‘企画?つぶやき?’ カテゴリーのアーカイブ

3日連続「田中的田中」

2014年7月24日 木曜日

きのう編集長のハムコより、

「あした、ずっち☆のブログ当番だよね!
あしたも田中功起さんのこと書いて!」
というリクエストに応えまして…
(ブログタイトルは特に意味ありません)

田中功起著
必然的にばらばらなものが生まれてくる
8月にいよいよ発売です!

田中功起さんがご自身の作品について、じっくりと語り、書き下ろした本です。
これまでこんなに、まとまって作品について語った本はないかと思います。

東京国立近代美術館の蔵屋美香さん、
映画監督・美術家の藤井光さんとは、
ヴェネチア・ビエンナーレや東日本大震災との関係、
また評論家の林卓行さんとは、QアンドAセッションとして、
林さんの質問に田中さんが答えています。

ゲラに目を通しましたが、
最高に面白いです。

なんどか田中さんの展覧会行き、作品を拝見しましたが、
意味は分からないのもありましたけど(失礼!)、
心に残る作品が多く、なぜその作品が心に残ったのか、
この本を読んでその理由が解けていきました(自分のなかでですが)。

読みながら、浮かんでくる疑問。
著者に語りかけたくなる。
すると文章の流れから、
自然と田中さんが語りかけてくる。
そんな本です。

田中さんに興味ある方はもちろん、
田中さんの名前は知ってるけど、
どんな作品つくってるのか、いまいち把握できない。
けど、気になるという方、

また現代美術ってわかりにくい!
不可解・難解・謎だらけ、という人にも
現代美術界を牽引する田中さんのこの本を
ぜひ読んでもらいたいと思っています。

  田中功起著
  『必然的にばらばらなものが生まれてくる』
  A5判変型 288ページ 上製
  定価:3,000円+税
  ISBN978-4-86463-018-4 C3070
  奥付:2014年09月
  発売日:2014年08月28日予定

しかも!
刊行を記念したイベントを多々企画中。
情報を見逃さないでくださいね!

[営業ずっち☆]

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秋に向け

2013年8月23日 金曜日

いまMAUPでは秋の刊行に向け、

着々と準備が進んでいます。

 

営業担当の私としては

MAUP初めての高額本

(市販で予価2万、特別装幀本で3万円ほど!)

の発売に向け、絶賛心構え中です。

 

また9月9日から始まる

世界堂 武蔵野美術大学店での美術書出版会フェアや

大学の芸祭広告準備。

新作MAUグッズの企画・開発・手配など、

先へ先へと未来に向かっています。

今となってはもう夏は終わりだな…。

という感じです。

 

9月になる前に、毎年恒例大イベントであります

大学出版部協会の夏季研修会が来週にありますが、

夏バテしないようがんばりたいと思います。

 

みなさまもご自愛ください!

[営業ずっち☆]

 

 

 

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jへの想い

2013年6月6日 木曜日

「jは物干しロープにぶら下がったズブ濡れの
 靴下のような存在だ。」
というフレーズの入った手紙があなたのもとに
来たとしましょう。さて、クイズ。
この手紙を書いた人の正体は?

 ①覚えたての「jjj」を使いたがるおっさん
 ②詩人
 ③タイポグラファ

このフレーズのあとに「比喩でもなく詩でもなく」なんて
つづいていたら、たとえ①のおっさんでも、
ぐっときちゃいますけどね。ま、①でないのはすぐわかる。
②か③か、悩むところです。

実はこの文章、もとは英語の単行本。
Counterpnchという活字にまつわるお話です。
「カウンターパンチ」と聞いて、あしたのジョーが
目に浮かぶのは人情ってもんですが・・・

クイズの答えは③
フレット・スマイヤーズというタイポグラファ。
訳したのも、若きタイポグラファである大曲都市さん。
このつづきはまたのお楽しみに!
[16世紀を彷徨中:ハムコ]

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芹 薺 御形 繁縷 仏座 菘 蘿蔔

2013年1月7日 月曜日

はやくも七草ながら、

今年に入って初めて電車にのったハムコ。

引き籠もり正月、今年こそは

『保田龍門・保田春彦往復書簡 1958-1965』を上梓すべく、

後半部分の御原稿を読み、註を付すべき箇所、

手配すべき図版を検討していました。

夏前にはなんとしても出版したい!

(もう、年頭に書いてしまうのだ)

関野吉晴先生『海のグレートジャーニーと若者たち』は、

なかなか決まらなかったサブタイトルが

「4700キロの気づきの旅」にようやく決定!

あとは「あとがき」を待つばかり。

3月中旬発売予定です。

三嶋典東先生『線の稽古 線の仕事』は3月下旬発売を目指し、

鋭意スキャニング、調整中です。

なんとしても卒業式までに納品したいと思っております。

秋口には、タイポグラフィの翻訳本を刊行いたします。

ロンドン在住の翻訳者、大曲都市先生がクリスマス休暇を

この仕事に捧げてくださっていることと思います。

上記とは別に、本業ともいえる教科書の数々。

教科書は担当者ごとに皆様にお知らせいたしますが、

トピックスといたしましては、十数年の歳月をかけた

高橋陽一先生の大著『教育通義』がいよいよ4月1日に

世に出ることと相成りました!

皆様、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

[編集:ハムコ]

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三嶋典東、いよいよ『線の稽古 線の仕事』

2012年9月28日 金曜日

美術大学で「イラストレーション」を専門領域に
据えているところは皆無ではなかろうか?
ムサビでも、もちろんイラストレーション・コース
なんて存在しない。
唯一、視覚伝達デザイン学科3年生の授業科目に
三嶋典東先生の担当する「イラストレーション」がある。

典東先生といえば、ハムコは即座に
バロウズ『裸のランチ』(河出書房新社 1992)の表紙、
あの横顔を思い浮かべるけれど、
『LINE STYLE』(ブルース・インターアクションズ 2009)の
ノンブルすらない大著に、延々とつづく線描は圧巻だった。
アスファルトの地面に雨が落ちる瞬間を描いたページの
印象が強すぎて、以来、ザーザー降りの道路を見ていると
実際の風景がモノクロになってしまい、
いつの間にか三嶋典東のイラストレーションに
乗っ取られてしまうのだ。恐るべし三嶋典東。

最初、この本は「線の冒険」みたいなタイトルで、
誌上で授業を再現し、その後には典東流「線描論」が
展開される予定だった。
・・・つづく[編集:ハムコ]

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新作企画中!b-bag!

2012年9月26日 水曜日

私は今、新しい「MAU GOODS(ムサビオリジナルグッズ)」を企画しています。
なんとb-bag(ビ-バッグ)シリーズの新作!です。

これまでb-bagはオリジナルデザインのもので
これまで「b-bag」「b-bag lesson」と
編集ハムコと今は大阪のSさんが担当をし、ロングセラー商品となっています。
そして、今回久しぶりに新作を!

と私が担当させてもらっています。

帆布のB4サイズが横に入るシンプ

ルなバッグです。
どのようになるか?
実は今日、見本が届いて、ひとり響めきました。
なかなかいいかと思います。

初冬には登場する予定です。

どうぞご期待ください!

[営業ずっち☆]

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混沌ではなくアナーキー

2012年1月31日 火曜日

ブログのタイトルは、
MAUP刊行の書籍のサブタイトルです。
なんのこと?と、
とても興味が湧くサブタイトルだと思いませんか?
誰のことだと思いますか?

答えは、「ジョン・ケージ」です!

著者の白石美雪先生がとても想いを込めて
名付けられたことを思い出します。
私、個人的にも
とても気にいっているタイトルの一つです。

さてさて、
今年2012年に
ジョン・ケージは生誕100年を迎えます。

MAUPが2009年に刊行した白石先生著の
ジョン・ケージ 混沌ではなくアナーキー」が
にわかに注目を浴びています。

早くも秋田の書店さんで、
フェア用の注文をいただきました。
ありがとうございます!
今年は記念イベントもあちこちで行われるそうです。
(その情報はまたの機会にお知らせします)

もっか担当編集者のt:eehと営業担当の私とで、
独自のジョン・ケージフェアを検討中です。

そういえば、
生誕百年って他にどのような方がいるのかと
ネット(データ資料:ストローワラ)で調べてみましたら、

アメリカの芸術家、
ジャクソン・ポロックさん。

インテリアデザイナーの
剣持勇さん。

英文学の
吉田 健一 さん。

小説家だと、
壇一雄さん、森敦さん、武田泰淳さん。

ブルースマンの
ライトニン・ホプキンスさん。

映画監督の
木下 恵介さん、
現役でバリバリご活躍中の新藤兼人さん。

などなど、

そうそうたる方達がいらっしゃいます。

百年はだいぶ昔だな〜と思いますが、
こうして名前を見ていると
むしろナウイ(言い方が古い?)というか、
新しい文化を切り開いてきた方ばかりで、
むしろ新鮮です。

さ、企画書作らなくては。
「混沌ではなくアナーキー」なフェアがしてみたい。

興味のある書店員様、ぜひご一報を!

[営業ずっち☆]

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ファシリテーターと呼ばないで

2011年10月19日 水曜日

『美術館のワークショップ 世田谷美術館25年間の軌跡』という本を
クリスマス頃に刊行の予定でつくっています。
編者は学芸員の髙橋直裕さん。
1章ごとに、まずは髙橋さんが企画したワークショップについて書く、
つぎにその企画に協力したアーティストや、
あるいは当時、小学生としてそのワークショップに参加した人がさらに
書いてゆく。こうして1つの章は、ふたりの著者で構成されています。

〈Tokyoパノラマウォーク〉というワークショップは、美術館を出て
「写真家と街を歩く」という企画です。
「写真家の眼」を通してあらためて街をみてみようというのが狙い。
飯田鉄さんが上野を案内するにあたって、自らの「写真家の眼」を
意識するよりもむしろ、
「僕の『愛する』上野をみんなに見せてあげたい」
そういう気持だったことが書かれています。

ワークショップについての本なのに、ここには「ファシリテーター」
という言葉は登場しません。
飯田さんはこの時「ナビゲーター」と呼ばれています。
単なる呼称にすぎないかもしれませんが、
「ファシリテーター」という名称が使われ出したあたりから、
本来のワークショップが「ずれて」きたのではないか、と個人的には
考えています。
(じゃあ、本来のワークショップって何だよ、と聞かれると困るけど)

いま、飯田鉄さんがクロスロードギャラリーで「KAMERA」を開催中。
さまざまなカメラが、まるで肖像写真のようにニッコリしています。
http://www.roonee.com/crossroad/schedule/
[編集:ハムコ]

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ハイシーズン

2011年10月8日 土曜日

そろそろ幕開けというべきか・・・

MAUPは土曜日・日曜日・祝日はお休みをいただいております。

が、実際には仕事が詰まってくると「密かに」出社。

今日は自分一人かな〜なんて思っていると、

すでに部屋の鍵はあいており、先客がいたりします。

電話もないし、それぞれが黙々と仕事(実際、はかどります)

一方、通信教育課程の研究室はフル稼働。

いつもより賑やかなくらいです。

 

本日土曜日のMAUPは、呑猫とハムコのふたり。

呑猫は『版画』改訂版の組版、ハムコは12月に刊行予定の

「世田谷美術館のワークショップ」の本文データの調整。

世田谷美術館は25周年を機に、現在は改修工事のため休館中。

その間に、学芸員の髙橋直裕さんに編者となっていただき、

名物ワークショップの数々の歴史をひもとく本を御執筆ねがう

という趣向です。髙橋直裕さん+9人の著者についてはまた後日。

みなさま、よい週末を!

[編集:ハムコ]

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そして、東南アジアへ

2011年9月1日 木曜日

来春刊行の『東洋美術史』。
各エリアそれぞれの専門家に御執筆をお願いしているため
まずは監修の朴先生に目を通していただき
全体のバランスをはかる作業をしています。
こうしてハムコは「インドの旅」を経て
いま、「東南アジアの旅」の最中です。

「インドの旅」はつらかった。
しかし、この旅はなんども、ぐるぐる経巡らねばならない。
まだ1回目なのだ!
インドのなにがツライって、ジャイナ教です。
ヒンドゥー教、仏教については、調べると初学者むけの本や
Webでの情報がありますが、ジャイナ教はなかなかない。
(そもそも、手軽な「インド美術史」がない!
 もちろん、一筋縄ではいかない分野ですが)
そうなると、巻頭にはどのような総論が必要で、
巻末の用語解説には何をいれるべきなか、ということが
だんだん明確になってくる。そういう「旅」なのです。
MAUP『東洋美術史』は、ムサビ通信教育課程の教科書。
美大で2単位の「東洋美術史」を独学するための本ながら、
汎用性は高いのではないかしらん。

インドに行ったことがないハムコ。だからインドが遠いの。
「百聞は一見にしかず」とはよくいったもので、
カンボジア、タイ、ベトナムには、それぞれほんの数日いただけ
なのに、まったく親しみがちがう。
この「親しみ」をどうやって誌上でつくるか、
それも「旅」のポイントであります。巡礼はつづく・・・

しかし、巡礼する編集者は途中でいきなりおうちに帰って、
まったく別の仕事もしているのです。
クリスマスに、画期的なワークショップに関する本ができる予定。
メリー・ベリー・クリスマス!
[編集:ハムコ]

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