いぬ・ねこ・かえる

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ちがいを求めて

関西では「かしわ」東京の人は「シャモ」というらしい。あれ、「ちゃぼ」っていうのも、いるよね? どうちがうの? 編集室でこんな話になったのは、もとはといえば清水恒平くんが編集長をつとめるタウン誌『JG』5月号これをめくっているうちに・・・ さっそくネットで調べてみると、「シャモ」は江戸時代に「シャムの国」(現在のタイ)からやってきた鶏。明治になってそれがなまって「シャモ」になったらしい。いっぽう「ちゃぼ」は、やはり江戸時代にベトナム中部の「チャンパの国」に由来するそうな。 ふーん。ちなみに「シャムの国」からやってきた猫が「シャム猫」。性質は温厚で人なつこいくて犬のよう。ふーん。こうしてネットサー...
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猫の工夫

猫はドジです。おっちょこちょいです。そしてそれを悟られると我慢ならない様子です。と言ったって、丸わかりなんですけどね。階段踏み外した猫を見て「ぷっ」とか笑うと、とても不本意な様子です。しょうがないので、猫から見えない場所まで移動して声をこらえて笑いますが、思わず猫の目の前で笑ってしまう時もある。たとえば、机の上を気持ちよさそうに滑走し(猫は滑るの大好きです)、そのまんまソファに頭から突っ込み、柔らかいといっても大したスピードでしたから、頭クラクラさせながら立ち上がる姿を見たときはさすがに堪えきれず、呵々大笑。そんなとき猫はどうするかというと、とりあえず、どんな時でも身繕いする。一所懸命無心に我...
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三月は去る

3月になったばかりですが、もう歳の暮れのことを考えている。何だかな。1月は往く、2月は逃げる、3月は去る、と昔の人は言いました。1月すぎるとあっという間だねというのが実感です。それでも年の初めの1月だけはのんびり過ぎていく気はします。「1月は実際時間の流れが遅い気がするんだよね。気がするだけじゃなくてほんとに遅いと思うんだけど」と言うたびに、人はうつろな顔をします。それに頓着せず、「時間の流れは一定じゃない気がする」というと、人はうつろに笑います。光瀬龍の『百億の昼と千億の夜』にはまり、『あかつきに還る』『墓碑銘二〇〇七年』といったSF小説(この字面すらなつかしい)から新書本の宇宙論をやたら読...
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結婚発表

昨夜の私は、猫にまたたび状態。ファンクラブに入って応援している韓流スターから「大事なお知らせ」メールで結婚発表がありました。今日、韓国で結婚発表するけれど、その前に日本のファンの方にお伝えしたいと。その誠実な文面(日本語訳されています)に、うっとりです。2月12日(土)に初めて日本で開催されたファンミーティングに参加した私。会場を後にするとき3メートルという近さまで接近できて、そのうれしさが冷めないままに飛び込んだビッグニュース。おめでとう! お幸せに!……と浮かれたブログですが、今日はハッピーな話題でもふっておかないと、年度末までカウントダウン&納品前に涙な1日でした。[制作:呑猫]
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お菓子ですぅ…

予告どおりのお菓子ネタです。すみません。お菓子はお菓子でも、今回は和菓子です。あんまり申し訳ないので、なさけないタイトルになりましたが、サブタイトルがあります。「羽二重に泣く」もしくは「お菓子とお化け」。年の暮れに久々の羽二重のおいしさに鼻の奥がツーンとしました。これは白椿を図案化したものです。言われてみれば、なるほどね、と思う。これを食べて私は泣きそうになりました。おなか空いてたからかもしれません。和菓子の造作の、単純化というのか、デフォルメというのか、時々惚れ惚れすることがあります。伝統の力かねぇ、なんておめでたいことを考えているのはt:eehくらいのものだろう。こんなのもあります。ずっち...
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おかきのデザイン

というほど大げさな話でもないです。「t:eehから穀物のにおいがする、色気がないっ。」「あ、いま力士2コ食べたから」「いやん、グロ」という会話がありました。力士2コです。おかきです。頭が豆菓子です。右にいるのが横綱ですね。食べちゃうとこうなります。こうなってるのか…。力士4コいただきました。「大相撲土俵入り」というおかきです。コレクターの素養ゼロですが、よくできているので思わず並べてみた。包みの面白さだけではなく、味もしっかりしてます。おいしい。横綱の隣は梅のまわし。続いて左から、富士山、初日の出、松、十両と。めでたいもの尽くしになってます。芸が細かい(竹がないけど)。武蔵美通信教育のテキスト...
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ときめき

大忙しの1週間でした。高揚するココロのことなんですが。10日水曜日は、私が敬愛する国民的歌手のシングルとアルバムの発売日!そのプロモーションのため、毎日なにがしかのメディアに登場。ファンクラブからの「緊急観覧者募集!」メールにドキドキし、シングルのジャケットに使用された棺を見に、タワーレコード渋谷店に行ったり(初めて行ったけど迷わなかった!)などなど。仕事のことでも、舞い上がることが。新MAUGOODS「POSTCARDBOOK」の表紙色校が出ました。加熱型押しという加工は初の試み。雑誌「デザインのひきだし」などの見本でみていても、実際手にしたのは初めて。「わぁ!」。OKフロートという用紙に、...
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コスモス迷路という

人でなしの残暑もやっと終わり、人騒がせな台風もやっと去り、やっとのことで、ようやく秋らしい気候になったような気がします。11月なんですけどね。そこで秋二題。コスモスとどんぐりです。季節はずれの桜に続いて、花と実の話。まずはコスモス。コスモス迷路という。ダサイんだかお洒落なんだか、今ひとつ釈然としないネーミングです。奈良の安倍文殊院の季節限定の迷路です。背丈より高いコスモスが迷路の壁代わりです。その中を歩いて往ったり来たりしつつ出口に向かうと。非現実的でした。一瞬小さな女の子(だはは)に戻ったような心許なさとふわふわ感と。ふわふわしながらたどり着いた出口には、年老いた親類のおじさんが待っていてく...
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お彼岸ですよ

本日、残暑がぶり返し、東京は31°の真夏日だそうで、暑い。なに?この日射し。あまりにまぶしいので、目線を下にやると吉校3号館のコンクリートの上に色鮮やかなきみどりの落下物がある。まじまじ見ると、立派なカマキリでした。ふたつの大鎌を顔の前できれいにたたんで、もう動けない様子。鎌を振り上げて動いているときは結構な迫力なのに、こうしてみるとなにやら哀しい。このようにして虫たちの夏が終わるんだなぁ、ほらもう蟻が見つけちゃったし...いよいよ夏の終わりだねと呟きかけて、気付いた。もうお彼岸じゃん。昨日20日が彼岸の入りでした。夏の盛りのような日射しに、ついうっかり秋を忘れてました。今年は果物も夏バテで生...
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アイ☆ラブ 韓国

なにかなにか、お仕事のことを書こうと思うのですが、パソコンに向かってひたすら数字や文字を入力してる画になってしまう為……だけどお仕事のブログだからちゃんと内容書いとこ。お客様の登録とか、今月何がどのくらい売れたかとか、そういう販売管理のシステムがあって、それを入力しています。…そんなところです。…で、いつも私事ですみません今、韓国語を勉強しています。最近韓国の方多いですよね…あ、でも。前から多かったのかもしれませんが、自分が興味を持った時点から、興味がそれを引き寄せるっていうか、今まで意識してなかったことを意識するようになったから入ってくるというか。…興味とは勝手なものですね。そんな訳で、韓国...