2017-08

いぬ・ねこ・かえる

よい子、わるい子、ふつうの子

8月31日、泣きながら宿題をやる子はよい子なのか、わるい子なのか、悩むところである。しかも東京は、雨。昨日の締切になん音沙汰もなかった各位から「あと1週間おねがいします」という懇願が今朝はつぎつぎと。。。メールをいただけるうちは「脈がある」ということで、吉報だと思わねばならない。「特別支援教育」の御原稿を読んでいるとあたしもADHD(注意欠陥多動性障害)かも!と思えてならない。「周囲の人間関係や環境の改善によって症状が軽減されていく例もある」って、やっぱそうかもなぁ・・・「中枢神経に何らかの要因による機能不全があると推定される」から、調べてみないとわからないことだけれども。たまたま美術学校のよ...
日常の業務

『芸術の不可能性』色校連日

『芸術の不可能性』の色校正や白焼きが連日届いています。今日は、待ちに待ったカバーの色校がやってきました!用紙はアラベール ホワイト。こちらにスミ1色+マットニス+UV厚盛(グロス)を施してもらいました。デザイナーは寺井恵司さん。『ジョン・ケージ 混沌ではなくアナーキー』にはじまり、『必然的にばらばらなものが生まれてくる』『マルチメディアを考える』などなどいつも少ない予算でかっこいい仕上がりにしていただいています。ありがとうございます。書影をWEBでご紹介するのは難しく、平面的なスミ1色刷にみえるでしょうが、撮影してみるとアップはごらんのとおり。しかし、これも正しい魅力的な姿がうつされていない。...
刊行・販売案内

8月31日まで

蝉の鳴き声が、フェイドアウトしていく…と同時に、夏もフェイドアウトしていく感じが、します。。。校友のみなさま向け、「2017SUMMERキャンペーン」のご注文締切りは、明後日8月31日まで!!いま一度、お知らせさせていただきます~もちろん、リピート注文もOKです。このお得な機会を、お見逃しなく![総務:ピロイ]
いぬ・ねこ・かえる

芸術文化がつくる地域社会

今井良朗著『ワークショツプのはなしをしよう 芸術文化がつくる地域社会』は、徳島県神山町、北海道網走市、長野県安曇野の松川村での、地域固有の記憶と文化を核としたワークショップの試みを伝える本です。こうした本を編んだ背景には、かつて芸術や文化は生活とともにあったのであり、いまも記憶の中に残る伝承を繫ぎ再生産することで芸術と地域社会の新しいあり方に寄与したいという著者の信念があります。昨日、民俗学を学ぶ友人の案内で奥多摩根元神社の獅子舞を見てきたのですが、これが勇壮でで素晴らしくて、まさに地域固有の記憶と文化を伝えるものでした。境内で朝から夕方の6時まで、7つのタイトルの獅子舞があって、私たちが見た...
ひとりごと

夏休み:道東にて

東京地方、急に思い出したかのような猛暑。曇りと雨ばかりで大丈夫か、なんて心配したこともすっ飛んでげんなり。まあ今日がピークとのことなので、あきらめて夏らしさを満喫しますか。そんな中、先週末から今週頭にかけてお休みをいただき、エイト坊主の母親の郷里、道東へと行って参りました。硫黄山は硫黄の黄色がいつも以上に鮮やか。晴天に映えていました。久々に訪れた摩周湖も見事な景色を見せてくれました。霧の摩周湖といいますが、これまで100%見られている私は幸運?展望台にいつもいる野生のリスは姿が見えず残念に思っていると、帰り際に一匹だけ姿を見せてくれました。たまたま採取していた松の実をあげると無心に食べまくり。...
刊行・販売案内

[近刊]『芸術の不可能性—瀧口修造 中井正一 岡本太郎 針生一郎 中平卓馬 』人名はサブタイトルです!

編集:t:eeh担当で、ブログでもご案内している『芸術の不可能性——瀧口修造中井正一岡本太郎針生一郎中平卓馬』ですが、サブタイトルで5人の表現者のお名前がずらり。この並びは論考順になっており、とても重要です!著者は武蔵野美術大学芸術文化学科教授の高島直之先生です。主な著書に、『中井正一とその時代』(青弓社、2000年)。共著に、『高松次郎を読む』(水声社、2014年)、『1950年代日本のグラフィックデザイン』(国書刊行会、2008年)、『日本近現代美術史事典』(東京書籍、2007年)、『デザイン史を学ぶクリティカル・ワーズ』(フィルムアート社、2006年)など、沢山の名著を残されています。そ...
フェア情報

オリオン書房ルミネ立川店フェア9月1日より

高島直之先生の『芸術の不可能性』本文入稿が昨日済み、9月スタートのフェア準備にスパークしています。例年6月に開催いただいているオリオン書房ルミネ立川店でのフェアは、今年は9月1日から。恒例のしおりデザインコンペを同時開催します。ご応募いただいた皆様ありがとうございました。現在、展示パネルを鋭意制作中です。新刊案内を含め、本サイトで情報を早くアップしたい! と思っていますので、しばしお待ちを。来週末は9月なのですね、焦る〜![制作:呑猫]
いぬ・ねこ・かえる

芸術の不可能性 瀧口修造 中井正一 岡本太郎 針生一郎 中平卓馬

昨日あたりからやっと日差しが戻ってきました。しかしギラギラとした夏の日差しにはかなり、遠い。高島直之著『芸術の不可能性 瀧口修造中井正一岡本太郎針生一郎中平卓馬』のカバー、帯などを昨日入稿しました。カバーに施した加工がどんなふうに仕上がってくるのか、ドキドキしつつ楽しみです。そして本日本文を入稿!!いよいよですが、ここからがもう一山。書影などご覧いただける情報が整い次第、順次お知らせしますね。7月初旬の夕暮れです。JR吉祥寺駅からMAUPに向かう中央線沿いの道路で東に向かって撮りました。夕立のあと東の空から晴れ始め、西に雲が残っていたので、東の空がこんなふうに赤く、というよりマゼンタ系に染まっ...
MAUPのヒミツ

しずしずと教科書制作は進む

「札幌、よほど楽しかったんだねぇ」と会う人ごとに、あきれ顔で言われる。「うん!」その後、夏バテもなく、食欲もりもり、ハムコ絶好調である。そうでないと困る。これからが本番、締切ラッシュだもの。イサム・ノグチはもちろんだが、今年は『特別支援教育とアート』という教科書を担当する。「特別」という枠がなくなることが理想で、近年では様々な分野で「インクルージョン」という言葉が用いられている。そこで「インクルーシブ教育」なる言葉が登場するのだが、現場の先生たちには、なんと多くのミッションが課されることか!こころして教科書をつくりたい。同時並行で、コンピュータリテラシーの教科書改訂も進んでいる。15年前には「...
フェア情報

【美術書出版会フェア】世界堂武蔵野美術大学にて『ムサビ書店』開催! 9/8〜

雨模様が続く8月。涼しくて過ごしやすいのはいいんですが、洗濯物が乾かないのが悩みです。さて、9月8日(金)から10月6日(金)まで、武蔵野美術大学にある世界堂さんで、美術書出版会10社によるブックフェア『ムサビ書店』が開催されます。美術書出版会がムサビ生のために9つのテーマにわけ選書した色とりどりの芸術書です。フェア対象書籍を1冊お買い上げいただくと、美術書出版会オリジナルバッグを差し上げます。水色の帆布のしっかりしたバッグです!数に限りがあり、先着30様へのプレゼントとなりますのでご了承ください。武蔵野美術大学の学生、関係者の方のほか、学内にお立ち寄りくださるかたも御購入いただけます。9/4...