2016-07

フェア情報

【フェア開催中】武蔵野美術大学出版局15周年記念!ジュンク堂池袋本店8/4まで

再度のご案内になりますが、武蔵野美術大学出版局創立15周年記念として、ジュンク堂書店池袋本店9Fの芸術書売り場にて、武蔵野美術大学出版局15周年ブックフェアを開催中です。いよいよ来週8/4(木)までとなりました。アーティストであり、研究者である本学の教員16名が、武蔵野美術大学出版局の本を選書し、コメントとともに皆様におすすめします。深い専門性をやさしく説く、本学ならではのラインナップをどうぞお楽しみください。【コメントいただいた先生】池田良二[油絵学科教授]今井良朗[元芸術文化学科教授]今岡謙太郎[教養文化・学芸員課程教授]内田あぐり[日本画学科教授]遠藤彰子[油絵学科教授]佐藤淳一[デザイ...
ひとりごと

梅雨明けた

東京地方、本日、ようやく梅雨明け。平年より7日、昨年より18日遅いのだとか。その分、残暑が長引くなんてことがないと良いのですが。東京いえば、31日(日)まであと3日。今日も候補者の名を連呼する声が聴かれました。そんな中、藤井光さん、小泉明郎さんが発起人となって進められた、東京都の芸術文化振興における「表現の自由」についての公開質問に対する、東京都知事選候補者からの回答が発表されています。→こちら今日現在、9名から回答あり(主要とされる3候補のうち1名のみ)。未回答の候補者は、是非考えを聞かせてほしいものです。自分の選択はほぼ固まってはいますが、さてどんな結果になるのやら。(編集:凹山人)
ひとりごと

手書き文字

久しぶりにたくさんの手書き文字に接する。6月15日〜7月15日オリオン書房ルミネ立川店さんで開催の「ムサビしおりデザインコンペ2016」に投票してくださった集計のため。開催の場を提供してくださった書店さんへの報告はもちろんのこと、コンペに参加してくださった学生のみなさんへコメントを届けるべく、ひたすら入力作業をする。小学生のかわいらしいひらがなや、今年ははじめて海外にお住まいの方が投票してくださり、英語のコメントも。「大好き」と私なら表記するところ「大スキ」と書かれてあると気持ちの温度が違って感じてきたりして、ほかの仕事がつまっていないと、かなり楽しい作業。そんな折、京都で一人暮らしをする大学...
ひとりごと

いたいた!

横断歩道をわたった途端、そこにいた何人かの人が「いたいたっ!」「ゼニガメ」「いたわ」と口々につぶやいた。昨夜の国分寺南口には「ゼニガメ」がいたらしい。そのまま直進すると小さな公園があるが、「三々五々」という表現がぴったりの様子、人々が集っている。なるほど、ニュースでやっている通りの光景がある。今を去ること20年前、幼稚園児と小学2年生の姉妹を相手にすることがあった。「ポケモンしりとりしよう!」というわけで、カードを見せられ、キャラクターの暗記を迫られたが、ピカチュウとゼニガメくらいしか覚えられず、しりとりは成立しなかった。彼女たちは呆れていた。その頃は「たまごっち」も流行っていた。学校や幼稚園...
ひとりごと

カーリングのラングドシャ

ある日、MAUPの大机の上にドーン!!とこの箱が載っていました。サロマ湖ワッカ原生花園ワッカネイチャーセンターで売られている「Culing生キャラメルラングドシャ」。現代美術家の山本晶さんからいただいたレアものご当地土産です。サロマ湖ワッカ原生花園はサロマ湖畔にあります。サロマ湖は、知床半島からさらに網走を北上し、紋別の手前、オホーツク海に面する大きな湖です。もう目の前にオホーツク海。カーリングが盛んになる前。t:eehはサロマ湖で釣りをしたことがあります。凍結した湖に穴をあけてなにかを釣った(それが何だったのか、おぼえていない)。目の前には巨大な流氷が幾重にも流れ着いていて、寒かったです。案...
耳寄りなお話

「ムサビしおりデザインコンペ2016」ご協力ありがとうございました。

昨日、7/21正午に「ムサビしおりデザインコンペ2016」につきまして、特賞から3位までの結果を発表いたしました。ご投票くださった皆様、心より御礼を申し上げます。[A]の武蔵野美術大学出版局のしおりの特賞は、いろどりこさんの「ほんのもり」。森にある巨大な図書館を長いハシゴを伝って、猫が昇っています。コメントにもありますが、しおりのタテ長の構図で高低差がとても良く現れています。[B]好きな本のしおりは、参加者の方に好きな本を選んでいただき、その本をイメージした作品を作っていただきました。特賞は、たにあいはるみさんの「MyWay」。好きな本は、岡本太郎さんの『自分の運命に楯を突け』でした。こちらも...
ひとりごと

きっかけ

先日、久しぶりに母と電話で話してて…恐らく、たぶん…電車やバスなどで使う、「Suica」か「PASMO」的なものを言いたかったのだろうと思うのですが…母:ほら!あの、なんだっけ… タッチするだけで改札通れる…「コスモ!!」。。。。。めっちゃ自信満々に言ったけど(笑)「コスモ」だったら、一体どこまで行けるのでしょう。日本を飛び越え、地球を飛び越え…かわいい。母。…仲直りしたい。そんな今日このごろです。とうもろこし。呑猫さんから、またMAUPにたくさんいただきました。お昼も、同郷•越後のお野菜をいただいたら、母を思い出しました。今夜久しぶりに電話してみよう。めっちゃ内輪話、すみません…f^_^;)...
いぬ・ねこ・かえる

『かたち・色・レイアウト』

何それ?という人は、たぶんデザイン教育を受けたことがない。そう、そういうあなたこそ読者にもっとも相応しい!9月23日発売、白石学先生編『かたち・色・レイアウト』、ぜひお手にとって御覧ください。サブタイトルは「手で学ぶデザインリテラシー」。「サブタイトルをタイトルにしたら?」とも言われた。ええ、言われましたとも!でもね、サブなの。あえてサブタイトル。『かたち・色・レイアウト』というタイトル、相当にいいと思っております。追い込みなう。[編集:ハムコ]
ひとりごと

展覧会情報

九州から東海まで梅雨明けとのことですが、東京地方もそろそろでしょうか。それにしても、梅雨明け前なのに日が射せば猛烈に暑くなったりして、本格的な夏にはどうなってしまうのかと先が思いやられます。今日も暑気払い(?)、版画の展覧会のご紹介。ムサビ版画出身で、通信教育課程の研究室スタッフとしてもお世話になった杢谷圭章(もくたによしあき)さんの展覧会が、本日スタート。「杢谷圭章展 ー光の深度ー」日程:2016年7月19日(火)~7月30日(土)※日曜・祝日休廊時間:11:00~19:00(最終日17:00まで)場所:養清堂画廊東京都中央区銀座5-5-15 MAP→こちら主に風景をモチーフとした銅版画の作...
日常の業務

卵、暖めてます

暖めている企画がありまして、それ関連の資料を読み込んでます。物理学、幾何学、数学的幾何学、物理的幾何学etc.etc...。数学的な脳みそはほぼ死滅状態ではないかと自覚するt:eehにとっては困難な言葉が頻出する、いまそういう段階の資料群です。そのたびに辞書で確認し、ネットで関連資料を確認するわけです。経験科学とは、形式科学とは、と。新しい知識や解釈を知ることは楽しいことではあるのですが、そのたびに脳がもつれることもつれること。だけどスッと頭に入ってくる言葉もあります。ー私たちの現在の習性がいかに多くの過去に負っているか、現在の習性がまたどのように未来の習性に受け継がれていくか、さらに私たちの...