‘展覧会情報’ カテゴリーのアーカイブ

急げ!!和様刊本の世界へ

2018年12月7日 金曜日

いま、武蔵野美術大学美術館で「和語表記による和様刊本の源流」という、素晴らしく密度の濃い展覧会が開かれてます。
会期は12月18日まで。残すところ、わずかに11日。
見逃すには惜しい、見どころ満載の内容ですので、この週末を利用してぜひ鷹の台まで足を伸ばして下さい。展示会場に並ぶのは貴重なものばかり。

仏書の荘厳な美しさや、ずらりと並ぶ嵯峨本の謡本90冊以上は目の正月どころか、門外不出とまでは言わないまでも、他の展示ではほとんどお目にかかれない内容です。
能の演目ごとに、箔押しの表装で飾られた謡本がズラリと並ぶ壮観さにt:eehなんて眩暈がしました。うわぁ「井筒」が「羽衣」が「定家」が並んでるし「鵺」もある…、という次第。

展覧会図録は、論考篇と図版篇の2部構成で、これまた印刷が超素晴らしいので会場で手に取って見てほしいです。
図版篇の内容は次の通りです。
1.柳宗悦によって見出された書物の美–浄土真宗の仏書
2.嵯峨本謡本の美を探る–古活字版「三井寺」復元プロジェクト
3.古版本、古活字版面の美–近世和様刊本の造形美
4.古文眞寳–明朝体の変遷と漢字書体

KIMG0783aa左は図版篇の表紙です。

版面全てを掲載すると、墨の匂いすらしそうな濃い黒が綺麗に出ない(t:eehの写真がマズイのである。綺麗に紹介できなくて本当につらい)。
表紙の図版は浄土真宗のお経です。中央の文字は、
「みだじょうぶつの このかたは いまに じっこうを へたまえり ほっしんのこうりん きわもなく よのもうみょうを てらすなり〜」と読みます。

KIMG0786b
これは、表4の中央に配された画像を拡大したもの。嵯峨本の謡本、能「三井寺」の冒頭です。仮名文字の、この流麗さ。素敵すぎるわ。

編集:t:eeh

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ギャラリーαMのプロジェクト2018は

2018年11月15日 木曜日

「絵と、」と題し、今年の4月7日から始まり来年3月23日に終了します。
東京国立近代美術館の蔵屋美香さんをキュレーターに迎え「絵画が現実に関わる」とはどういうことなのかを問う連続企画です。

1回目が五月女哲平さん、第2回が藤城嘘さん、第3回が村瀬恭子さん、第4回が千葉正也さんで11月10日から2019年1月12日まで開催中です。ラストは中村一美さんで、2019年1月26日から3月23日まで開催されます。
いずれも「絵と」現実を、絵画ならではの方法で切り結ぼうとしている人たちであると蔵屋さんは言います。

なぜいま絵画を連続企画で取り上げるのか。(「絵と、」に貼ったリンクをぜひご覧いただきたいのですが)その背景には、3.11以降の日本の美術界の動向があります。写真や映像、プロジェクト型の作品は社会に対してかなり率直に発言してきた。では絵画はどうなのか。

蔵屋美香さんは田中正之 編『現代アート10講』でも、「ポスト3.11の美術ー美術と社会はどう関わるべきか」という論考を執筆されています。

ギャラリーαMのウェブには、シンポジウムの記録ほかに、
1988年から2015年まで開催された展覧会のアーカイブが保存されています。

芸術の秋って言葉がいまも有効なのかどうかわからないけれど、ギャラリーαMのアーカイブを彷徨いながら、アートやら芸術やらについて物思う時間を過ごすのもよいかと思います。

編集:t:eeh

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【おすすめ展覧会】「ムンク展―共鳴する魂の叫び」 2018年10月27日(土)~2019年1月20日(日)

2018年11月7日 水曜日

芸術の秋、興味深い展覧会が目白押しですが、
昨日、編集長のハム子と共に
ムンク展―共鳴する魂の叫び」へ
東京都美術館へ行って参りました。

「西洋近代絵画の巨匠、エドヴァルド・ムンク(1863-1944)。
画家の故郷、ノルウェーの首都にある
オスロ市立ムンク美術館が誇る
世界最大のコレクションを中心に、
約60点の油彩画に版画などを加えた
約100点により構成される大回顧展です。」
公式HPより

期待が高まりつつ、
久しぶりに見るムンク。
死や狂気がテーマとして多いので、暗いイメージなのですが、
北欧らしい色彩の美しさを再発見することが出来ました。
見応えタップリの絵画や版画なのですが、
お土産も忘れてはいけない。
ミュージアムショップで扱っているグッズの多いこと。
楽しくて目移りしてしまいます。

私が選んだお土産は、
「ムンク・キャラメル」。

munch

凝ったパッケージの中には、
ブルーとピンクのキャラメルが入ってます。
キャラメルといっても、
味はハイ○ュウみたいに爽やかな味でした。

ぜひ足をお運びください〜♪

[営業zucchi]

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