武蔵野美術大学出版局

ひとりごと

3点セットと感謝祭

「著者略歴」「参考文献」「奥付」この3点が、書籍制作の峠のひとつだと思っている。よし、やっとここまで来たぞ!ほんの少しの時間差で、3冊が同時進行しており、カレンダーを見ては、溜め息をついている。。。明日は、2冊の校正が戻ってくる。明日は、インドネシアから大事なお客さんが来られる。明日は、『ホスピタルギャラリー』テスト版も届く。とほほ・・・盛りだくさんで嬉し涙が出そう。遠い南の島から「HappyThanksgivingDay!」とメール。そういえば「感謝祭がくると、すぐにクリスマスで、それで1年が終わってしまうんだ」と言ってたなぁ。そんなすぐに暮れてしまっては困りますわよ。まだ索引が残っているの...
ひとりごと

おまちかねの通知

マイナンバー通知を待っているわけではなく(20日に不在連絡票がポストにあり、再配達を依頼して23日に実際に手にした!)、私が今、切実に望むのはメール件名「変換完了」の通知。販売する電子書籍のデータを、自分たちのWinPCから入稿できるしくみ。本体のPDFデータファイル、表紙画像ファイル、PDF目次ファイル、書誌データファイルの4点セットであることは、先週の本ブログでもお伝えしました。どれかひとつでも不備があると、すぐさまメール件名「変換失敗」とかえってくるのです。そんなトライ&エラーを繰り返すこと1週間、急がば回れと、16項目必須(ただし文字列は77列!あるファイル)の書誌データを1からつくり...
大学出版部協会

冷麺を喰らう〜盛岡・仙台研修【大学出版部協会】

営業担当ずっち☆です。先週末に東北地方へ、大学出版部協会の研修があり行って参りました。大学生協(書籍部)さんと書店さんをめぐり、日頃お会いできない担当者さん、書店員さんにお会いし、その土地での売れ筋や、ご要望、近所の美味しいお店まで情報交換をさせていただきました。研修参加者は10数名の大勢で押しかけながらも、おもてなしをいただき、こころより感謝です。↑写真は岩手大学生協さん盛岡は約2時間の滞在。そこから仙台に移動するのですが、次の予定が詰まっています。しかし、ここは冷麺でしょ!お昼はと東北大学出版会のK林さんに連れられ、ぴょんぴょん舎で冷麺(とミニビビンバ丼)を食べてきました。注文を待ちながら...
いぬ・ねこ・かえる

悩める英語タイトル

日本の書籍の最後のページにある「奥付」は、欧米の場合は総扉をめくったところ、つまりは巻頭にあることが多い。来年2月刊行予定の『ホスピタルギャラリー』に英語表記の「奥付」も入れようということになった。お洒落な写真集とか、すぐにも翻訳が出そうな分野では、よくありますよね。が、このタイトル、英訳するとどうなるの???いつも迷うのは「a」と「the」の使い分けである。うーん、、、これで良いのか。。。もちろん、最初に編者のチェックを仰ぐのだが、文法だけでなく、書籍タイトルとして不自然ではいけない。これは悩んでいても解決しないので、ネイティブに近い、つねに書籍に囲まれている方にメールで相談。・・・なるほど...
ひとりごと

なんだか

例年より寒くない、というかあたたかい気がするのですが、気のせい?そんな11月も半ばを過ぎ、もうすぐ12月。そして、1月……。教科書に加えて、来年度の学生手帳や学習指導書づくりなどがすべて同時進行になる、最も慌ただしい時期を迎えています。何度体験しても、この時期の時の経ち方は他とは違うなあ。すぐに週末がやってくる。当然、わーい休みだぁー、なんて無邪気には喜べない。連休? 勘弁してぇ〜。そんなふうに感じてしまう現実が悲しい……。(編集:凹山人)
日常の業務

何がいけないの?

昨日、待望のWindowsノートPCが、MAUPにやってきた!各所に無理をしていただき、学内ネットワークも今朝開通。これでサクサク!8タイトル入稿して電子書籍の販売開始するぞ!入稿には、本体のPDFデータファイル、表紙画像ファイル、PDF目次ファイル、書誌データファイルの4点セットが必要。これまで本体のPDFデータファイルがアップロードできずに先に進まずにいた。それもクリア! いいぞ!!と思っていたのは、ゴゴイチまで。何がいけないの?……私がいけないの……ということが夕方になってきちんと判明。別のタイトルのファイルでアップしてみたら変換完了! 書誌データの不備が原因とつかめた。ひとつでもNGだ...
ひとりごと

師走…手前。

漂白…とか、してみました。忙しくない訳ではないですよ(笑)むしろ「ムリ!」な時こそ白くしたい。…とはいえ、あんまり‘焦る’コトができないのです。昔から。よくわかりませんが。それでも、マラソン大会ではいつも10位以内でしたよ~!(いや、自慢にもならないし、ちょっと話し変わってくる…)もう年末といってもいい時期ですね。「師走」というくらいだから、走った方がいいのかしら…(まだ今11月ですが)…ていうか「師走」ってなに?調べちゃいました。(…だから、忙しくない訳ではないですよ)諸説あるみたいですけど、「師走」の「師」は、お坊さんや先生を指すらしく、12月になると「師」はお経をあげたり、採点や行事など...
いぬ・ねこ・かえる

鬼太郎の海

さあ!!帰ろうと思ったら、ブー当番だったという...。来年出る音楽の本のことなど書こうと思っていたのですが、そんな気力もなく、のんきな思い出話でお茶を濁すでござる。いつだったか忘れちゃったのですが島根県の境港に行きました。境港からバスを乗り継いで、さらに奥へ。美保関町というお魚がおいしい漁村がありまして、べつに魚が食べたかったわけじゃなくて、あまり人が行きそうにないところがいいなと思い、境港の駅から一番人が少ないバスに乗ったわけです。境港の駅前は鬼太郎ばっかりでした。こなきじじいの着ぐるみも闊歩して観光案内してました。。美保関町には、えびす様の総本社だという由緒ある美保神社があり、美保関灯台と...
大学出版部協会

図書館総合展2015終了いたしました。

11月10日~12日パシフィコ横浜にて開催していました図書館総合展が無事終了いたしました。いまは世間でも図書館のあり方が騒がれています。今年はいつもにも増して来場者が多かったように感じました。大学出版部協会の一員として参加しておりましたが、人文会さん、歴史書懇話会さんとの共催で行った、フォーラム「海を渡る日本の“学術書”――北米研究図書館の電子化報告を受けて」も沢山の方にご来場いただきました。そして大学出版部協会のブースにお立ち寄りいただいたたくさんの学生の皆様にも感謝です。将来は図書館司書や出版関係のお仕事に就かれるのでしょうか。未来、一緒にお仕事できるかと思うと夢が広がります。そして、図書...
いぬ・ねこ・かえる

撮影:『ホスピタルギャラリー』

来年2月刊行予定『ホスピタルギャラリー』のページ数がようやく確定。272ページのうち、カラーが16ページ!エクセルに1-272の数字を入れて、何ページに、何が入るのかをあらためて一覧表にする。いやー、ようやくここまできたわ、ハムコ感激。「このページ、ここ、見せ場だわ」とほくそ笑む。編集者としては嬉しい瞬間。数えてみたらカラー写真は10点、モノクロは198点。四六判としては、やっぱり多い、ですよね。そりゃ張り切りますよ、深澤直人先生が著者だもの。つい先日は、足りなかった写真をデザイナーの平野昌太郎さんが撮影してくれました。そう、ただの大学ノート数冊。撮影しては、その場でレイアウトして、確認。なん...