランス登場!なかなか拝めないので、ありがたし。20時に出口で友人2名と落ち合い、「夜は、思っていたよりも空いていてよかったね」「一人で来ている人が多いから、よけいに見やすいかも」「そっか、おばちゃん2人組み...
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白尾隆太郎先生『構成』@日本の古本屋

「日本の古本屋」というサイトをご存知の方は多いはず。では、こちらのメールマガジンに「大学出版へのいざない」というコーナーがあることはご存知でしょうか。大学出版部協会の加盟校が、リレー形式で新刊紹介をしています。第12回目はムサビ出版局、最新刊の白尾隆太郎先生『構成 高橋正人の遺した造形教育』です。この連載は、著者の先生にご執筆いただくことが多く「自著を語る」コーナーでもあります。この御原稿を最初に白尾先生にいただいた時、ハムコは不満でした。「もっと、ぶりぶり自慢してっ!」と再提出を依頼。まさか再提出となるとは想像もしていなかった(であろう)白尾先生は「で、できない。自慢なんてできない」と逆に訴...
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美術館へのお引越し2024

恒例の11月から始まる仕事といえば・・・通信教育課程「学習指導書」です。昨年までは、2号館の1階の事務部、2階の私たち出版局、3階の研究室、この三者が一体となって制作していたのですが、今年は夏に事務部と研究室が鷹の台校に移転。同時に、鷹の台校と吉祥寺校を結ぶ「学内便」が、週に3回から2回にへ減ったこともあり、お互いに「どうなるかな?」「必要なら鷹の台に朝、立ち寄りますよ」「Teamsのやりとりがラクかも」などなど心配していましたが、現時点で91冊中、9割の原稿が揃い、さほどの混乱も(今のところ)なさそうです。ありがたし。「いつ来るの?」と、しょっちゅう聞かれる出版局一同。はい、私たちの鷹の台校...
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ムサビ吉祥寺校は「ガッコウ」のイメージそのもの

ムサビ吉祥寺校には、4つの校舎があります。通信教育課程の学生さんの全員が足を運んだ教室といえば、この写真の右側のドアから入る大講義室ではないでしょうか。これは、4階の大講義室の入口手前から撮りました。左手の大きな窓は、美大通りに面しています。右手の壁面には巨大なフレスコ、正面はモザイク。いずれも1967年、油絵専攻の学生を中心とした共同制作だそうです。鷹の台育ちのハムコですが、「ガッコウ」と言われると、ここを思い浮かべます。いかにも美術学校らしい佇まいだからかもしれません。その昔・・・と言っても1950年代末、この校舎が竣工したばかりの頃は、周囲に2階建以上の建物がまだ少なく、駅の近くからもム...
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キャラメル?… なるほど。 な話

「キャラメル?」(不意に耳に入ってきたワード)…からのピロイ脳内↓キャラメル⁇急に⁈食べたいのかな。いゃ飴ちゃん持ってる感覚で持ってないし…(飴ちゃんも持ってへんがな笑←反射的に関西弁w説明しよう。なぜこの話題になったかをプレイバック。4月から制作担当でMAUPに来られたIさん。Iさんとzucchiさん、ピロイで、書籍の納品について、それぞれ自席のPCを触りながらの会話。Iさん:倉庫2ヶ所とココ(MAUP)に納品するんだよね?zucchiさん・ピロイ:はい。一5秒ほど置いて一Iさん:キャラメル?↑はい!ココで「キャラメル?」のワード登場!!…キャラメル??PCに向かっていたzucchiさんとピ...
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『構成 高橋正人の遺した造形教育』初校戻ししました!

昨日、白尾隆太郎先生『構成 高橋正人の遺した造形教育』の初校一式を印刷所に戻しました。というわけで、進行がやや遅れておりまして、、、発売は11月中頃になりそうです。カバーは、箔押しです。マットPPをかけてから箔を押すか、箔を押してからマットPPを押すか。。。ニスのほうがいいかもしれないけれど、劣化が早いから、やっぱりPPだよね、、、チラっと銀箔をご覧に入れましょう。でも、ちょっとピカピカすぎるね・・・というわけで、艶消しの銀箔に変更することになり、それでちょっと遅くなったりしてます(言い訳)来月の「日本の古本屋」さんの連載記事「学出版へのいざない」は、白尾先生に御原稿をお願いしており、ハムコ「...
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9月21日は、はっぴぃえんどの日

1973年9月21日、文京公会堂で、はっぴぃえんど最後のコンサートが行われました。その開催から50年を記念して、昨夜、同じく文京区の某所で、はっぴいえんどを忍ぶ(語る?)会が開かれました。語り手は、元ヤングギター編集長・シンコーミュージック社長の山本隆士さん。そしてギタリストの伊藤銀次さん、元キングレコードプロデューサーの三浦光紀さん、写真家のマイク野上さんが登壇されました。そこに風都市におられた前島洋児さんが加わるという豪華なメンバー。音楽に疎く、そのギョーカイのことを何も知らないハムコが、どうしてこんな貴重な会に参加できたかというと、、、先日のこと、いかに大瀧詠一が素晴らしいかを力説してい...
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もの派

関根伸夫に代表される、あの動向のことではありません。大江戸骨董市に行きました。有楽町は国際フォーラムのシェイクシャックの前の広場で月に2回ほど開催されている、蚤の市のような催しです。宮脇モダンさん(洋画家宮脇晴とアップリケ作家の宮脇綾子が祖父母、お父様は建築家の宮脇檀)などプロの目利きの方々がたくさん出品されているので、玉石混交の蚤の市、というより、玉が多めな市(しかし値は張る)という印象。前者も楽しいですが。以前、留学している友人宅に泊めてもらった際に、毎日絶対何か買って抱えて帰ってくる私に友人が引いていましたが、断捨離とは縁遠い、私のようにものを愛でるタイプの人は散歩するだけで楽しいと思い...