武蔵野美術大学出版局

日常の業務

90

毎年この時期、コピー用紙とお水をオーダーする量が増えます。もうすぐ本ができる佳境の、そういう時期でしょうか…ポットのお湯の減りも倍速な感じします。寒いってこともありますが、みなさん夜遅くまでお仕事。電話もいっぱい鳴ります。もうすぐこの電話も、注文でいっぱいの電話のベルに変わるはず!ピロイはといえば…主に事務仕事ですが、シュレッダーかけながら、シュレッダーが美味しそうに紙をパリパリ食べる姿を見てお腹が鳴る……ってどうゆうこと!?自分の構造の単純さにビックリする…90分。…あ。いきなりすみません。90分なんですって。人が本気で集中できる時間の限界って。確かに、大学の授業も、サッカーの試合も90分。...
ひとりごと

『博物館資料の臨床保存学』

気がつけば11月も今日を含めてあと3日。来春刊行予定の教科書制作も、いよいよ待ったなしの時期に突入です。担当している一冊が『博物館資料の臨床保存学』。著者は東京国立博物館の保存修復課長・神庭信幸先生です。数多くの国宝や重要文化財を含む国内最大級の収蔵品を相手に、日々その修復と保存に、先頭に立って取り組まれています。その他にも、東日本大震災で被災した東北の文化財資料のレスキュー活動に継続的に携わっておられたり、国内外の学会に出席されたり、博物館の活動を世に知ってもらうためとテレビや雑誌に登場されたりと、いつも本当にお忙しそう。そんな中、執筆してくださったのが本書。キーワードは「臨床」。まさに患者...
いぬ・ねこ・かえる

ち・よ・こ・れ・い・と

ふふふ、内緒だけどさ、今日、GODIVAのチョコバー6本セットをいただいた。9.88オンス! ずっしり \(^O^)/この時期、ハムコがしょっちゅう「きーーーっ!」と奇声をあげて怒ったり、叫んだりしているのがあまねく世間に知れわたっているのか???鎮静剤としてチョコレートは抜群である。まずはラズベリー入りを・・・スタッフにも、ちびっと分けてあげる。「今日、嬉しかったことを3つあげてください」と云われたら、どうしようかな。。。〔その1〕GODIVA×6〔その2〕初めてお会いするデザイナーの方に、こちらの希望をお話したところ、ふむふむと御快諾いただいたこと(じつはハムコ、初めての方とお話しするのは...
日常の業務

新刊ツアーin関西!

営業担当ずっち☆です。久しぶりに関西方面の出張に行って参りました。ルートは浜松・京都経由大阪です。浜松では、浜松市立美術館に寄りMAUP商品をお取り扱いショップご担当者にご挨拶。そして、三沢厚彦先生の展覧会を(早足気味で)観覧。ちいさな子供が目を輝かせて動物の彫刻を眺めていました。その姿は何ともホノボノ。昼食後に書店さん周り、京都に移動し、やはり書店さん周りと打ち合わせを終え、夜になり大阪入り。少し疲れて早めに就寝…次の朝から怒涛の日々……。電車にギリギリ乗り込むこと数回。記憶もままならず…それが何やらあれが何やらアレヨアレヨと気がついたら東京に戻ってきました。MAUPの本が欲しい方のお手元に...
未分類

new face

年末帰省時に、久しぶりに高速バスを使おうと思っていましたが、早速高速バスに乗って帰省してきました。新たに姪っ子が誕生しました。妹の第一子。里帰り出産で、週末会いに行ってきました。新潟は、まだ‘白の世界’にはなっていませんでしたが、紅葉真っ盛りでした。妹も私も、新たに生まれた姪っ子も、誕生日に‘7’入り。…ま、そんな小さな偶然にさえ感動し、心踊る、人生の割と大きな出来事でした。そして来年春には、姉の第三子が生まれます。…たぶん、きっと、やっぱり、姪っ子になると思います。…どんだけ女系なの、うち…。お絵描きと、キラキラしたものが大好きな姪っ子‘お姉さん組’に、「ミニクロッキー帳銀の砂」をお土産に持...
ひとりごと

展覧会情報

学生時代の恩師である池田良二先生の久しぶりの個展が、今週月曜日から開催されています。先生のふるさと、北海道・根室近辺の風景が、タイトルにもある海霧にかすむようなイメージの銅版画で表されています。池田良二新作銅版画展“IntheOceanFog・海霧の中で”会期 2013年11月18日(月)~12月14日(土)会場 南天子画廊(東京都中央区京橋3−6−5)☎03−3563−3511休廊日 日曜、祝日 開廊時間 10:30~18:30【同時開催】境界域:池田良二/ウォルター・ジュール会期 2013年11月7日(木)~2014年1月8日(水)会場 カナダ大使館高円宮記念ギャラリー(東京都港区赤坂7−...
日常の業務

きれいな設計図

あちこちで書籍製作機がうなりを上げてフル回転してる感じです。それぞれの編集者が抱える来年の教科書が同時並行で組み上がっていく様子は、なんつーか、パワフルでアクティブです。各ページのデザインが続々と上がってくるこの時期は、本作りが一番楽しい時期です。ワクワクします。ドキドキもするけど(いろんな意味で)。大雑把に言うと、テキストと図版、この2つの要素を平面の紙の上に配置し、それを100ページ以上、ときには300ページも400ページも編み上げて一冊の本ができるわけですが、そのときデザイナーは立体的な設計図を描いているに違いない、と思う。その立体的な設計図はきれいなんだろうな、と図形問題がとっても苦手...
刊行・販売案内

「MAU TENUGUI」通販開始

お待たせしました。本日、MAUGOODSの新スター「MAUTENUGUI」(マウ てぬぐい)をWEBに掲載しました。ついに通販開始です! 若手作家を強力プッシュするシリーズの第1弾の2作は線画がテーマになっています。「enoshima-line」[内海 悠]「遥かな行列」[剣辰]また、「b-baglesson」も2タイプ加わっています。「b-baglesson<ターコイズブルー>」「b-baglesson<キューピッドピンク>」校友会のみなさまには、12月早々に年2回の特別価格で提供するご案内チラシをお届けします。街のネオンは、クリスマスっぽくなってきましたね。プレゼントや年末年始のご挨拶に、...
やめよう自慢

父・保田龍門:子・保田春彦

「書簡集なんて売れないよ」と周囲には言われ、そうですよねぇ・・・と思いつつ、この父子の書簡を読み出すと・・・やめられないんですねぇ。。。父・龍門、1891(明治24)年生まれ、東京美術学校(西洋画科)に学び、1921年にパリ、グランド・ショミエールでブールデルに師事。ふーん、そんな時代に美術学校に通って、さらに洋行したお坊ちゃま君なのね、と思ったら大間違い。龍門は農家の出身。「目に一丁字ない」母親を大切に、母性愛を終生のモチーフとした。油絵も描けば彫刻もつくる。ブールデルを師とした龍門は、もちろん具象の人。その父が67歳の時に、28歳の息子がパリに留学、同じ研究所でザッキンに師事する。何を食べ...
刊行・販売案内

待望の新刊『保田龍門・春彦 往復書簡1958-1965』

12月下旬に『保田龍門・春彦往復書簡1958-1965』を刊行いたします。父子二代にわたる彫刻家。“芸術”にとらわれた一家。手紙の中からにじみ出る葛藤、慈愛、格闘をそこから感じました。1950年代の日本はもとより海外の美術界の空気がひしひしと伝わります。とくに保田春彦自身による写真の解説文は時代を読み取れて、とても貴重です。本体価格19,000円。A4判版、472頁、上製クロス装、ISBN978-4-86463-011-5初版300部の発売です。残りわずかですが、特装本のご用意もございます。保田春彦直筆装画入り(限定80部)です。一般発売(および広報は)はいたしません。ご要望の方のみ改めてご案...