いぬ・ねこ・かえる

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大丈夫 だいじょぶ

日が暮れるのが早くなり、そうでなくても暗い(徹底的な節電?)ムサビの鷹の台校。しかもこの時期は、進級制作、卒業制作などなど、思わぬ所に作品が設置されたり、制作中だったり。よくみて歩かないとたいへんなことになる。暗い中でうごめく学生の表情も厳しいが、編集者(あたし)の顔も険しい。12号館を出る。中央広場を歩く。暗い。……20日までに原稿が出ないと本当に危ないぞ。だいじょうぶかなぁ……自分が? 著者が? これは1号館の柱。学内に「落書き」なんてダサイものはないのに、どしたのこれ??? 思わず爆笑。「オレ」すごいよ。
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美術教育の題材開発

来年4月から使用する教科書制作が大詰めです。タイトルを決定し、装丁の準備もせねばなりません。以前にもご紹介した「題材開発の研究」はタイトルが『美術教育の題材開発』に決定!「題材」とは、授業そのものです。どのような材料を用いて、どのような技法を使って、どのような表現を行うのか。さまざまな試みと工夫が満載!今回の教科書は、第5章に「特別支援教育と美術」を据えています。特別支援教育の現場からの御原稿を読んでいると、「特別支援」でなくとも、どこにでも応用できること(応用ではなく、むしろ基本中の基本)ばかりだと気づきました。普段から子どもたちをよく見守ること、よく聞くこと、よく話すこと。。。絵の具たっぷ...
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いまを生きる猫なのだ

このところ空気が澄んでいるのか乾燥しているせいなのか、夕暮の空はもちろん深夜の月と星の光がたいそう冴えていて、皓々とした月星の光を浴びながら家に帰ると、目を皓々(爛々と?)と輝かせた猫が待っている。遊ぼう!!多分そう言っている。で、約1時間近く、猫との追いかけっこが始まります。1階から2階へ、2階から1階へ。猫は走り(ジタバタ走る)台所の椅子をジャンプ台にして食器棚の上に飛び上がり、高いところから睥睨します。「わたしはえらい」と言っている気がする。食器棚と冷蔵庫と食品庫が横並びになった約3メートルの「高い場所」は猫のお気に入りで、ピンクのカバとか、ただの紐とか、お気に入りのおもちゃをしまい込ん...
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ハトの住み家、宮下勇先生の2号館

鷹の台2号館の教室の南側には、設計者の宮下勇先生が、鷹の台13号館で実験に成功した蔓植物のカーテンが設置され、冬でも元気です。授業をしているときに窓際にハトさんが挨拶することに学生が気づいて、よくみるとハトの子どもが2羽、巣に育てられていました。接近しにくいので写真は巣が不鮮明です。すいません。鷹の台では、ガラス工房、共通彫塑棟、13号館などが建築学科教授宮下勇教授の設計ですが、最大規模がこの2号館です。宮下先生はこのほか、4号館回収や北側キャンパスの計画等で活躍され、キャンパス計画の統括担当としてご活躍です。その宮下先生が、本年度で定年退職となります。宮下先生の退任記念展が美術館で開催されて...
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ち・よ・こ・れ・い・と

ふふふ、内緒だけどさ、今日、GODIVAのチョコバー6本セットをいただいた。9.88オンス! ずっしり \(^O^)/この時期、ハムコがしょっちゅう「きーーーっ!」と奇声をあげて怒ったり、叫んだりしているのがあまねく世間に知れわたっているのか???鎮静剤としてチョコレートは抜群である。まずはラズベリー入りを・・・スタッフにも、ちびっと分けてあげる。「今日、嬉しかったことを3つあげてください」と云われたら、どうしようかな。。。〔その1〕GODIVA×6〔その2〕初めてお会いするデザイナーの方に、こちらの希望をお話したところ、ふむふむと御快諾いただいたこと(じつはハムコ、初めての方とお話しするのは...
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冬支度

ピロイちゃんと違って、冬になっても雪がほとんど降らない西の海辺のまちで育ったt:eehは、東京の雪の頻度と量が未だに新鮮で、大雪が降る度に井の頭公園に散歩に出かけたり、いそいそと雪かきしてみたり、雪の日は「特別な日」のような気がしてます。庭もすっかり冬支度です。酔芙蓉の3つ残った蕾のうちのひとつです。開くまえにピンクに染まってます。うまく咲けるといいんですが。蕾はあと2つ、咲けるかな...。それから庭の王様、蛙もどうやら冬眠に入った様子。11月7日の夜、灯油を入れようと庭を歩いていたら、ポスッと紙コップを蹴飛ばしたような軽い感触があり(じつはt:eehは庭で何度も蛙を蹴りそうになる。思いっきり...
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My 流行語大賞

今年も2ヶ月を切りましたね。いろんなワードを聞いてきましたが…最近いちばん、‘きゅんッ♡’ってなった、姪っ子からの言葉。姉と諸用でFAXのやり取りをしていた時、姉の横に姪っ子がいたらしく…「アミもFAXに入ったらかおちゃんに会える?」(‘アミ’は姪っ子で、‘かおちゃん’はピロイです)ドラえもーーーーーーーーんっ!!!♡♡♡今そばにいたら、ただただ、もうすぐに、ぎゅって抱きしめたい…と、思いました。姪っ子と、電話で話すのが好きです。なんでもいいんです。声を聞くだけでも。姪っ子が発する他愛ないキラキラしたワードの中に、すっごく大きな答えが見える時が、あったりして…姪っ子から、学ぶというか、もらうと...
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どんぐり豆腐

呑猫が、どんぐり豆腐を買ってきてくれたのです。どんびょうがどんぐりどうふを買ってきてくれたのです。いい響きなので二回繰り返しました。韓国ではポピュラーな食べ物らしいのですが、呑猫は食べたことがなく、もちろんMAUPみんな同じ。タレをつけて食べるものらしいのですが、t:eehは何もつけずに食べてみた。どんぐりを食べたことがないので(食べたことのある人いる?)味を比較できず、比較するものがないと人は奇妙に思うらしい、というのが食後の感想です。微妙に残る渋みがどんぐりっぽい...ような。タレをつけて食べるのが正しいようです。呑猫、ネタ枯れのこの時期に、まことに感謝。ネタをひねり出す余裕も気力もないで...
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カエルがいっぱいの芸術祭

本年度(2013年10月26-28日)の武蔵野美術大学芸術祭の一番の特徴は、やっぱりカエルでしょう。芸術祭の公式ウェブページによると「ガマノ男爵」というご芳名のキャラクターのようです。正門の受付から通路の左右にわたって、写真のように男爵家の皆様がずらりとならんでいました。すごい個体数の蛙とオタマジャクシの作品数です。歩くだけで幸せな気分に浸ることができました。来場者の皆さんも、通路で記念撮影をして大変な賑わいでした。ガマガエルでがんばっている学生がいるという話は聞いていましたが、作者や共同制作者は存じ上げていません。でも、ほんとうにすごいですね。すべての作品にわたってトーンを統一したお祭りの雰...
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免罪符

「おなかがいたいの」と言えば、あらゆることが免除されるのは何歳までだろう。。。姪っ子1號、我が家に来るなりこう言った。ははぁ、これはマに受けてはいけない。彼女は「わらわはキゲンがわるい。はよキゲンとらんかい」とおっしゃっているのである。「あら、こまったわね。ではハム姉のピンクの腹巻きしてみる?」ひらひらと腹巻きを振ってみるが、不機嫌に首を振りやがる。すかさず姪っ子2號が飛んでくる。彼女は二歳である。まだロクに口がきけないくせに、あらゆる要望を「ん!」と指差すことで表現する。もちろん、腹巻きを「ん!」と力強く指差す。2號に腹巻きを着せてやる。なかなか色っぽい。本人はすっかりドヤ顔である。それを見...