2015-05

刊行・販売案内

美術館の学芸員になりたい方の必読書

GW明け5月も折り返し地点。最近は暑い日が続きますが、ときおり吹く風は涼しく季節の変わり目であることを実感しています。さて、4月に刊行した『ミュゼオロジーへの招待』は、4月に生まれたばかりの大分県立美術館の初代館長の新見隆先生と金子伸二先生と杉浦幸子先生が執筆されています。大分県立美術館の立ち上げ話をはじめ、ミュージアムに関連する法律、制度や歴史などの基本も押さえながら、ミュゼオロジーの根源的な理念に迫っています。学芸員になりたい方のために書かれているのはもちろんですが、美術にまつわるエピソードなども豊富で、目的以外にもなるほど!と日々の生活に輝きを与えてくれるような、インスピレーションが湧い...
いぬ・ねこ・かえる

きょうも会った、あしたも会いたい

所属はちがうものの、大学出版部協会の気の合う編集者でビールを飲んでいて、いつものメンバーがひとりたまたまいなかった。「Pさんがいないねぇ」と話していたら、偶然にもそのPさんから電話があった。「いま下北沢なんだって。これからここに来るって」「ここ」は御茶ノ水である。特に用事はないはずだが、ひさしぶりにメンバーの顔が見たいのかな。「俺さぁ、昨日もPさんと会ったんだよ」とMさん。「じゃあ、今日も会いたいんだね」「あれ、先週末も会ってたでしょ」「その前の週も、一緒に遠足してたんじゃない?」「わぁ、まるで恋人!」その二人の年齢は足せば100をとっくに超す、おじさまコンビである。音楽と、本の話は無限大とい...
耳寄りなお話

ダイヤモンド富士

年に1回(…か2回)、ムサビの新宿サテライトに、在庫チェックと、売上をいただきにおじゃまするのですが、(そうなんです。ムサビの新宿サテライトでも、MAUグッズの販売をしておりますので、お近くの方はぜひ!販売はグッズのみです)で、今年も2月2日に伺ったんですね。(ちょっと時間経ってるお話ですが…)その日ちょうど、新宿サテライトから「ダイヤモンド富士」が見られる日だったのです!!!「ダイヤモンド富士」が見られるのは、年に2回。新宿辺りでは、2月と11月の、それぞれたった一日だけだそうです。…その日、私が新宿サテライトに着いたのは日が沈んだ後で、生では見れなかったのですが、新宿サテライトスタッフのI...
ひとりごと

単純な話

台風6号の影響か、空模様があやしい。いよいよ雨が降るのかも。4月末から昨日までほとんど雨らしい雨も降らず、この連休中、花は咲き誇り、あたりはよい香りに満ち満ちておりました。べつに花が誇るわけではなく、群れ咲く花の香と色に何かを思うのはヒトであって、花はみずからのために咲くのですが、ひょっとしたら猫もうれしいかもしれません。小さな虫や蝶が花のまわりに寄ってきて、この連休中、忙しそうに庭を走り回ってました。で、t:eehはひたすら洗濯してました。掃除洗濯洗濯衣替え洗濯庭仕事洗濯で一週間。朝から晩まで回っていた洗濯機は20年以上前に中古で買った二槽式です。機械は単純なものに限ると思ってます。壊れても...
ひとりごと

スリム化

「一生リバウンドしない! 奇跡の3日片付け」という著書と実践をテレビで見て、刺激を受ける。著者である片づけアドバイザーの石阪京子さんが、片付けができない家庭を訪ね、一緒に片付けていく様を追ったもの。小さなお子さんが2人いるモノであふれていた一軒家が、本当に3日でスッキリ!一軒家が3日で片付くならば、パソコンのデータ整理も3日でなんとかなるのでは? 社内サーバも新しくなって安定していることだし……と思ったのはGW前。そして、とりかかってはいるのだけれど、未だ理想に近づかず。結局は、いかに捨てるかなのですよね。わかっているのだけれど。わかっているのだけれど、できないスリム化のもうひとつがダイエット...
ひとりごと

あっという間に

GWは、セブン坊主のお相手ででかけたり、鉢物の植え替えをしたり、いくらか仕事を進めたりしているうちに、あっという間に過ぎてしまいました。現在、進行しているのが、この時期恒例の『大学院修士課程修了制作作品集』。あらためて数えてみると、今回で11冊目。いつの間にか、こんな数になっていました。1冊目が出てから、ちょうど10年目。これまた、あっという間ですねぇ。先日、呑猫がここで書いていましたが、今回は過去最大の256頁。これまでの完成本と今回の束見本を比べてみると、ぶ、ぶ厚い!頁が増えているということは、修了生が多い(今回は120名掲載!)ということで、その分、原稿の整理も一苦労。おまけに、企画本が...
出た出た書評!

Typography 07『カウンターパンチ』

年に2回、5月と12月に『タイポグラフィ』という雑誌がグラフィック社から刊行されます。「文字を楽しむデザインジャーナル」とサブタイトルにあるように、眺めるだけでも楽しいし、資料性もあり、もちろん誌面も美しい。今回の特集は「活字の現在」、本日発売です。この特集号の「活字・活版印刷に関する本」に「活字彫刻の謎に迫るドキュメント」として『カウンターパンチ』が紹介されました!「活版印刷」といえば、やや懐古的な趣味にみなされてしまうことが多いのが現状ですが、美しい誌面づくりの基本は「活版」にあり、と信じているところがあるハムコにとってこの号での紹介はとても嬉しい出来事でした。[編集:ハムコ]
ひとりごと

MAUPのGW予定

みなさま5月になりましたね。一年中で一番すごしやすい季候ですが、まだまだ寒い日もあったり、体調お気をつけください。世の中すでにゴールデンウィーク!ですが、弊社のGWはカレンダー通りです。(私、営業ずっち☆は個人的に少し長めにお休みいただきます)どこに行こうか、なんて楽しみながら考えていたのも束の間、本格的にGW突入の今週になっても予定はなし。そんななかで、旅行には行けないが、世界のグルメツアーでもしようかしら!と思ったら、中国、イタリア、フランス、タイにギリシャでも、どこの国の料理でも選びたい放題なんですよね。東京って素晴らしい。この世界グルメツアーと共にお薦めしたいのは、ずばり書店めぐりです...