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謎の伎楽1

お盆すぎには朝夕めっきり涼しい風が吹き、というご挨拶が恒例なわけですが、東京の気候はなんのその。いつまでも蒸し暑い風が吹いてます。暑気払いに白い蓮の花を。8月12日のお昼頃お寺の池にたった一輪咲いてました。手前の葉っぱがすこし花を隠してますが、目にも鮮やかというか、涼しげです。『日本古典芸能史』のあれこれを紹介していますが、今回は伎楽の巻。かなり早い時期、允恭天皇のとき新羅から楽人80人が渡り、崩御の際に歌舞で弔したという記述が日本書紀にあるそうです。2002年10月15日から19日に行われた東大寺の大仏開眼1250年慶讃大法要では、天理大学と奈良大学の学生さんによる伎楽の奉納があったのでご記...
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10月上旬発売の新刊情報『日本画と材料——近代に創られた伝統』

いちはやく10月上旬に発売の新刊情報をお伝えします。荒井経(あらいけい)著『日本画と材料——近代に創られた伝統』を10月上旬に発売いたします。荒井先生は、日本画家であり、武蔵野美術大学非常勤講師、東京藝術大学大学院保存修復日本画准教授でいらっしゃいます。本書では明治時代から現代までの「日本画と材料」について追求、「日本画とは」改めて検証し、その実像を捉えなおしています。日本画を描いている方にはもちろん、鑑賞する上でとても役立ち、わたしたちの知的好奇心がみたされる内容になっています。表紙は、荒井先生作品の青が美しい日本画「景色2006.9.18」です。書影は残念ながら、まだアップしていませんが、...
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夏!なオススメMAUグッズ

久しぶりの雨。束の間大地をクールダウン姪っ子たちは明後日から夏休みです。ワクワクを、お気に入りのバッグと胸にいーっぱい詰め込んで、更なる冒険に出るのでしょう。その冒険連れてって~!これから本格的に暑くなりますが、みなさまどうぞご自愛ください。ここで、夏!なオススメMAUグッズ、ご紹介!油絵学科・遠藤彰子教授デザインによる扇子。海外旅行のお土産に、いかがでしょうか。もちろん国内旅行のお土産にも。今日も直接買いにいらしてくださったお客様が。ありがとうございました!この夏、浴衣に合わせて、扇子着こなしちゃってください。[総務:ピロイ]
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日本古典芸能史の面白さ・散楽2

古代から近世、おおまかには江戸時代までの芸能の有り様と変遷を平易な語り口で論じた『日本古典芸能史』紹介のミニ企画です。ひとくちに古代と言うが、それは実際何時代のこと?というのは伎楽の巻のお題として、今回は散楽のうちの奇術・幻術のご紹介です。いまで言う手品・マジックにあたるらしいのですが、大がかりなものもあったそうです。いまで言うイリュージョン?ところでサーカスとイリュージョンはどう違うのか?木下大サーカスのポスターにミラクルイリュージョンという文字を見た記憶があります。シルク・ドゥ・ソレイユは直訳すれば「太陽のサーカス」だもんね。やっぱりサーカスがいいと思うんですよ。イリュージョンじゃなくてサ...
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日本古典芸能史の面白さ・散楽1

じっとりとした梅雨らしい天気です。こういう日は嫌いじゃございません。曇り空の下、青い花、白い花、赤い花がいわくありげに咲いてます。伎楽・舞楽とともに渡来したとされる芸能のひとつに散楽があります。その源流はいまの中央アジア、イラン(ペルシャ)、ローマあたりにもとめられ、荘重な音楽に対するくだけた娯楽・俗楽と位置づけられていたとか。いまで言う曲芸や手品も含まれていたんですね。散楽には1.真似や笑いの芸 2.踊り 3.曲芸・軽業 4.奇術・幻術 5.傀儡子とあり、で、その3.曲芸・軽業は?というと、曲芸的なものは、跳丸(ちょうがん)、弄玉(ろうぎょく)、刀玉(とうぎょく)、弄槍(ろうそう)擲剣(てき...
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『キュレーターの極上芸術案内』ボツの話

7月上旬発売の新見隆先生『キュレーターの極上芸術案内』。キュレーター(学芸員)がツアー・コンダクターとして読者の皆様を10の都市へ、特別に御案内する趣向です。「アート×フード×ミュージック×ブックス=ライフ(愛)」という内容の、この1冊の本が完成するまでにどれほどボツが出たことか・・・「お時間に限りがありまして」という決まり文句は本の場合「紙幅に限りがございまして」となる。頁数なんて増やせばいいぢゃん、と思ってるでしょ?いくらでも増やせますよ、でもね、四六判なら256頁!(なぜなら最も経済的な紙どり=頁数だから)「四六判256頁」という金科玉条を掲げなければ、「アート&フード&ミュージック&ブ...
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『キュレーターの極上芸術案内』装幀ウラ話

新見隆先生の『キュレーターの極上芸術案内』は、まさに印刷なう!という状態。本日は、その装幀は如何にして決まりしか、というお話。「ニューヨークに始まり古里の尾道へ、花の巴里から東京、古都京都はもちろん、第2の故郷ウィーンのつぎには大分ね、なんたって大分県立美術館の館長だもの!でもどこがいいってオランダよ、となってそこから那須のアート・ビオトープに飛んで、さいごは武蔵野の雑木林に戻ってくるわけ」とデザイナーの馬面俊之さんに、ゲラを前に熱弁する編集者ハムコ。毎度の唐突なハムコの説明にも、包容力のある馬面さんは決して動じない。(馬面さんは「ばめん」さんとお読みます。『ミュゼオロジーへの招待』も馬面さん...
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2015 夏

とうもろこし。めっちゃ夏。めっちゃ光ってる。ケロT先生、ありがとうございます。MAUP一同、夏の光を栄養にがんばります。…と、ここで、夏の光と、真っ青な夏空を凝縮したような、MAUグッズの新商品をご紹介!!!ミニクロッキー帳の限定カラー2色!夏色です。ネーミングは、「ミニクロッキー帳れもん」と「ミニクロッキー帳あおぞら」。よろしくお願いします。今年は夏を満喫します。もう決めました。楽しみますっ![総務:ピロイ]
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『キュレーターの極上芸術案内』7月4日発売

本日、新見隆先生の新刊『キュレーターの極上芸術案内』の本文白焼きが到着。確認→校了!というわけで、あとは印刷所の仕事のみとなり刊行案内ができます。本サイトのtopicsにも掲載しました。こちらには書影も載せていますので、ぜひクリックしてみてください。書影は、帯なしで掲載するのが多いのでここではお目にかけられませんが、書店には“極上”感がたっぷりの帯が巻かれて出荷されます。ぜひ、お手にとってご覧いただきたいです。7月4日発売です。乞うご期待![制作:呑猫]
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MAUタオルハンカチ

6月2日の朝。出勤してドア開けてすぐ、校友キャンペーンのFAX注文来てる〜!!ご注文くださいました校友のみなさま、ありがとうございます。キャンペーン始まったなぁ〜って、たくさんのFAXをパラパラと見…… …っていうか、ママじゃんっ!;^_^A…すみません。びっくりして本当に一人でそう言ったんです(笑)そうなんです。母もムサビ卒業生でして…。最初の注文が母って…f^_^;) 週末、久しぶりに電話してみよう。さてさて、今日は新商品のご案内を!ムサビオリジナルのタオルハンカチです。手を拭くのはもちろん!汗も涙も、懐の深さで受けとめてくれます。ふわふわで肌触りがいいだけじゃないんです。時に…持ってるだ...