
三浦明範+吉川民仁/著『絵画の表現』
担当していた、この春刊行される新しい教科書の1冊『絵画の表現』(三浦明範+吉川民仁/著)も、後は納品を待つばかりとなりました。
本書は、昨年先に刊行された『絵画の材料』(三浦明範/著)と対になる一冊ですが、材料とは違ってものの見方や考え方など内面的なことについて書かれているので、それを理解して自分のものにするのには少し時間が掛かるかもしれません。それでも本書を読み込むことは、描くとはどういうことかをあらためて考えるきっかけになるでしょうし、今後の制作にきっと良い変化をもたらすことと思います。材料と表現の内容、双方がうまくマッチしてはじめて良い絵画はうまれるのでしょう。
絵画を学...