日常の業務

ひとりごと

春の新刊!

MAUPでは、三月下旬に刊行の六冊について、追い込みが続いています。本日入稿のものもあり、活気に溢れています。販売用の書籍についてですが、今年からジャケットデザインが自由に素敵に変身します。書店で装いのかわった「武蔵野美術大学の本。」を見つけたらぜひお手に取りください。また上野の森美術館で開催していました遠藤彰子展は大好評のうちに終了しました。MUSABISHOPで、遠藤彰子手ぬぐい書籍、グッズをお買い上げくださった皆様、ありがとうございました![営業ずっち☆]
ひとりごと

北極? 南極?

t:eeh同様、担当する教科書づくりは正に綱渡り状態。そのうち一冊は、ようやく全貌が明らかになったばかり。ケロT先生の大著には及びませんが、教科書としてはなかなか立派な頁数を誇ります。シロクマ君(体長25ミリ)も安心して乗っていられるゲラの安定感。でも、シロクマ君のいる北極は、海が氷っているだけだからなぁ。もうひとがんばりで、真に安定感のある大陸となるか。はたまた、流氷に……、いかーん。がんばります。(編集:凹山人)
日常の業務

100万本も1000万本も

今朝の明け方、すてきな夢を見ました。なのにこうして仕事にまみれているとはるか昔のことのような気がするのもせつないです。教科書作りもいよいよ切羽詰まってます。4色もの2冊抱えて、ここしばらく生活のすべてを本作りに捧げている気がするt:eehなんですが、家でころころと自足・完結している天然ボケ超美人猫と、今日みたいな夢が気力の源です。で、一冊の本が持つ力を考えたりもするわけです。幼年時に読み聞かされた絵本や、小学生の頃に読んだ本が一生を左右することもあるでしょう。t:eehはけっこう左右されました。100万本も1000万本もの糸を織りなして編み上げて、かっちりとした構造を持つ一冊の本が出来上がるわ...
日常の業務

季節の中で

出社早々に、『保田龍門・保田春彦往復書簡1958-1965』特装本が納品される。ドライバーさんと編集・凹山人とともに、せっせと階段を使って運ぶ(エレベータがありません)。午前中にやっておいてといわれた仕事があり、今年最後の会議が13時スタートであり、大事な会議資料が昨日の時点でパーフェクトでなかったため、慌ただしくお昼に突入。そして、会議。2014年2月末日に大学へ納品するテキストの進行報告は、みんなで息詰まる感じ。……この年末年始でなんとか帳尻を合わせる算段なのです。そんなわけで、『保田龍門・保田春彦往復書簡1958-1965』の印刷を担当していただき一番最初にお礼を伝えたかった図書印刷営業...
日常の業務

文字の森の奥

ただいまt:eehは文字の森の奥深く、無数のおしゃべりな文字を相手にせっせと鉛筆を動かしています。というわけで、t:eehの本年最後ブー当番は、文字の森の木霊のような(あ、なんかかっこいい)ご挨拶となりました。こんな時、お笑いの人が代表する「関西人」は、たいてい「ほなっっ!!」とか言うんですが、t:eehは関西人ですが「ほなっ」と言ったことはないのだ。では、また来年。編集:t:eeh
日常の業務

つぶやきがたりない

言葉に出すと実現する。その一つが、書店からの注文。取次への搬入は倉庫にお任せしているけれど、電話やファックスで直接注文をいただくことも多い。注文をいただくと倉庫へオンラインで内容を流すわけだが…まるでナシノツブテという時があり、「書店のみなさ〜ん、注文ください!」とつぶやきを超える声量で言葉にすると、あら不思議! ちゃんと聞いていてくれた人があるかのように注文が舞い込む。しかし。今日はばたばたと午前中を過ごして、つぶやきもれ…。つぶやきがたりませんでした。しかし。みなさん、別のつぶやきを、ぜひとも! 美術書出版会の丸善丸の内本店3階で開催されるブックフェアです。「丸善丸の内美術館ー美をめぐるつ...
日常の業務

サンタ始動

触れてみたいけど、触れたら指が切れそうなくらい、鋭利な月☽そんな先週の夜に、校友会チラシお一人目のご注文をいただきました‼ありがとうございます‼卒業生の方より少し早めに、通信の学生さんのお手元に届いているようですね。卒業生の皆様、今しばらくお待ちを…そして本日、これから出る『保田龍門•保田春彦往復書簡1958-1965』の見本納品がありました。第一印象「かっこいい〜!」第二印象「いい筋トレになりそう…」ほんと、かっこいいです!ケンタッキーのカーネルおじさんも、サンタコスチュームに着替えたことですし、私も‘エア’サンタで励みたいと思います・:*:・゚★☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ...
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90

毎年この時期、コピー用紙とお水をオーダーする量が増えます。もうすぐ本ができる佳境の、そういう時期でしょうか…ポットのお湯の減りも倍速な感じします。寒いってこともありますが、みなさん夜遅くまでお仕事。電話もいっぱい鳴ります。もうすぐこの電話も、注文でいっぱいの電話のベルに変わるはず!ピロイはといえば…主に事務仕事ですが、シュレッダーかけながら、シュレッダーが美味しそうに紙をパリパリ食べる姿を見てお腹が鳴る……ってどうゆうこと!?自分の構造の単純さにビックリする…90分。…あ。いきなりすみません。90分なんですって。人が本気で集中できる時間の限界って。確かに、大学の授業も、サッカーの試合も90分。...
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新刊ツアーin関西!

営業担当ずっち☆です。久しぶりに関西方面の出張に行って参りました。ルートは浜松・京都経由大阪です。浜松では、浜松市立美術館に寄りMAUP商品をお取り扱いショップご担当者にご挨拶。そして、三沢厚彦先生の展覧会を(早足気味で)観覧。ちいさな子供が目を輝かせて動物の彫刻を眺めていました。その姿は何ともホノボノ。昼食後に書店さん周り、京都に移動し、やはり書店さん周りと打ち合わせを終え、夜になり大阪入り。少し疲れて早めに就寝…次の朝から怒涛の日々……。電車にギリギリ乗り込むこと数回。記憶もままならず…それが何やらあれが何やらアレヨアレヨと気がついたら東京に戻ってきました。MAUPの本が欲しい方のお手元に...
日常の業務

きれいな設計図

あちこちで書籍製作機がうなりを上げてフル回転してる感じです。それぞれの編集者が抱える来年の教科書が同時並行で組み上がっていく様子は、なんつーか、パワフルでアクティブです。各ページのデザインが続々と上がってくるこの時期は、本作りが一番楽しい時期です。ワクワクします。ドキドキもするけど(いろんな意味で)。大雑把に言うと、テキストと図版、この2つの要素を平面の紙の上に配置し、それを100ページ以上、ときには300ページも400ページも編み上げて一冊の本ができるわけですが、そのときデザイナーは立体的な設計図を描いているに違いない、と思う。その立体的な設計図はきれいなんだろうな、と図形問題がとっても苦手...