武蔵野美術大学出版局

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門出

MAUGOODS•スケッチブックに、新色が出ました!レッドとグレーの定番色に加え、手前の‘ミッドナイトブルー’が新登場です。スケッチブック三兄弟(勝手に命名)。スケッチブックが三兄弟なら、ピロイ家は三姉妹なのですが…この度、結婚することになりまして…。妹(でもあり、親友でもあり、ライバルでもあり、ソウルメイトなのですが。週末、新潟に帰り、結納をしました。どうやら私、笑いも止まらないけど、涙も止まらない構造らしいです。涙が一粒ボトって落ちたら、それが呼び水かのようにとめどもなく涙が溢れ出してしまって。なんでかな…。あんなに泣いたの、久しぶりでした。嬉しいの半分と、なんだか得体の知れない寂しさ半分...
日常の業務

この季節のドキドキについて

ドキドキするといってもスウィートな話じゃなくてね。胸の奥で密かに重い動悸がするような、そんなシビアな胸の高鳴りもあるという話である。この時期、そろそろ外部校正に向けてのラストスパートの季節です。これがほんとの最大難関で、これさえ超えれば後は入稿、色稿一直線である。すんなりと左団扇で入稿できるか、七転八倒して入稿するか、すべては外部校正の赤字にかかっているわけです。ここんとこ、わりとすんなりクリアできていました。今回はどうなるか...。不安だ。同時にスタッフによる内部校正も進行する。内から外から校正の神の赤字が情け容赦なく降り注ぐ、かもしれない。校正者は神なので。今から腹を括っておきます。同じ赤...
やめよう自慢

『ラジオの歴史』法政大学出版局

A5判上製、本文359頁、図版457点、索引と文献資料31頁。サブタイトルは「工作の〈文化〉と電子工業のあゆみ」ずしり、思い本、いや、重い本である。 著者のお名前、高橋雄造先生よりも、その内容よりも先に本の仕様を書いてしまったのは、この本の組版を担当された秋田公士さんのことを書きたいからだ。秋田さんは法政大学出版局の編集者。定年退職により勇退されたのだが、未だこのような大著を世に出すお仕事を続けておられる。秋田さんがすごいのは、編集者としての力量プラス、いちはやくDTPを取り入れたこと。しかも、「なぜDTP?」と問われると、迷わず「好きだから、面白いから!」とお答えになるところだ。(このアマチ...
日常の業務

12月1日に思うこと

ここ何回か同じ入りですが、今日は寒いですね。本当に寒い。12月ですから、あたりまえですが。しかし、寒さより12月になってしまったことの方がこたえるなぁ。現在、色校正というか画像補正の指示をどう書き表すかで唸っております。色だけならまだしも、わけあって線、点、面等々画像のすべての要素についてどうにかしてもらおうということなので、どういう赤字なら現場の方に伝わるのか、いつもの色校正以上に悩みます。色校正は何度もやってきましたが、MAUPの刊行物は美術作品を扱うことも多く毎回難しさを実感します。部分にこだわればそこだけに力を入れられる気がする、自分ではしっくりくる言い回しに思えても相手には伝わらない...
日常の業務

『美術館のワークショップ』本文入稿

本日、年内ギリギリ刊行の『美術館のワークショップ』の本文を入稿しました!入れ替わりに、付きもの(カバー、帯)と表紙の色校正が出校。このワークショップシリーズ、表紙の特色と見返しの色、カバーの小口のカラーがいいハーモニーを醸し出しています。注目してくださいね。DTPマスターが組んでくれて、1色刷、PDF入稿。ここまできたらもう大丈夫! おっと、明日から師走ですね。ちなみに、私の敬愛する国民的歌手が、紅白歌合戦出場決定![制作:呑猫]
ひとりごと

大阪うまいもの話

わたくしごとではありますが、先週、大阪・滋賀へと行って参りました。100%遊びです。大阪には出張も含め何度も訪れてますが、行くと必ず食べるものが二つ。三角公園まえの「たこ焼」。たこ焼きは、ここのが一番好きです。そして、カップラーメン「どん兵衛」関西版。「どん兵衛」はいつも食べている味と違うのにビックリ。関西版の方が断然美味しいです。*渋谷駅構内に「どん兵衛」のアンテナショップがあり、関東はじめ関西や東北などの「どん兵衛」が食べられるとか。ぜひ行ってみたいです。そして、今回美味しい!と感動したのが、カップラーメンではなく、にし家さんという所で食べた「つけうどん」関西にしては濃い色の汁でしたが、出...
いぬ・ねこ・かえる

みなもと

朝、通勤途中鼻歌歌ってしまったの、誰にもバレてないといいな…KAT-TUNのライブツアーが決まって…嬉しくて。超個人的心境からスタート切ってすみません。デビュー前から大好きで、毎年ライブに行ってます。もう習慣的に。今年はライブがなくなってしまって、なんか…なんだろ…、ちゃんとご飯食べないまま、フルマラソン走らざるを得なかったような年でした。私にとっては。大事で。彼らのパワー。ライブの、観客も含めたパワーみなぎるあの空間。八万四千の毛孔から確実に浸透するエネルギー。…にも関わらず、朝の鼻歌がKAT-TUNじゃなくて「チキチキバンバン」だったのは、自分のことながら自分でも疑問。さて。汚れたカップ漂...
いぬ・ねこ・かえる

『美術館のワークショップ』装幀

『美術館のワークショップ 世田谷美術館25年間の軌跡』がいよいよ、ぎりぎり、滑り込みで、年内に刊行!デザイン実験室の工藤強勝先生デザインによる装幀をまだカラープリンタでの出力ですが、お見せしてしまいますっ 写真がヘタでごめんなさい。写真はいまいちだけど、「よしよし、いいこいいこ」って頭をなでたくなるでしょ?(本に「頭」があるかいな、と云わないでね)いままでのワークショップ・シリーズの装幀には作業する「手」の写真をつかっていましたが、どうです、今回は山岸彩乃さんによるイラストレーションです。よーくみると、鉛筆や、封筒や、玉結びみたいな文様・・・こんなに「手」を感じさせるイラストレーションは久しぶ...
ひとりごと

ジョウビタキって何ですか?

答えは11月22日凹山人のブログを見てほしい。凹山人は、この時期よく見かけますよと、かるーく言うのですが、あんなに優雅な容姿の鳥は見たことがない。残念。凹山人に鳥のことをいろいろ教えてもらったとき、渡り鳥のほとんどが知多半島を中継地にすると聞いて、なぜ知多半島?と思ったのですが、その疑問はあることで解けました。一昨年の秋、日本列島の上には一片の雲もない、いわゆる特異日に飛行機で四国へ行きました。どこにも雲がない、ほんとにない。窓の下には日本地図そのままの海岸線が続く。すごい...。興奮して窓にへばりついたまま。羽田沖を飛び立ち、日本列島を南下して紀伊半島の潮岬のあたりで機首を四国に向ける、そう...
いぬ・ねこ・かえる

冬の来訪者

今日は寒いですね。天気がよくて、寒い。いよいよ東京の冬がやってきた感じです。この季節になると家のまわりではよく「ヒッ、ヒッ」という鳥の鳴き声が聞かれるようになります。私は、あー今年もやって来たなぁと思うわけですが、みなさんはどんな鳥かご存知ですか?答えは「ジョウビタキ」。他の多くの鳥同様、雄がカラフルで雌が地味。雄は、頭はグレー、胸は橙色、顔と背中は黒という、派手と言えば派手、でも実にシックな装いなのです。で、雄雌共に背中に左右一対白い斑があり、別名「紋付鳥」とも呼ばれます。冬に渡って来るわけですが、市街地にもよく姿を見せてくれます。どちらかと言うと、あまり人を怖がりません。図太い性格のようで...