2014-02

ひとりごと

落ちつかない

担当している教科書『博物館資料の臨床保存学』『美術教育資料研究』、ともに入稿済み。ぎりぎりの綱渡り進行。呑猫に言わせると、「綱ほどの幅もない!」。その通りです。そんな進行や入稿後もいろいろとあるせいか、入稿しても気持ちは晴れず、ここ数日はケロT先生の「1匹いれば100匹いる」の言葉が頭の中を這いずり回り、いやな夢を見るようになりました。朝もやけに早く目覚め、寝られなくなります。こりゃー病気ですね。そんな落ちつかない中、今年の秋刊行を目指している本の原稿を読み始めました。教科書づくりの反省があるためか、いやに慎重に読んでいる自分に気づきます。でもそれくらいがちょうどよいのでしょうね。丁寧に、丹念...
いぬ・ねこ・かえる

特別支援教育は「特別」ではない

『美術教育の題材開発』は、ただいま印刷中です。この本は、18人の著者がいらっしゃいますが、最初にお原稿をいただいたのは、第5章の特別支援教育における美術教育に関するものでした。「特別」ですから、緊張して拝読しました。しかし、先生が普段からじっと生徒たちを見守り、なにができるか、どうしたら達成感を得られるのか、とにかく生徒に寄り添うようにじっと考える先生の姿に感動し、いまわたしがつくろうとしている教科書の立ち位置を確認するうえで、じつに貴重なお原稿でした。ちっとも「特別」ではありません。ごく当たり前の、あるべき教師の姿がありました。こういうセンセイになりたい!とおもいました。そして、こういうセン...
吉祥寺♥

雪の日の

今日は『絵本とイラストレーション 見えることば、見えないことば』の紹介をするつもりだったのですが、もったいぶって次回にします。本のカバーには、スロバキアの著名なイラストレーター、ドゥシャン・カーライさんの「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」のイラストレーションが豪華に並びます。素敵ですよ。土曜日に東京では30年振りとかいう大雪が降りました。夜中にt:eehが測ったところ、たぶん35〜40㎝の積雪でしたね。門扉が開かなくなると大変なので、何度か外に出て門扉近くの雪を除くたびに、門扉の外、北に南に人影一つないしんとした世界が広がって、異国のように見えました。風邪っぴきでなければ、ものすごい防...
いぬ・ねこ・かえる

たい焼き × いちごミルク = 降参

行きつけのたい焼き屋さんのたい焼きに…なんと…期間限定で…いちごミルク味がーーー‼‼‘限定’というワードの魔法に見事にかかるし〜(>__
ひとりごと

新刊の準備!

いよいよ3月中旬に刊行される新刊六冊について、営業部(私一人ですが)も張り切っております。六冊分の注文書を六種類作成します。デザインに変化をつけ、一気に制作!と、思いきや、マシンがクラッシュ…。このブログを投稿しようと書いている途中、またもやクラッシュ!…寒い、身も心も凍えましたが、販売する熱い気持ちは消えず、明日もがんばろうと思うのでした。風邪が流行っているようです。どうぞ体の具合はクラッシュしませんように。皆様も寒さ乗り越えてくださいね。(営業ずっち☆)
日常の業務

パッケージデザインを学ぶ 基礎知識から実践まで

節分明けて立春、初午、大安。昨日はそういう日でした。一瞬ぼたん雪が降ってこれもよい眺めでした。節分とともに、t:eeh担当のテキスト2冊は印刷所に運ばれていきました。とりあえず、一段落ついたわけですが、やったー!!ではなく、はあぁぁぁぁぁぁぁ...というかんじ。入校間際、あまりにもおバカでした。「収拾つかないほどバカなんですけど」と自分に悪態をつくほどに。そのせいでしょうか。これから色校やらなにやら、納品までにあれこれとクリアしなきゃいけないこともあります。終わったわけじゃなく、いまだ「あとちょっと、もうちょっと」の教科書制作です。2冊の内の1冊は、『パッケージデザインを学ぶ 基礎知識から実践...
ひとりごと

Re:うざメ

衝撃シリーズ第2弾。年末から現在に至るまで、印刷会社と用紙代理店の営業担当の方にそれは長いメールを送ることがある。うざいメール(略して「うざメ」)と自覚している。ほしい返事に3〜7日くらい猶予があるならば、覚え書きもかねて残したいのなら……と、問い合わせや確認事項を綴った結果、スクロールしないと読めない文字量になってしまう。それでも、返事がほしいことは何点あるのかリスト化して工夫しているつもり。それが先日、「Re:」で返信がきた! 「工夫しているつもり」のリスト化を引用して返信されたのだけれど、うざメの倍返しといったところ(でも、行き違いがなくていいし、リスト化しているとモレがなくていいよね、...
いぬ・ねこ・かえる

がんばれ、パピルス!

屋外で3年目の越冬中の、我が家のパピルスです。出版に携わるものが敬意を表するべき対象は、グーテンベルグ様や蔡倫様などた沢山いらっしゃいますが、植物でいえば、コウゾ、ミツマタよりも、やっぱりパピルスでしょう。 私はカヤツリグサ科の植物が大好きで、研究室でも自宅でも、何種類か育てています。荒れ地でも湿地でも生きていく雑草、カヤツリグサの生命力が大好きですが、このパピルスは日照や温度など本当に難しい。カヤツリグサなのに、ファラオ並みのわがままさです。室内だと大物過ぎて日照不足だし、日本の屋外では霜が降りる前に枯れます。 そこで日の当たるデッキの水瓶で、キンギョ用の低温のヒータを入れて、根元だけでも枯...