
『美術教育資料研究』
担当した教科書は印刷・製本中。その一冊が『美術教育資料研究』。明治以降、国内外の美術教育に関する制度の変遷や今に繋がる重要な教育実践・文献など、多くの資料を取り上げて著者である大坪圭輔先生(武蔵野美術大学教授・教職課程)が解説を行っています。400頁を超えるヴォリューム。現在は時間数が減らされたりして厳しい状況にある美術の授業ですが、数学や語学などの他の領域とは違う役割が求められているということにおいて、今も昔も変わりなく重要なものと思います。その求められているものとは、子どもたち各々が各々らしくその後を生きるために必要な、自らを表現する力、他人の表現を感受する力をつける、あるいは表現の力を実...