やめよう自慢

自画自賛

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「図書目録2023」表紙は小尾修先生

年度末の新刊を盛り込んだ「図書目録2023」。一足早く確認したいという方は、web版をどうぞ。ダウンロードできます。ほかの大学出版部さんより羨ましがられる表紙ですが、今年は「絵画組成 絵具が語りはじめるとき」の著者でもある小尾修先生の作品です!冊子は4月10日よりご希望の方に謹呈いたします。メールでお申し込みくださいませ。[制作:呑猫]
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雁垂れ表紙がカッコイイ『烏兎匆匆 重政啓治作品集』

3月1日の編集長・ハムコのブログにありますように、祝・納品!『烏兎匆匆 重政啓治作品集』。印刷は「通信卒制集」「学習指導書」などでもお世話になっている港北メディアサービスさん。製本は、先日696頁の「新しい教育通義 増補改訂版」を仕上げていただいた誠製本さんによって完成の運びとなりました。いずれも大学出版部協会の賛助会員さま(ありがたや)。製本の種類としては、並製。ただし、表紙が長く羽のように折り曲がった「雁垂れ」タイプです。カバーのように見えて、表紙なんです。馬面俊之さんのデザインで袖もインパクト大!MAUPでは、これまでも退任記念出版で制作したことはありましたが、A4判は初めて。お願いした...
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三浦均先生『映像のフュシス』が高校入試に出題?!

某教育委員会から「出版事業部著作権担当者様」という厳しい封書が届きました。なんか、開けるのがコワイ。なんとなく、ひどく面倒な案件が入っているような気がする。。。半日、机の上に放置してました。A4の茶封筒、目には入る。ええ、常に、入っていますとも。今いそがしいの、なう。でもさ、いつもいそがしいぢゃん←ココロの声しゃーない開けねばならんと。なになに、え、三浦先生の『映像のフュシス』が「公立高等学校入学者選抜学力検査問題」に使用されたご報告?!大学入試ぢゃなくて、高校入試ってことは、中学3年生がこれに答えるの???けっこう難しい御本ですよ、これ。昨年、某大学院入試にも採用されましたが、今度は高等学校...
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4月7日発売『ヴィジュアル・コミュニケーション・デザイン・スタディ』

正式名称のメインタイトルは『ヴィジュアル・コミュニケーション・デザイン・スタディ』。サブタイトルは「視覚伝達デザイン学科研究室が目指すもの」。全部つなげると長っ。そして、重っ。計ってみたら、なんと938グラム。そりゃそうだ。2002年から2020年までの卒業制作170点が、15のカテゴライズで紹介されています。下手な写真を載せるな!と怒られそうですが、トップの扉ページはこんなかんじです。こんな素敵な扉が15枚。中野豪雄先生のアートディレクションによる扉、この15の扉だけでも3300円(本体価格)は安いと思う。(編集:ハムコ)
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神庭信幸先生『博物館資料の臨床保存学』英語版!

通信教育課程の教科書のご執筆のお願いに、東京国立博物館に神庭信幸先生をお訪ねしたのは2013年のこと。。。そして翌年、凹山人が編集を担当して『博物館資料の臨床保存学』が刊行されました。「臨床保存学」という言葉は、神庭先生のオリジナル。診断・予防・修理を一体として、文化財の修理や修復に取り組む姿勢は、まるで「お医者さん」のよう!刊行して8年目を迎えようとしていますが、とてもよく売れている自慢の御本です。そしてついに、英語版ができました!ハードカバー、写真図版はすべてカラー。素晴らしい。こうして並べてみると、なんとなく雰囲気が似ている(?)社員一同、晴れがましい気持ちに浸っておりまする。(編集:ハ...
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『ヴィジュアル・コミュニケーション・デザイン・スタディ』@山田写真製版所

「満を持して」という表現は、まさに『ヴィジュアル・コミュニケーション・デザイン・スタディ』の刊行にふさわしい。3年ちかい企画編集の期間を経て、ついに4月上旬に発売です。タイトルが示すとおり、視覚伝達デザイン学科の教育がギュッと詰まった240ページ。アートディレクションは、中野豪雄先生。ブックデザインは、保田卓也さん。上の写真は、保田さんが富山にある山田写真製版所さんに出張校正に行かれ、その際に撮影されました。「ツブれる限界まで濃度を高めつつコントロールしてくださったり、本文などは色コントロールのために刷版をやり直してくださったりと、一筋縄ではないかないデリケートな内容を様々な技術でよくしていた...
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白井敬尚先生『排版造型』湖南美術出版社(中国)

週の初めに、厳重に梱包された小包を受け取りました。白井敬尚先生からです。あけてみると、、、A4よりひとまわり大きな上製本、272ページ。重い、とても立派な御本。『排版造型 白井敬尚』本の背には、日本語タイトル『組版造形 国際様式から古典様式へ、そしてアイデアへ』が併記されています。昨年の秋から年末にかけて、中国国際デザイン博物館で開催された白井先生の個展に合わせて刊行された作品集。図録ではなく、企画・編集・デザインをされた張弥迪さんは「学習」のための書籍としてこれを編まれたことが、白井先生からのお手紙に書かれていました。張さんは書家であり(表紙の文字も張さんによる)、デザイナーであり、中国美術...
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1月23日14:00から『ぺらぺらの彫刻』についてペラペラ語る会

5日の仕事始めから、はや1週間。6日の『宇部日報』に「彫刻を『読む』ための本」として『ぺらぺらの彫刻』が書影つきで掲載されました!宇部といえば、UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)1961年、日本で初めての大規模な野外彫刻展「第1回宇部市野外彫刻展」が開催されました。石炭産業で栄えたものの、環境が悪化した街を住みやすくしようと市民活動が活発化し、駅前広場に噴水池を設置。そこに彫刻作品を設置したのがはじまりはじまり・・・つまり、宇部市民は日本の中でも、彫刻に最も「近く」「深い」市民である!という知識がもともとあったわけではなく、『ぺらぺらの彫刻』第7章の著者・藤井匡先生からの受け売りです。(何し...
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今年の漢字は「金」。あなたの今年の一冊は?

検索エンジンで、書店さんの住所を探っていると、ふいに飛び込むネットニュース。今年の漢字の発表。「金」だそうです。今夏はオリンピック・パラリンピックが日本で開催され、とくに出版の大先輩で友人でもあるMさんの家族、パラリンピック競泳の鈴木孝幸選手を応援していたら、すばらしい金(1)銀(2)銅(2)の大活躍で、一度しかお会いしていないのに、友人親戚に自慢しまくりと、虎の威をかる狐(狸みたいな体型ですけどね)状態でした。そして、漢字発表も「金」。これはこれは鈴木選手のことでもあります!わたしにとってもこの「金」が嬉しく、アスリートの活躍に救われた年でした。自分の中では、ほかに"変化”の「変」というのも...
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『彫刻の歴史』と『ぺらぺらの彫刻』

横山裕一さんのフェア《「実行しろ」「何をだ」》が広島蔦屋書店さんで開催中です!「実行しろ」「何をだ」というフェア名を見て笑ってしまった。横山さんらしい。この命令口調こそ、横山節(ぶし)の真骨頂!ポキポキとした線画に、短いセリフ。横山さんのフェアがあることは、『ぺらぺらの彫刻』の編者、戸田裕介先生が教えてくださった。戸田先生は広島出身、高校まで広島で育ち。で、著者略歴には「広島県」ではなく「広島市」と書きたい、「広島県」では絶対にダメだ!とのこと。「いいけど、でもね、他の人にもそれを強要しないで」というメールのやり取りをしたのはほんの数ヶ月前のこと。。。フェアがあることを知った営業担当ズッチは、...