2017-07

イベントのお知らせ

「ジャコメッティ展」イベントのお知らせ

連日暑い日がつづく東京地方。梅雨明け宣言はまだですが、昨日今日と吉祥寺校から鷹の台校へ、夏期スクーリングの荷物を運ぶ作業が行われており、いよいよ夏の到来を感じさせます。そんな中、東京では注目の展覧会が複数開催中。その中でも、この週末はこの展覧会に注目。国立新美術館開館10周年「ジャコメッティ展」会期:2017年6月14日(水)~9月4日(月)毎週火曜日休館開館時間:10:00-18:00※毎週金曜日、土曜日は20:00まで※入場は閉館の30分前まで会場:国立新美術館企画展示室1E〒106-8558東京都港区六本木7-22-2美術館webサイト→こちら明日、ムサビに縁の深いお二人が関連イベントに...
MAU GOODS

ポートフォリオの収納に! 美大生のための「就活ファイル」

美大生の就職活動の必須アイテム「就活ファイル(A3ヨコ・ポケット30枚入」は学生時代に取り組んだ課題や作品を整理して一冊にまとめ、自己アピールに活用するヨコサイズの丈夫な高級ファイルです。武蔵野美術大学キャリアセンターのスタッフの皆さんからまず、ポートフォリオの重要さを教えていただき、実際、どのようにプレゼンするのかデモンストレーションをして貰いつつ、中の台紙の色は? 枚数は? 厚みは? 表紙のビニールクロスは?と、話合いを重ね協同開発しました。現在、サンプルとして出来上がったものに、修正を加味し9月の納品を首を長くして待っているところです。ムサビ生はもちろんすべての美大生の皆さま、デザイナー...
ひとりごと

タイムスリップアイテムとの遭遇

製本の道具。道具って、なんでこう、集合体になるとかわいいのでしょう。!!あ。…っえ?…はい。今ピロイの中で、ちょっと感動な出来事発生(笑)なにが起こったのでしょうか?(笑)ズームイン>>>>>>>>>‘SEIDE’「セイデ」と読みます。今はもうないのですが、私が卒業した、「生活デザイン科」の略です。「生デ」という言葉を、何回書いたり言ったり聞いたりしたことか。。。「生デ」を卒業後3年間、この「生デ」の研究室スタッフをしておりました。(なつかしい~)もう'90年代後半〜2000年代前半のお話です…f^_^;)で、この「生デ」のカリキュラムには製本の授業もあり、私も取っていました。その時代に正に使...
ひとりごと

山尾三省とイサム・ノグチ

いただいた御原稿を読んでいると、未知の人名に出逢うことがままある。「山尾三省」なんと読むのだろう? 本屋さんの「三省堂」とおなじ「さんせい」でいいのか知らん。Googleに入れてみる。やまお・さんせい。詩人。ヒッピーという言葉が現役だった頃、山尾さんは「部族」というコミューンを国分寺郊外につくり、後に屋久島に一家で移住し、そこに根を張り、2001年に亡くなった。今なら、エコロジストと呼ばれるだろうか。ネット情報を縦走していると、国分寺「ほら貝」は「部族」による経営だったとある!あの、北口を右に行って、右側の、2階の飲み屋。何度も行ったことがあるなぁ。いつの間にか閉店してしまったけれど。そんなに...
ひとりごと

祝「文化財保存修復学会 業績賞」受賞

『日本画と材料ーー近代に創られた伝統』の著者である荒井経先生が、所属されている文化財保存修復学会で本年度の「業績賞」を受賞されました(詳細は→こちら)。文化財保存修復学会は、文化財の保存に関わる科学・技術の発展と普及を図ることを目的とした学会ですが、『日本画と材料』の刊行により文化財保存修復分野への理解を進める上で大きく貢献したものと評価されての受賞となりました。誠に、おめでとうございます。刊行から1年半以上経ち、書籍の流通面では大きな動きの見られない時期を迎えていますが、昨年末の「第28回倫雅美術奨励賞」受賞(関連記事→こちら)、そして今回の「第11回文化財保存修復学会業績賞」受賞と、あらた...
ひとりごと

赤かぶりトル

6月12日に誕生した上野動物園のパンダの赤ちゃんの写真や映像は、心なごませますね。昨日は体重が607.9グラム、前回の測定から倍になったとニュースで報じられていました。誕生間もなくの頃は、白も黒もわからなかったけれど、だんだんパンダらしくなってきた! けれど気になることがひとつ。……白くなる部分がとても赤っぽい。ここ数日「大学院修了集」「通信卒制集」の本文の色校を戻すために校正紙と向き合っていますが、よく書き込んだ修正依頼が「赤かぶりトル」。パンダの赤ちゃんも、赤っぽさがとれたら、ぐんとパンダらしくなるのに。ニュースでは「まもなく目があく」と伝えていましたが、私の関心は、赤みなくなるのはいつ?...
日常の業務

新しい本と岡本太郎

今年の秋に刊行を予定している企画本の最後の原稿が6月末に届きました。詳細は今月末あたりにお伝えできますが、芸術文化学科・高島直之先生の本で、最後に届いた岡本太郎論を読み、手応えを感じております。期待して待っていてほしいです。原稿が出そろい、図書館に籠って掲載図版を探し、レイアウトが固まり本の容貌が定まってくるこの時期は、本作りで一番スリリングで楽しい時期とも言えます。で、岡本太郎の話題から、じつはハムコの家に岡本太郎の「手の椅子」があるはずだった、という話になりました。話をものすごくはしょりますが、ハムコの父上が岡本太郎に「娘が太陽の塔の文鎮を気に入り、枕元に置いて寝ている」と伝えたところ、す...
やめよう自慢

道徳科教育講義と教育勅語

 弊社4月刊行の『道徳科教育講義』ですが、「第4章教育勅語にみる道徳」で教育勅語を詳細に記されていますので、学会やマスコミなどの教育勅語についての下調べでもいろいろご参考いただいているようで、ありがたいです。 教育史研究では最大の組織である教育史学会(代表理事米田俊彦お茶の水女子大学教授)は、理事会が「「教育ニ関スル勅語」(教育勅語)の教材使用に関する声明」を5月8日に発表しました。 さらに、5月30日には教育史学会のシンポジウムが、戦前からの日本教育史学会や若手中堅中心の日本教育史研究会の協賛で開催されています。シンポジウムは研究者や報道関係者など140名ほどで盛会の模様ですが、配付資料が公...