日常の業務

日常の業務

春きたりなば

昨日から呑猫はぼやきっぱなしデアル。担当編集者としては、はなはだやりづらい状況デアル。しかし、春ですなぁ・・・ハムコの場合、春は三段階でやってくる。 まずは3月15日、通信教育課程の卒業制作作品撮影が終了!百号サイズの絵画370点を1日で撮影する「荒技」をはじめ、ぴかぴか光る小さなジュエリーや、何メートルもの蛇腹タイプの書籍も、天井から吊された巨大なタピスリーも、何でも撮っちゃう。こんな「荒技」が可能なのは内田芳孝カメラマンの率いるノマディク工房のチームワークのたまもの。2004年からずっと撮影をお願いしています。 そしてつぎは、通学課程の学生手帖が春を呼ぶ。本日、無事に見本が納品!2007年...
日常の業務

あぁ束見本

書籍の表紙データを作るには、束見本(実際に使用する用紙を使って製本した白い本)がないと束幅(背表紙の幅)が決まらないからできない。束見本はページ数が確定できないと作れない。ページ数は、原稿と画像データが揃って組版できないと確定できない……。あぁ、だから束見本は3月16日絶対に厳守だよお〜。あぁ、だからページ数は3月9日には確定できないとキビシイよぉ〜……そんな綱わたりの進行で、3月30日発行の「造形ファシリテーション能力獲得プログラム 2009年度報告書」を編集・制作しています。え、今の進行具合? あぁ束見本は昨日できて、今日、表紙データは入稿しましたよ! 本文の状況は聞かないで〜〜。[制作:...
日常の業務

重厚!大学出版部協会総合図書目録完成

小局が加盟している大学出版部協会では、加盟出版部(32校)で総合図書目録を2000部、制作しています。その重さ、なんと2kg以上…(出版局の計測器では計れない!)これは全国の図書館や、大学図書館、取次、書店、個人のかたに配布されます。欲しいという方は、大学出版部協会までお問い合わせ下さい。またムサビ関係者の方には、小局に在庫(10部のみです)がありますので、営業担当者までお問い合わせください。[営業ずっち☆]
日常の業務

本作りの佳境。

4月末刊行予定の担当本がいま佳境です。本文組みのデザインががほぼ固まり、これから装丁やら帯のキャッチコピーやら、外回りのデザインに入ります。デザイナーさんがどんな案を出してくれるのか、いちばん楽しいところです。著者の思考が形になる、形のないものが形をとり始める。ちょっとダイナミックな時間です。「修羅場」という言葉もありますが、この時期は正しく「かきょう/佳境」と言いたいですね。「いま佳境です」と書くとなにやら美しくみえます。広辞苑で調べてみました。佳境とは、1)景色の素晴らしくよい所。2)面白い所。3)非常によい場面。4)妙所。ね。思考のフォルムが生まれんとする、いままさに佳境であります。編集...
日常の業務

Bookmark(しおり)がついに完成!

今年もおかげさまでBookmark(しおり)が完成しました。一言、とてもカワイイですし、愉快です。(ウラ面には出版局の書籍の広告が入ってます)これから出版局がお世話になっている全国の書店さんに旅にでます。そしてお客さんのお手元に届くと思います。前回作った時、書店さんからもご好評をいただきました。(お客さんがよろこんで貰ってくれていたそうです)今回も、きっとよろこんでいただけると思います。5種類各1万枚で、合計5万枚作っていますが、はっきり言って、すぐ無くなってしまいます。見つけたらGETしてください。[営業☆ずっち]
日常の業務

レオナルドかダ・ヴィンチか

レオナルド・ダ・ヴィンチ。略す場合はレオナルドとダ・ヴィンチどちらを使いますか?最近の出版物などでレオナルド・ダ・ヴィンチを扱ったものは、ほとんどレオナルド表記ですね。ヴィンチ村のレオナルドという意味らしいので、レオナルドが名前と考えればそう表記するのが正しいのでしょうね。でも、ひと昔前は、みんなダ・ヴィンチでしたし、会話の中ではいまだにダ・ヴィンチを使うことが多いように思います。絵画の空間構成、ことに遠近法のこと等に触れる場合、どうしてもレオナルド・ダ・ヴィンチは避けては通れない存在です。間もなく完成する教科書『絵画空間を考える』でも当然よく登場します。そこで、表記の問題が。まあ問題ないのは...
日常の業務

FPシンポジウム満員御礼!

11,12日に、武蔵野美術大学新宿サテライトにて、造形ファシリテーション展示会・シンポジウムが開催されました。毎年、それに関わる書籍と大学グッズ数点をセレクトし、出店させていただいております。雪がちらつく中にも関わらず、シンポジウムは立ち見の方がいらっしゃるほどの満員御礼状態で、書籍やグッズも沢山ご購入いただきました。ありがとうございました。[総務:ピロイ]
日常の業務

繰り返し繰り返し

今年の4月に通信教育の教科書が3冊刊行されます。そのうちの1冊『絵画空間を考える』が入稿目前。凹山人さんが担当しているこの本の内校正をお手伝いしました。いや、奥が深いです。その奥深い知識をシンプルに論じた良書です。モンドリアンの具象から抽象への移行についての論など、静かに興奮しつつ読みました。そして校正とは恐ろしい。やってもやっても出てくるし。前に一度見たはずなのに見落としてるし。おうっ、とか、あうっ、とか、ぎゃっ、とか小声で叫びながらの作業です。教科書ですから、読者が混乱しないよう、ある一つの法則ないしは決まりごとに従って表記を統一し、執筆者の知識・情報の階層を整えるわけです。当然と思われて...
日常の業務

ムサビでFP養成!?

FPといえば、「ファイナンシャル・プランナー」(資産設計を行う専門家を認定する資格、有資格者)を思い浮かべがち。いやいや、ムサビにもあるんですFP。正式には「造形ファシリテーション能力獲得プログラム」といいまして、「美大ならではの造形の専門分野の力に加えて、誰もが参加できる造形ワークショップを促進する専門家(ファシリテータ)として力をつけましょう」ということを目的としたプログラムです。MAUPでは、このFPの印刷物関係を編集・制作しています。例えば、ポスター・チラシ・展示会などの広報物、そして1年間の学生の成果を記録する年度報告書など。その年度報告書の編集・制作を急ピッチですすめています。なん...
日常の業務

東大駒場生協書籍部さん☆

東京大学駒場キャンパスにある、生協・駒場書籍部さんにお邪魔しました!学生さんたちの強い味方、生協さんでありますが、東大の生協さんは本当に大きくて品揃えも豊富です。こちらにも出版局の本が多数揃えて頂いています。ご担当者の方から『ジョン・ケージ 混沌ではなくアナーキー』も売れ行き良好と伺いました。ムサビには、生協さんはありませんが、画材店の世界堂さんがあります!ほんと色々な大学&売店があり楽しいです。[営業ずっち☆]