いぬ・ねこ・かえる

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さかなクンの気持ちがわかった瞬間

ひょんなことから、さかなクンの師匠・奥谷喬司先生と親しくお話しする機会にめぐまれた。少年時代のさかなクンはテレビでタコの解説をしていた奥谷先生に憧れ、ファンレターを出したら「日本にはタコや海の生き物の研究者は少ないので、 一生懸命勉強してタコの先生になってくださいね」という優しいお返事が来て、すっかりその気になって現在に至る・・・この話はとても有名だ。初めて奥谷先生にお会いして、名刺とともに御挨拶したところ、ちょっと困った顔をされて「今日は名刺を持ち合わせておりませんで」と仰った。「とんでもないことでございます」と、そのあとはほとんど無礼講で楽しくビールを呑んだ。その翌々日、奥谷先生から封書が...
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生まれる!

まるで恐竜の卵のよう。沖縄県産のキーツマンゴー、収穫時期が短いそうでめったにお目にかかれない珍品。呑猫がこれを仕入れたのは先週の日曜日。週明けに会社に持ってきてくれ、それから毎日、くんくん鼻をちかづけては「もういいんじゃない?」「いや、かたいと思う」「昨日よりも匂いが濃くなってるみたい」「でも、まだまだ」ついに本日、みなでいただくことに・・・なんと濃い味でしょう。うっとり。本日、めでたくも『かたち・色・レイアウト』をデザイン情報学科研究室にお納めしました。納品してからしばらくは、嬉しいよりも怖ろしい。そんな気持ちをそっくりをくるんでくれるような南国の味でした。[編集:ハムコ]
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金魚鉢のグッピー

近世以来のガラスの金魚鉢は酸素の供給や濾過や温度管理に適さないのでお魚好きから忌避されている。とくに開口部が狭められた構造が酸素不足を予期させる。もちろん濾過器なしでも毎日水を少しづつ換えて、ついでに水草などを入れれば十分である。夏なら熱帯魚でも。 何度か書いた研究室のグッピーの皆さんに新規メンバーを加えようと「国産グッピー」(輸入物と区別した呼称だが、どうもなじめない)を1組つれてきて、一度自宅においたら、そのまま金魚鉢に住みついてしまった。 つうじょうの水槽とくらべて狭いのだが、その分、コミュニケーションが取りやすい。すぐに手から食べ物を受け取ってくれるようになる。水替えの湯飲みを水槽に入...
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thanks

8月も半分過ぎましたね。みなさま、いかがお過ごしですか?私は先週末、新潟に帰省してまいりました。パキスタン×日本のダブル(ハーフともいいますが)の甥っ子が、2才半にして、『LEON』に出てもいいくらい、ちょっとセクシーなイケメンになってました(笑)(↑‘ちょいワルおやじ’を提唱する雑誌)…どうしよう。帰省率が増えそう(笑)そしてこちらは、小3の姪っ子が育ててるさぼてんの「とげちゃん」。ネーミング最高。話し飛びすぎますが、今日、KAT-TUNの10周年ライブDVD、ゲットして帰ります。KAT-TUNは… 私にとって、大きい。(‘好き’を隠せない性格、すみません!)例えるならば…MAUPは出版社な...
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索引は同士を呼ぶ

白石学先生編『かたち・色・レイアウト』入稿データがデザイナーの江津匡士先生から、今朝、届いた。やれやれ。しかしこの本は「色」が大事なので、色校チェックなどまだ気が抜けない。索引は、いつも「これでいいのか?」と悩む。作っている最中に、混濁している自分に気づく。本文の不具合も見つかり、ひとりパニックに陥る。何度も同じ作業をしては、アホちゃう自分!と落ちこむ。8月2日の勁草書房編集部のブログに「ふう。結構手ごわい索引。この仕事に就く前は索引は付録、くらいに思ってましたが、実は工程上、要です。索引で結構致命的な間違いが見つかることが多いので、ここで手を抜くとのちのち泣きを見ることに。」と(橋)さんも書...
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謎の生物

こまかく言うと「謎の植物」なんですが、ハムコのデスク脇に盆栽サイズのヤツデの鉢があり、その脇にニョッキリと謎の草(?)が生えてきて、ヤツデよりも高く茂ってます。こりゃいったい何の植物だという疑問は、凹山人がすぐ調べてくれて「長柄小蜜柑草 ながえこみかんそう」であることが判明しました。「すごい!!何の手がかりもないのに、どうやって調べたの?」と聞いたところ、植物図鑑で察しをつけて探したらすぐ出てきたそうです。実はこれも謎の植物。去年あたり突然庭に出現しました。今朝の雨に打たれて枝が前のめりになり、全容がわかりにくいかもしれませんが、橙色の実がとても愛らしいです。これがいったい何ものなのか、教えて...
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水がほしい

調査や会議で地方都市に行くって時間が余るとかならず神社や寺院など、うろうろと歩いて参拝することにしています。そうるうと、とても気になるのが都市部の暗渠をやめて開放した用水が多いこと。今年もいろいろ、みてきました。一番綺麗だったのは、長野県長野市の用水路、南八幡川。付近の家がアヒルの置物を並べていました。この用水路は市内の景観として大切にされているようです。何度もみたのですが、この用水にはあまり魚類はいないようです。それでも、暗渠よりもこの方が、親しみがありますね。兵庫県西宮市の住宅地でも、用水が綺麗に整備されています。こちらはあまり水質は良くないかんじでしたが、それでも暗渠よりはいいですね。と...
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『かたち・色・レイアウト』

何それ?という人は、たぶんデザイン教育を受けたことがない。そう、そういうあなたこそ読者にもっとも相応しい!9月23日発売、白石学先生編『かたち・色・レイアウト』、ぜひお手にとって御覧ください。サブタイトルは「手で学ぶデザインリテラシー」。「サブタイトルをタイトルにしたら?」とも言われた。ええ、言われましたとも!でもね、サブなの。あえてサブタイトル。『かたち・色・レイアウト』というタイトル、相当にいいと思っております。追い込みなう。[編集:ハムコ]
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親知らず T-T

助机さんの韓国みやげ。ありがとう♡ほんとは一緒に行ってた予定でした(T-T*)親知らずが痛すぎ…(↑コレが行けなかった理由じゃないですけど)OMG!!なぜ今?とりあえず抜いてきます(涙)韓国語で親知らずは「사랑니」(サランニ)。直訳すると「愛の歯」…なんで?って思うじゃないですか。聞きましたよ。韓国の友人何人かに。10代の、親が知らない間に生える歯だから10代の、失恋の痛みと同じくらい痛い歯だから10代の、親が知らない間に恋愛が始まる歯だからもはや全然10代じゃないしワタシ…(笑)…なんかこんな話し、前も書いた気もしますが、すみません。だんだん何書いてきたか、忘れておりますf^_^;)…とりあ...
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ミルキーウェイ

七夕です。かすかに晴れてますが、このぶんだと、東京都市部では天の川はおそらく望めないでしょう。白鳥座と、こと座のベガと、わし座のアルタイルくらいはかろうじて見えるだろうか。ミルキーウェイと呼ばれるその訳は、ずいぶん前、沖縄の東南端の半島に宿泊していたときに実感しました。街灯だの、人家の明かりだのはほぼなく、ときおり山間を縫って走り去る車のライトが目に入るだけ。波打ち際と海の境も、浜辺とそこから立ち上がる崖の境もわかんないよ、という漆黒の夜。空には無数の星があり、その無数の星の間を乳白色の天の川が流れておりました。おおっ。知らなかった。こんなにはっきりと乳白色に煙る、天の川ってこういうものなのか...