‘企画?つぶやき?’ カテゴリーのアーカイブ

芹 薺 御形 繁縷 仏座 菘 蘿蔔

2013年1月7日 月曜日

はやくも七草ながら、

今年に入って初めて電車にのったハムコ。

引き籠もり正月、今年こそは

『保田龍門・保田春彦往復書簡 1958-1965』を上梓すべく、

後半部分の御原稿を読み、註を付すべき箇所、

手配すべき図版を検討していました。

夏前にはなんとしても出版したい!

(もう、年頭に書いてしまうのだ)

関野吉晴先生『海のグレートジャーニーと若者たち』は、

なかなか決まらなかったサブタイトルが

「4700キロの気づきの旅」にようやく決定!

あとは「あとがき」を待つばかり。

3月中旬発売予定です。

三嶋典東先生『線の稽古 線の仕事』は3月下旬発売を目指し、

鋭意スキャニング、調整中です。

なんとしても卒業式までに納品したいと思っております。

秋口には、タイポグラフィの翻訳本を刊行いたします。

ロンドン在住の翻訳者、大曲都市先生がクリスマス休暇を

この仕事に捧げてくださっていることと思います。

上記とは別に、本業ともいえる教科書の数々。

教科書は担当者ごとに皆様にお知らせいたしますが、

トピックスといたしましては、十数年の歳月をかけた

高橋陽一先生の大著『教育通義』がいよいよ4月1日に

世に出ることと相成りました!

皆様、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

[編集:ハムコ]

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三嶋典東、いよいよ『線の稽古 線の仕事』

2012年9月28日 金曜日

美術大学で「イラストレーション」を専門領域に
据えているところは皆無ではなかろうか?
ムサビでも、もちろんイラストレーション・コース
なんて存在しない。
唯一、視覚伝達デザイン学科3年生の授業科目に
三嶋典東先生の担当する「イラストレーション」がある。

典東先生といえば、ハムコは即座に
バロウズ『裸のランチ』(河出書房新社 1992)の表紙、
あの横顔を思い浮かべるけれど、
『LINE STYLE』(ブルース・インターアクションズ 2009)の
ノンブルすらない大著に、延々とつづく線描は圧巻だった。
アスファルトの地面に雨が落ちる瞬間を描いたページの
印象が強すぎて、以来、ザーザー降りの道路を見ていると
実際の風景がモノクロになってしまい、
いつの間にか三嶋典東のイラストレーションに
乗っ取られてしまうのだ。恐るべし三嶋典東。

最初、この本は「線の冒険」みたいなタイトルで、
誌上で授業を再現し、その後には典東流「線描論」が
展開される予定だった。
・・・つづく[編集:ハムコ]

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新作企画中!b-bag!

2012年9月26日 水曜日

私は今、新しい「MAU GOODS(ムサビオリジナルグッズ)」を企画しています。
なんとb-bag(ビ-バッグ)シリーズの新作!です。

これまでb-bagはオリジナルデザインのもので
これまで「b-bag」「b-bag lesson」と
編集ハムコと今は大阪のSさんが担当をし、ロングセラー商品となっています。
そして、今回久しぶりに新作を!

と私が担当させてもらっています。

帆布のB4サイズが横に入るシンプ

ルなバッグです。
どのようになるか?
実は今日、見本が届いて、ひとり響めきました。
なかなかいいかと思います。

初冬には登場する予定です。

どうぞご期待ください!

[営業ずっち☆]

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混沌ではなくアナーキー

2012年1月31日 火曜日

ブログのタイトルは、
MAUP刊行の書籍のサブタイトルです。
なんのこと?と、
とても興味が湧くサブタイトルだと思いませんか?
誰のことだと思いますか?

答えは、「ジョン・ケージ」です!

著者の白石美雪先生がとても想いを込めて
名付けられたことを思い出します。
私、個人的にも
とても気にいっているタイトルの一つです。

さてさて、
今年2012年に
ジョン・ケージは生誕100年を迎えます。

MAUPが2009年に刊行した白石先生著の
ジョン・ケージ 混沌ではなくアナーキー」が
にわかに注目を浴びています。

早くも秋田の書店さんで、
フェア用の注文をいただきました。
ありがとうございます!
今年は記念イベントもあちこちで行われるそうです。
(その情報はまたの機会にお知らせします)

もっか担当編集者のt:eehと営業担当の私とで、
独自のジョン・ケージフェアを検討中です。

そういえば、
生誕百年って他にどのような方がいるのかと
ネット(データ資料:ストローワラ)で調べてみましたら、

アメリカの芸術家、
ジャクソン・ポロックさん。

インテリアデザイナーの
剣持勇さん。

英文学の
吉田 健一 さん。

小説家だと、
壇一雄さん、森敦さん、武田泰淳さん。

ブルースマンの
ライトニン・ホプキンスさん。

映画監督の
木下 恵介さん、
現役でバリバリご活躍中の新藤兼人さん。

などなど、

そうそうたる方達がいらっしゃいます。

百年はだいぶ昔だな〜と思いますが、
こうして名前を見ていると
むしろナウイ(言い方が古い?)というか、
新しい文化を切り開いてきた方ばかりで、
むしろ新鮮です。

さ、企画書作らなくては。
「混沌ではなくアナーキー」なフェアがしてみたい。

興味のある書店員様、ぜひご一報を!

[営業ずっち☆]

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ファシリテーターと呼ばないで

2011年10月19日 水曜日

『美術館のワークショップ 世田谷美術館25年間の軌跡』という本を
クリスマス頃に刊行の予定でつくっています。
編者は学芸員の髙橋直裕さん。
1章ごとに、まずは髙橋さんが企画したワークショップについて書く、
つぎにその企画に協力したアーティストや、
あるいは当時、小学生としてそのワークショップに参加した人がさらに
書いてゆく。こうして1つの章は、ふたりの著者で構成されています。

〈Tokyoパノラマウォーク〉というワークショップは、美術館を出て
「写真家と街を歩く」という企画です。
「写真家の眼」を通してあらためて街をみてみようというのが狙い。
飯田鉄さんが上野を案内するにあたって、自らの「写真家の眼」を
意識するよりもむしろ、
「僕の『愛する』上野をみんなに見せてあげたい」
そういう気持だったことが書かれています。

ワークショップについての本なのに、ここには「ファシリテーター」
という言葉は登場しません。
飯田さんはこの時「ナビゲーター」と呼ばれています。
単なる呼称にすぎないかもしれませんが、
「ファシリテーター」という名称が使われ出したあたりから、
本来のワークショップが「ずれて」きたのではないか、と個人的には
考えています。
(じゃあ、本来のワークショップって何だよ、と聞かれると困るけど)

いま、飯田鉄さんがクロスロードギャラリーで「KAMERA」を開催中。
さまざまなカメラが、まるで肖像写真のようにニッコリしています。
http://www.roonee.com/crossroad/schedule/
[編集:ハムコ]

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ハイシーズン

2011年10月8日 土曜日

そろそろ幕開けというべきか・・・

MAUPは土曜日・日曜日・祝日はお休みをいただいております。

が、実際には仕事が詰まってくると「密かに」出社。

今日は自分一人かな〜なんて思っていると、

すでに部屋の鍵はあいており、先客がいたりします。

電話もないし、それぞれが黙々と仕事(実際、はかどります)

一方、通信教育課程の研究室はフル稼働。

いつもより賑やかなくらいです。

 

本日土曜日のMAUPは、呑猫とハムコのふたり。

呑猫は『版画』改訂版の組版、ハムコは12月に刊行予定の

「世田谷美術館のワークショップ」の本文データの調整。

世田谷美術館は25周年を機に、現在は改修工事のため休館中。

その間に、学芸員の髙橋直裕さんに編者となっていただき、

名物ワークショップの数々の歴史をひもとく本を御執筆ねがう

という趣向です。髙橋直裕さん+9人の著者についてはまた後日。

みなさま、よい週末を!

[編集:ハムコ]

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そして、東南アジアへ

2011年9月1日 木曜日

来春刊行の『東洋美術史』。
各エリアそれぞれの専門家に御執筆をお願いしているため
まずは監修の朴先生に目を通していただき
全体のバランスをはかる作業をしています。
こうしてハムコは「インドの旅」を経て
いま、「東南アジアの旅」の最中です。

「インドの旅」はつらかった。
しかし、この旅はなんども、ぐるぐる経巡らねばならない。
まだ1回目なのだ!
インドのなにがツライって、ジャイナ教です。
ヒンドゥー教、仏教については、調べると初学者むけの本や
Webでの情報がありますが、ジャイナ教はなかなかない。
(そもそも、手軽な「インド美術史」がない!
 もちろん、一筋縄ではいかない分野ですが)
そうなると、巻頭にはどのような総論が必要で、
巻末の用語解説には何をいれるべきなか、ということが
だんだん明確になってくる。そういう「旅」なのです。
MAUP『東洋美術史』は、ムサビ通信教育課程の教科書。
美大で2単位の「東洋美術史」を独学するための本ながら、
汎用性は高いのではないかしらん。

インドに行ったことがないハムコ。だからインドが遠いの。
「百聞は一見にしかず」とはよくいったもので、
カンボジア、タイ、ベトナムには、それぞれほんの数日いただけ
なのに、まったく親しみがちがう。
この「親しみ」をどうやって誌上でつくるか、
それも「旅」のポイントであります。巡礼はつづく・・・

しかし、巡礼する編集者は途中でいきなりおうちに帰って、
まったく別の仕事もしているのです。
クリスマスに、画期的なワークショップに関する本ができる予定。
メリー・ベリー・クリスマス!
[編集:ハムコ]

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インドへの旅

2011年8月1日 月曜日

いかにも夏休みの予定のようですが、ち・が・い・まーす。

大学とちがって、弊社に「夏休み」はありません。

今月15(月)は取次がお休みなのでぇ、こじつけて連動休業。

翌日16(火)の午前、建物がメンテナンスのため全館停電による

半日休業。

いかにも「連休」しているようですが、まったくの偶然です!

 

じゃあ、このタイトルはなにかといいますと、

来春刊行予定の『東洋美術史』の第1章「インド」の草稿を

著者からいただき、本日はその御原稿を読んでいたからです。

読む=旅する、これぞ編集者の特権。

 

この『東洋美術史』はムサビ通信教育課程の教科書。

しかしなぁ、この科目がなぜ2単位なの???

「東洋」って面積だけでも「西洋」より広いのに、2単位!

(ちなみに「西洋美術史」は「I」と「II」にわかれており、

それぞれ2単位です)

2単位=A5判200ページという(ゆるやかな)決まりがあるため、

そこに「東洋美術史」を封じ込めねばならない・・・この苦しみ。

ダイジェスト版どころではありません。

が、そこをなんとかしたい。

生命力あふれる、いにしえのインド美術をどう伝えるのか。

困ったときは「後編につづく・・・」

連動して刊行してゆく(連動は大事よね!)しか解決策は

ないのかもしれません。

[ヤクシー好き:ハムコ]

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決意表明!?

2010年8月27日 金曜日

志だけは高く、「9月までにやる!」と決意しリストアップしていた仕事の数々……。散逸しているデータ類を、きちんとサーバにまとめ、きちんとファイル化すれば仕事の効率がサクッとあがるはずと意気込んでいましたが。ああ、まもなく9月ですね。ダメダメでした。

でも、大きく前進できたものがあります。以前からチョコチョコと本ブログで話題にしていたMAU GOODSの企画です。ムサビだからこそできる、でもムサビ関係者でなくても「すてき! ほしい! つかいたい!」という企画が進行中です。こちらは9月末頃、きちんと告知しますね。11月末に完成させます!(←この決意は、ほんとう!)

[制作:呑猫]

「編集マニュアル」できるかな・・・

2010年3月25日 木曜日

大学出版部協会というシブイ団体がありまして、

わがMAUPもその末席に名を連ねております。

トップはもちろん東大出版会。質・量ともに、

日本を代表する学術図書の版元です。

大学出版部協会は、発行部数が少なく、広告などにも弱い

学術図書のために、共有できるところは共有しながら

より良き学術図書の刊行・販売を目指す団体です。

えっ? MAUPって学術図書の版元だったの〜?と言われると、

ちと恥ずかしいところもありますが、

今日では学術図書の裾野はひろがっているのだ(としておく)

 

大学出版部協会には31の加盟校がありまして、

編集部会・営業部会・電子部会・国際部会の4つの部会に

わかれています。ハムコはもちろん編集部会に所属。

この編集部会で「編集マニュアル」なるものをまとめよう

ということになってしまったのでした。

たいへんなココロザシです。

 

一口に「学術図書の編集」といっても、

文系もあれば理系もあり、MAUPのように図版命!という

変わり種まで含めて「マニュアル」とは、まことに暴挙です。

しかし、この暴挙、やってみたら面白いんですねぇ。

 

たとえば、デザイナーとのつきあい方。

「デザイナーに装丁なんか頼んだら、お金がかかるからダメ!」

と、装丁は担当編集者の仕事になっている某大学出版部が実在。

そういう出版部から「デザイナーに装丁を依頼するには?」

というマニュアルを読みたいとリクエストくる→ハムコ書く→

理系編集者、読む→

「俺とデザイナーの関係は完全にパワハラだ」と言い出す。

よくよく聞いてみれば「俺の言うことを聞け!」

と圧力をかけるんだそうな。

ハムコ「それじゃコラボにならんでしょう」

理系俺「なんだコラボとは?」

ハムコ「デザイナーと編集者のコラボレーションですわ」

理系俺「なんでコラボが必要なんだ!」

ハムコ「思ってもみなかったような本ができるチャンスよ!」

理系俺「俺の本だ!」

ハムコ「あたしの本はちがうっ!」

激論はつづくよどこまでも・・・・・

[ハム編]

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