2011-03

半径2m以内

午前0時のムサビ吉祥寺校

どうせおうちに帰れないなら、お掃除をしちゃおう!というわけで、地震で帰宅難民となったハムコ、せっせと机の周辺をかたづけて、ほ〜らこんな!ただいま午前0時。電気がついているって、ありがたい。YouTubeで大好きなジュリーをガンガンかけて、「やっぱり70年代のジュリーって、ス☆テ☆キ☆」などと云いつつ掃除しているハムコは罰当たりかもしれません。お茶の水で会議をしていたケロT取締役は、途中で電動自転車を購入、9時過ぎに吉祥寺校に到着。徒歩で自宅に向かったずっちも、凹山人も無事に帰ったとメールが来ました。阪神大震災のときは、こんなにメールは通じなかったのでは。スタッフとその家族の無事が確認できただけ...
半径2m以内

震度5、約5時間後の吉祥寺

現在、19時30分。東京の余震はおさまったようです。外出していた凹山人がいったん帰社し、夕方6時前に自宅に徒歩で戻ることになりました。しばらくして、ずっちが徒歩の帰宅を決断。近所に住んでいるt:eehはいったん帰宅、ふたたび自転車でMAUPに戻り、コンビニに買い出しに行ってくれました。武蔵野美大の吉祥寺校は、棚から書類が落ちて散乱していますが、けが人は出ていません。学内は、帰宅できない人がテレビを見ています。JRは今夜、復旧の見込みがないとの発表があったので、呑猫、ピロイ、ハムコは吉祥寺校に宿泊することにしました。外は冷たい風がピューピュー。学内の方が安全です。エアコンは止まっていますが、電気...
半径2m以内

東京、震度5の恐怖

そろそろ3時のおやつ・・・どういうわけか菓子パンをかじっていたハムコ。ガタガタガタ・・・MAUPの編集と営業の部屋の間仕切りは木製で、上部にはガラスがはめられているので地震がくると、これが音をたてる。あ、きたな(と思いながら菓子パンを囓る)しかし、長い。これはイカン!t:eehとともに、菓子パンを手にしたまま廊下に避難。じつに、長い。こんなことはこの10年で初めて。「ここは学校、耐震工事もしてあるから安全、安全」と言い聞かせるも、ピロイとずっちは外に飛び出てしまった。呑猫、呑猫、モニターなんておさえてなくていいって!凹山人は打合せに出たばかり。電車に閉じこめられているかも。揺れがおさまるまで約...
MAUPのヒミツ

あなたにとって記念日は?

3月末日までにおさめなければならない刊行物をひととおり印刷所に入稿。ホホホ、春の予感。本日も晴天なり。ルルるン♪こうゆうときは、そうだな、そういう話でいきましょうか。50代のおぢさまで、結婚前にお付き合いしていた女性と、いまでも年に一度逢うという方がいらっしゃいます(実話)さて、その年に一度とは、何月何日だと思いますか?M丸(エムマル・29才・男子)「うーん、誕生日かな、えーと、クリスマス、それとも・・・」なやみ悶えるM丸に、上司であるおぢさん(40代後半)は「わからんのかM丸、7月7日に決まっとるやないか、ボケ!」と叱責したのだそうである。そう、正解は「7月7日」。この話を聞いて、ハムコはゲ...
刊行・販売案内

すっきり!

先週「青息吐息」でございましたが、本日年度内納品の刊行物をすべて入稿いたしました!すっきり!です。すごいペースで進行してますので来週には『造形ワークショップの広がり』が出来上がります。先取りで装幀をアップしちゃいますね。工藤強勝さん率いるデザイン実験室に手がけていただきました。デザイン実験室の原田和大さんが、写真を補正して明るくしてくださいました。イラストは、武蔵野美術大学の日本画学科 男鹿哲平さんによるものです。3月30日に書店に並ぶ予定なので注目してくださいませ。ちなみに、こちらは2009年3月刊行の『美術と福祉とワークショップ』につづく“ムサビワークショップ”シリーズです。あわせて、ごひ...
耳寄りなお話

ドボTを着て、ドボク・サミットを読もう!

2009年に刊行しました「ドボク・サミット」。ジュンク堂書店さんの月刊PR誌「書標」(2010年11号)で<土木系写真集の魅力が一冊に収斂されている>と紹介されました。そして同じくジュンク堂書店さんのWEBサイト「ほんのしるべ」のなかの特集、[橋からはじまるドボク系ブックガイド]でもがっつりご紹介いただいています。このように紹介されるとまたまた読み返したくなってきます。しみじみ寄藤文平さんの装幀もかっこよいです。そして、残りほんのわずか!本当に貴重なドボク・サミットTシャツ販売中です。税込 3,150円S(レディースサイズ肩幅約42センチ・着丈約65センチ)M(メンズサイズ肩幅約46センチ・着...
日常の業務

数字が回るよどこまでも…

今日さむっ!おひな様が箱に帰った頃なのに、雪!?ここのところのお仕事としては、著者の先生方の印税計算や、それに関わる書類を作成したりしております。文字より、数字を見る割合が高い日々な感じで…。えっ?ピロイがやって大丈夫か?!…と、不安に感じておられる著者の先生方もいらっしゃるかと…大丈夫です。経理チームの確かな目も入ってますから、不安にならないでください。…って、私がちょっと不安。いえ、大丈夫です![総務:ピロイ]
いぬ・ねこ・かえる

三月は去る

3月になったばかりですが、もう歳の暮れのことを考えている。何だかな。1月は往く、2月は逃げる、3月は去る、と昔の人は言いました。1月すぎるとあっという間だねというのが実感です。それでも年の初めの1月だけはのんびり過ぎていく気はします。「1月は実際時間の流れが遅い気がするんだよね。気がするだけじゃなくてほんとに遅いと思うんだけど」と言うたびに、人はうつろな顔をします。それに頓着せず、「時間の流れは一定じゃない気がする」というと、人はうつろに笑います。光瀬龍の『百億の昼と千億の夜』にはまり、『あかつきに還る』『墓碑銘二〇〇七年』といったSF小説(この字面すらなつかしい)から新書本の宇宙論をやたら読...
MAUPのヒミツ

おひなさまもびっくり

昨日掲載された東大出版会60周年の朝日新聞全面広告は、もちろん広告ではありますが、創始者である南原繁先生の肖像を大きく掲げ、「初心忘るべからず」という精神と、あらたに設けた「東京大学南原繁記念出版賞」を知らしめ、革新的な出版をつづけていくという強い意志をかんじさせるものでした。一方、MAUPは今年10周年という節目ながら、どうも実感が薄い。短大の通信教育課程を4年制にヴァージョンアップするにあたって、新しい教科書を作成するチームが2000年にあつめられました。「4年制通信教育課程開設準備室」という舌を噛みそうな名称。そのなか、教科書作成のチームは「教材班」と名乗っていました。この「教材班」をつ...
耳寄りなお話

祝! 東京大学出版会さん創立60周年

MAUPも加盟している大学出版部協会をリードしとてもお世話になっている東京大学出版会さんが、昨日創立60周年を迎えられたそうです。おめでとうございます。今日の朝日新聞には、60周年を記念して一面広告が!(西日本は3月3日掲載だそうです)東京大学出版会の生みの親、南原繁先生の顔写真を大きく掲げ、そして大ベストセラーの数々のタイトルで構成されています。ちなみに、我らがMAUPも今年2月株式会社武蔵野美術大学出版局に商号を変更してから祝!10周年なんです。おととしくらいから「ウラ10周年誌」として、たのしい記念誌をつくろうと計画していますが、いまだ計画のまま。……ですが、今日の東大出版会さんの一面広...