‘いぬ・ねこ・かえる’ カテゴリーのアーカイブ

廃棄処分品の再生利用

2018年4月19日 木曜日

昨日は、しょぼしょぼと雨が降っていた。
吉祥寺校内の武蔵野美術学園が今年の3月末日を
もって廃校となったため、大量の不要品が
校内に積み上げられていた。
向かい側の校舎の2階から見ていても、
まだ使えそうなイスや、ワゴン、
はたまたモチーフだろうか、鳥の剥製まで、
しっとり雨に濡れている。

「天気が良かったら、あの白いワゴンは
拾ってくるところだ」とハムコが言うと、
凹山人が毅然と「俺は狙ってますよ」と真面目に
言うので、雑巾片手に、一緒に見にいった。
ちょうど雨があがり、狙っていたワゴンは
雑巾で拭くと「あら新品!」なんてこたぁないが、
まだまだじゅうぶん役に立ちそうだ。
凹山人は、傘立てにちょうどよさそうな大きな
壺を引っ張り上げている。
うわぁ、小さいアンティークのガスストーブ!
庭に置いて、小さな植木鉢を組み合わせると
かなりいい感じだけど・・・
実用品のみをいくつか選んで出版局に運んだ。

夕方になって、あのストーブを:t:eehに見せたく
なって、また行ってみたんだけど、
もはや姿がなかった。
きっと新しいどこかで、大事にされているかと
思うと、なぜか嬉しい。へんなの。
[編集:ハムコ]

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新緑の季節に

2018年4月16日 月曜日

企画本が進行中のご存じ関野吉晴先生が進める「地球永住計画」(詳しくは → こちら)。
その一環として開催されているのが「連続公開対談シリーズ~賢者に訊く~」です。先日、高槻成紀先生の回を拝聴してきました。

●高槻成紀×関野吉晴「リンク(生き物のつながり)を求めて」
2018年4月12日(木)午後7時〜

高槻成紀(たかつき せいき)
1949年鳥取県出身。1978年東北大学大学院理学研究科修了、理学博士。東北大学助手、東京大学助教授(1994-2007)、教授(2007)、麻布大学教授(2007-2015)を歴任。専攻は野生動物保全生態学。ニホンジカの生態学研究を長く続け、シカと植物群落の関係を解明してきた。
最近では里山の動物、都市緑地の動物なども調べている、一方、スリランカのアジアゾウ、モンゴルのモウコガゼル、タヒ(野生馬)、モンゴル草原の生物多様性などの研究もした。著書に「北に生きるシカたち」(どうぶつ社)「野生動物と共存できるか」「動物を守りたい君へ」(岩波ジュニア新書)「シカの生態誌」(東大出版会)「唱歌「ふるさと」の生態学(ヤマケイ新書)」「タヌキ学入門」などがある。最近は玉川上水のタヌキを中心とした身近な動植物の繋がりを市民、学生と共に調査している。「都会の自然の話を聴く」彩流社2017。現在は麻布大学「いのちの博物館」上席学芸員、武蔵野美大非常勤講師(生態学)。

高槻先生が幼少の頃からいかに生物や自然に関心をもち、研究者の道へと進まれたのか、また、先生の専攻される「野生動物保全生態学」という、わりと新しい分野の研究についてのわかりやすい解説、実例などなど、ときにユーモアを交えてのお話を、終始、興味深くうかがいました。そのお話の中で見せていただいた、先生が小学生の頃に描かれた昆虫の生態画は大変素晴らしいもので、その裏付けとなったであろう美術にも通じる日々の観察=見ることの大切さをあらためて感じました。お話から、子供の頃からの熱中が、大学を退職された今に至るまで持続されていることがひしひしと感じられ、ものごとに打ち込む正しい姿勢のようなものを教えていただいたように思います。

そんな先生が講師となって続けられている玉川上水の自然観察会。先生のブログ(→ こちら)から、その様子をうかがうと、慣れ親しんだ玉川上水には、思っている以上の自然が息づいているようです。この観察会のシンボル的存在になっているのがタヌキですが、20年以上前、私がムサビの学生だった頃は、夜になるとムサビのキャンパス内でもよく見かけました。関心のない人たちは猫だと思っていたようですが。今では、さすがに大学内で見ることは難しいのでしょうが、近くの玉川上水流域でしっかりと生き延びていることは嬉しいことです。
また、世界中の自然の中を旅された関野先生が、玉川上水沿いのキャンパスで学んでいた一橋大の学生の頃、国内に冒険するにあたいする地は無いと思いながら、玉川上水をランニングのコースとしてトレーニングに励んでいたのが、高槻先生と観察会を重ねた結果、今では玉川上水が世界の秘境にも匹敵する、興味の尽きない場所と感じられるようになった、というようなことを仰っていたのが印象的でした。

玉川上水沿いが一年のうちでも最も明るくきれいな、新緑の季節を迎えつつあります。漫然と見過ごすのではなく、観察する目と心をもって、あらためて歩いてみたいと思います。皆さんも、ムサビ美術館(→ こちら)での展覧会観覧などもからめて、是非、お出かけください。

(編集:凹山人)

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向井周太郎先生『かたちの詩学』復刊計画

2018年4月13日 金曜日

2003年、美術出版社刊行の『かたちの詩学』は、
その後、中公文庫から2冊に分けて復刊された。
ムサビ基礎デザイン学科の創設者である
向井先生のこの御本は、基礎デ院生の必読書。
「にもかかわらず、中公文庫が重版未定である。
いいのかハムコ! 何とかしろ!」←神の声

まず版権の状態を中央公論新社さんに問い合わせ、
復刊のご相談したところ、快くご承諾をいただいた。
せっかくの復刊である。
ぜひとも、向井先生の書きおろしを加えたい。
さらには、もともとの図版はドイツの展覧会用に
作られたもので、それがそのまま使われているため、
本文との照合がほとんどできない現状は、
なんとしても改めたい。
1頁に70個も入っているこの小さい図版の1点ずつを
「これは何だろう?」と解析することから始めねば。
向井先生に段ボール箱2つ分の資料をお借りして、
1点ずつにキャプションをつける作業なう。

180414

ドイツ語の資料が多い。
「クンスト」「ブンダバー」しかわからないので、
とりあえずGoogle翻訳に入れてみる。
(短いキャプションなら、けっこう使える)
もう、じ・つ・に・時間がかかる。
が、これがたいそう楽しい。
ずうずうしい話だが、院生に戻ったような気分。
ずっとこれだけやっていたい。
(もちろん現実はそんなに甘くない)
[編集:ハムコ]

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台北吉日

2018年3月29日 木曜日

今日の東京は、初夏のような一日。
半袖を着ていたハムコにずっちが
「寒くないんですか???」と驚いたけれど、
月曜日まで台北にいたハムコ、ちょうどこんな
気候で、それがまだ残っている。
桜とサツキが同時に咲いていて、流れるように
ブーゲンビリアが咲き、楽しい三日間でした。
で、帰ってきたら、どうもボーっとして、、、
早くも台北の旅を俳句にした同行者にせっつかれ、
なんとか一晩で九句をつくってみたら、
ようやく正常に頭が働くようになりました。
ハムコ

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三月の椿

2018年3月14日 水曜日

昨日のブー当番でピロイも書いてましたが、2月末の雨を境に、草木の芽がムクムク伸び、さらにこの2〜3日の暖かさで春本番の準備は整ったなというかんじです。
でも油断はしない。暑さ寒さも彼岸までと言いますしね。
寒い寒い冬に花盛りの春を思い、あともうちょっと、がんばれ、がんばれと思う時間がわりと好きであったりするのですが、そんなときはたいてい椿が咲いている。今年の椿は少し遅れたものの2月末の雨で一気に咲きました。
2018.3.13
今年は中段から咲き始め、地面に近い花が咲く頃には中段の花が落ち、まるで供物のように地を飾る。
7年前から椿は弔の花になりました。t:eehにとって、ですけど。
あまりに多くの死者のかなしみとともに、7年前の今日も悪夢のような日々は続いていた。
咲いて咲いて、散って散って、地面を埋めるほどに散り敷いた椿の姿を見るたびに忘れないぞと思い、そしてアンセルム・キーファーのいくつかの作品を思い出す。

編集:t:eeh

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4月4日 入学式に向けて…

2018年3月13日 火曜日

 

4月4日の入学式出店に向け、
入学式特別セットや、超特価販売など、
いろいろ考えております。

まるで、新入生のみなさんへの、プレゼントを考えるように…。
楽しいです。

プレゼントをいただくことも、もちろん嬉しくて有り難いですけど、
私はどっちかというと、選んで、自分でラッピングして贈る方が好きです。

♪ 愛されるよりも~ 愛したい まーじーでー

って歌ありましたよね(笑)
そんな感じです。(なに引っぱってきてんだ.. 私w f^_^;)

…すごい歌詞だな。
字足らずで、ムリヤリ補った感を感じるのは私だけでしょうか…
この曲わかる人、同世代(笑)

…なんかすみません。
全っ然悪気ございません。作者の方 m(_ _)m
当時めっちゃ口ずさんでましたから!♪

とにかく、お楽しみに!! 期待してください!
その…入学式特別セットと、超特価販売。

 

出版局のある吉祥寺校のすぐお隣に、郵便局があります。
切手を買いに、てくてく歩いてたら、(「てくてく」…ってかわいい言葉!)
あざやかで、みずみずしい気配を感じました。
image2

どんなお花も、街を、雰囲気を、心を楽しませてくれますけど、
私は、お花よりけっこう蕾が好きです。
これからぐわぁ~!!って伸びをして、‘咲いてやる’感が。出発してく感じが.. 。
‘始めるぞ’とか、‘始まるぞ’…という意気込みみたいなものが。

ちなみに、
さっき急に気になった「てくてく」の語源を調べようと、いろいろ検索してみましたけど… 
見事に見付かりませんでした TT
雰囲気でできたコトバですかね… f^_^;)

[総務:ピロイ]

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なにげに.. ライアン

2018年2月27日 火曜日

たくさんの感動と興奮をくれた平昌オリンピックも、幕を閉じましたね。

羽生結弦選手の演技後のリンクに、
「プーさん」が降り注いだ、その中に…、
どさくさに紛れて「ライアン」がいました!(笑)

…あ。「ライアン」をご存知ない方は検索してみてくださいw

主に韓国で普及しているアプリ「カカオトーク」のキャラクターです。
日本のLINEみたいなものです。
(LINEもそもそも韓国発祥らしいですが…)

その「カカオトーク」のキャラクターの、ライオンの「ライアン」。
一見クマに見えますが、鬣のないライオンなのです。

黄色くて、見るからにフォルムはクマだから、
「プーさん」の中に紛れても、たぶん遠目からはわからないと思います(笑)
色合いもほぼ一緒。

ちなみに、LINEのキャラクター‘ラインフレンズ’の
「ブラウン」や「コニー」も、韓国人デザイナーによるものだそうです。

たくさんの「プーさん」の中に「ライアン」を見付けたとき、

あ、舞台は韓国なんだな.. と、改めてしみじみ、ちょっとほっこりしたピロイだったのでした(笑)
(だってたぶん、「ライアン」が出回ってるの韓国ぐらい…。最近やっと日本でもじわじわな感じで…)

笑いの沸点が低い私は、
「プーさん」に紛れてシレ〜っと居る「ライアン」がおかしくて、かわいくて…
腹筋鍛えられるくらい、ちょっと笑ってしまいました。。。

超ウケる〜 とか言いながら(笑)

ちなみに、韓国語で「超ウケる〜」は、

チンチャ ウッキョ〜(진짜 웃겨!!〜ㅋㅋㅋ)
とか、

ワンジョン ウッキョ〜(완전 웃겨!! 〜ㅋㅋㅋ)
と言います。

韓国に行かれた際、超ウケるコトがあったら使ってみてください(笑)

[総務:ピロイ]

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赤い花の幸福

2018年2月26日 月曜日

「次回ブー当番ではお伝えできるかな」とお伝えしていた『デザインとコミュニティ』の書影ですが、
納品は28日でした。次回では必ずお伝えしたいです。

ピンクのスポーツシューズを履いた知人が「今年のナイキのメインカラーだ」と自慢してました。『デザインとコミュニティ』にもピンクが使われているのだが、そうか、今時の色だったのか。デザイナーがいろいろ考えてくれたに違いないのに気づかなかった…。きれいに発色していてほしいです。

赤い色の話です。今年還暦を迎えちゃったのであるが、その日の朝、一瞬あられが降って、思わず空に向かって無事に還暦を迎えた幸せを感謝した。それから遠くにいる友人や、もういない人たちに向かってひっそりとご報告し、さあ、仕事じゃ!!と出社したところ、こんなにゴージャスな花束が待っていたのである。
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ひたすら感謝感謝感謝。独り占めしては申し訳ないほどの福々しい花なのでアップしました。光違いのもう一枚。ビロードのような光沢の赤いバラの花弁がほんとに素敵。
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編集:t:eeh

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2018年2月21日 水曜日

さくら~ 咲いてます。
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河津桜。
1月下旬から2月にかけて咲く、早咲きの桜だそうです。

たぶん、
ソメイヨシノとか八重桜が咲くと、「春がきたー!!」ってなるんでしょうけど…
それでもやっぱり、どの桜でも、心に嬉しさを運んでくれます。

桜を見て心に弾力がついたところで、嬉しい流れは連鎖するもので(笑)

みなさま、上空をご覧ください!
(…と、力強く言いたいところですが、写真を見ていただければ… ^_^;)
image2

かすかに彩雲が!
画面中央 …見えますかね ^_^;)

東京ドームの近くで見ました。
無意識でしたけど、なんとなくふわぁ~っと空を見上げたら、
一部分だけ七色に輝く雲。

これ、レンズの反射とかじゃなくて、肉眼でもしっかり確かにありました。

…え。見えてるの私だけ?! …と思ってキョロキョロしてみたら、
同じように空を見上げてる人、何人か認識。よかった… ^_^;)

いいコト、ありそうだな… (^_^)

新刊の納品日も、着々と決まってまいりました。
そしてまだちょっと先のお話ですが、
4/4のムサビ入学式での出店も決まりました。
このころにはもう、ソメイヨシノが満開なはず。

確実にもう、春ですね。

[総務:ピロイ]

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春の跫

2018年2月16日 金曜日

はるのあしおと。ややこしい漢字を使ってみました。
本日2月16日は、旧暦によりますと1月1日、元旦です。
2018年1月12日のブー当番で「今年の正月は2月16日の旧正月」と宣言してました。
めでたいことに教科書『デザインとコミュニティ』も無事入稿となり、カバーの仕上がりを待つ日々です。

去年の11月、これはたいへんな年越しになると腹を括った日、デスクの前のよく見える壁に猫たちの写真を貼りました。ずいぶん前、ずっち☆にカレンダー用に加工してもらった子猫の頃の写真である。

このとき、手帳に子どもの写真を入れている人の気持ちがはじめてわかった気がしたt:eehである。その写真も無事デスクの引き出しの中に戻り、やっとのことで日常が戻ってきた。

あとは、つつがなく納品される日を待つばかり。
次回ブー当番では、ようやく書影のご披露も叶うかな?
お楽しみになさってくださいませ。

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2018年2月13日の夕暮れ。
吉祥寺校2号館4階の外階段から眺めた南(上)から北東(下)の街並。写真上から下へ墨色が濃度を増してます。南からとり始めてほんの1分も経っていないはずですが、夕暮れは素早くやってくる。
きれいなきれいな、ばら色の空でした。
空を見上げて「きれいだ」と思える日々が戻ってきたのが、年甲斐もなく、ちょーうれしいのである。

編集:t:eeh

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