美術館の学芸員になりたい方の必読書
GW明け5月も折り返し地点。最近は暑い日が続きますが、ときおり吹く風は涼しく季節の変わり目であることを実感しています。さて、4月に刊行した『ミュゼオロジーへの招待』は、4月に生まれたばかりの大分県立美術館の初代館長の新見隆先生と金子伸二先生と杉浦幸子先生が執筆されています。大分県立美術館の立ち上げ話をはじめ、ミュージアムに関連する法律、制度や歴史などの基本も押さえながら、ミュゼオロジーの根源的な理念に迫っています。学芸員になりたい方のために書かれているのはもちろんですが、美術にまつわるエピソードなども豊富で、目的以外にもなるほど!と日々の生活に輝きを与えてくれるような、インスピレーションが湧い...