2014-11

日常の業務

みちしるべ

この季節、テキスト制作とともに仕事の大きな柱が「学習指導書」の制作です。通信教育課程のみなさんが、その教科をどのように学んでいくかをまとめたもの。課題やレポートの提出方法、試験の方法、参考図書や学習の進め方などが、教科ごとに冊子になり、全部で73タイトルになります(造形文化科目と教職に関する科目は、まとめて1冊)。テキストと時期を同じくして2月の中旬までに制作するのですが、今年は例年になく進行がハイペース。11月中旬は、ようやく入稿というのがこれまででしたが、すでに10タイトルが校了。未入稿はかぞえるくらいです。納期厳守は当たり前ですが、間違えのないように、学生のみなさんの「みちしるべ」をしっ...
武蔵野美術大学♥

ムサビ公式飲料 mau water

去る11/10(月)にムサビ鷹の台校舎で、『カウンターパンチ 16世紀の活字製作と現代の書体デザイン』の原著者であるスメイヤーズさんの課外講義があり、学生さんはじめ、デザイナーさん、関係者たちが真剣にスメイヤーズさんの話を、大曲都市さんのすばらしい通訳をとおして熱心に受講されていました。とても貴重な講座でした。営業である私は教室の前で『カウンターパンチ』を販売しておりました。お買い上げくださった皆様、ありがとうございます。書店発売は、11月25日となります。無事、書籍の販売は終了し、私は喉を潤しに自動販売機前へ。すると、はじめてみるドリンクが!学内限定販売ムサビ公式飲料mauwater(マウウ...
日常の業務

ハイシーズン

隣でパソコンを覗き込んでいた凹山人が突然!!?#★〻〻ゟ〽▼〓☞っ!?!! というなんとも表現しがたいうめき声をあげました。テキスト制作のハイシーズンに突入し、MAUPはこれから奇声と雄叫びの季節なんです。t:eehもさっきから組み版マスターにお詫びしっぱなし。「大丈夫!なんども確認したからっ」と豪語して手渡したテキストデータがなんというか、悲惨なほどに穴だらけで、穴があったら入りたい、というより、自分の頭をポカポカしてやりたい。ATPツアーファイナル初戦で、あまりの凡ミスに自分の頭をガシガシ叩いていたマレーみたいに。マスターごめんね。全然関係ないですが、t:eehは、ワンダフルでビューティフ...
イベントのお知らせ

本日!

繰り返しのご案内になりますが、出来たてホヤホヤの新刊『カウンターパンチ 16世紀の活字製作と現代の書体デザイン』の著者フレット・スメイヤーズさんによる課外講座が、本日! 武蔵野美術大学鷹の台校で行われます。テーマ:活字父型製作とタイプデザイン日程:平成26年11月10日(月)16:30〜会場:1号館103教室講師:フレット・スメイヤーズ(書体デザイナー)主催:白井敬尚(視覚伝達デザイン学科研究室)内容:世界的書体デザイナー、フレット・スメイヤーズ氏の特別講義です。スメイヤーズ氏は、古典的な活字製造技術である活字父型彫刻を再現し、実践、そしてそれを今現在のタイプデザインにフィードバックさせたこと...
刊行・販売案内

課外講座「活字父型彫刻とタイプデザイン」

大正末期に、森谷延雄という家具デザイナーがいました。『これからの室内装飾』という著書があり、これがなんとも洒落た本で、本文がチョコレート色。座布団なみに椅子を普及させよう!と真剣に取り組んでいた森谷は早世し、すっかり忘れられていますが、いまだにその著書をたいせつにしている人はけっこういるのではないか。しかし、本文をこんな刷り色にすることはないだろうなぁ・・・とずっと思っていました。はしなくも、タイポグラフィの専門書でそれが実現するとは!無事に『カウンターパンチ』が本日、納品されました。間に合った!10日の月曜日、スメイヤーズさんの課外講座「活字父型彫刻とタイプデザイン」の会場にて来日記念販売を...
日常の業務

準備万端

忙しいような落ち着いてるような台風の目の中にできた青空にいるようなそんな心境です。仕事でも私事でも…明日11月7日、いよいよ新刊の『カウンターパンチ16世紀の活字製作と現代の書体デザイン』が納品されます!倉庫にスペースを作り、出迎える準備は万端!発売は11月25日です。↑ピロイのデスク前カレンダーです。めっちゃ急いで書いたから字が汚い…f^_^;)ちなみに6日の「ブ」にふわふわな感じは「ブログ当番」のリマインダーです。[総務:ピロイ]
日常の業務

外題替えの恐怖

書籍のタイトルを考えることは、出版社の責務である。この出版局でも出版直前まで大いに議論することが多い。現在では背も表紙も、扉も奥付も、すべて同じタイトルというのが常識で、そうでないと読者も流通関係者も困ってしまう。 近世から明治の初めまでの和本の世界では、外題換え(げだいがえ)は普通だった。本文冒頭のタイトルと、表紙の題簽(だいせん)のタイトルが違うのである。さらに見返(みかえし)のタイトルまで違うものがある。外題をかえるのは出版者の判断で、それでも本文のタイトルはそのままにしておくという棲み分けである。出版の統制と商業化のなか、この時期に広く見られる文化現象であり、著者の意図を反映した本文の...
刊行・販売案内

カウンターパンチ

アマゾンにも告知が出ましたが、『カウンターパンチ16世紀の活字製作と現代の書体デザイン』がいよいよ刊行間近です。さらに、著者フレット・スメイヤーズさんが来日され、小平市鷹の台の武蔵野美術大学で公開講座があります。11月10日月曜日16時30分〜18時まで。もちろん学外の方も自由に聴講できます。そして。ものすごくかっこいいポスターとフライヤーが白井敬尚形成事務所から届きました。ここでご紹介するのはするのはA4サイズのフライヤー画像ですが、ポスターはB2サイズ。見とれちゃいます。デザインは、武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科の吉富ゆいさん、森本純愛さん、遠藤隼人さん、長谷川文香さん、大國綾子さんで...