2010-10

ひとりごと

お祭りの季節

10月も半ば。時々思い出したように暑くなったり、夕立のような雨が降ったりと、少し変なところもありますが、本当にようやく秋らしくなってきました。この季節、運動会やお祭りが方々で開催されていて何かと賑やかですが、ムサビも今月末からの「芸祭」に向けて、本格的に動き始める頃です。模擬店やら展示やら、学生さんもいろいろと企画していることでしょう。私も学生として、研究室スタッフとして長年芸祭に関わりましたが、経験からいうと見ているだけより、やはり何かの形で参加しているとその面白度がまるで違います。模擬店は何度かやりましたが、実際にものを売る本番よりもその準備の期間のことが思い出深かったりします。お金をかけ...
刊行・販売案内

ご好評につき…♪

年に1度展開しているクロッキー帳(小)のカラーバージョン☆こうやって並べて改めて見ると、ポップでカワイイですね♪未だに、「青のクロッキーまだありますか?」「赤ってもうありませんか?」という嬉しいお問い合わせをたまにいただきます。ありがとうございます。なにせ、‘限定’ですので、「おっ!」っと心が反応したら即ご購入をおすすめします。躊躇してたらなくなります。今年の新色は、ちょっとだけ値上がりしてしまったにも関わらず、在庫がもうわずかなんです。で、冬の校友会チラシに向けて、異例の年に2度展開へ。ありがたい限りです。何色がいいかなぁ…[総務:ピロイ]
イベントのお知らせ

秋の展覧会情報です。

MAUPの話題はまだまだ水戸芸術館での「石元泰博写真展」と「ジョン・ケージ」吉田秀和賞の話題をひっぱっています。やはり芸術の秋、美術館はいいですね。やはり、注文も「石元泰博ー写真という思考」「ジョン・ケージ 混沌ではなくアナーキー」を中心に書店さまからいただいています。お買い上げ頂いたみなさまありがとうございます。まだ読んでいない方もよろしくお願いします!そして、今度は身近に東京散策へのお誘いです。今年の6,7月に青山ブックセンターで「本と重なるときFASHIONASARTPROJECT」でお世話になりました武蔵野美術大学空間演出デザイン学科教授の津村耕佑先生がご参加される、[デザインタイドト...
イベントのお知らせ

報告。10月8日水戸。10月9日水戸。

10月8日水戸芸術館。9日から始まる石元泰博写真展に先駆けて内覧会がありました。今年5月、MAUPは『石元泰博 写真という思考』を刊行しています。内覧会に出席。展示された300点の写真は予想をはるかに超えた素晴らしさ。ため息というより驚嘆とともに見入りました。石元さんのキャリアとお人柄に相応しく、内覧会の顔ぶれもゴージャス!!ひな壇に並ぶ石元さん、吉田秀和さん、磯崎新さんに目がくらみそうでした。10月9日水戸芸術館。第20回吉田秀和賞の贈呈式がありました。何回も書いてます。でもうれしいのだからしょうがない。おめでたいから許してね。白石美雪著『ジョン・ケージ 混沌ではなくアナーキー』が第20回吉...
日常の業務

華やかなイベントの陰で…

吉祥寺メンバーの半分が、本日の石元泰博展オープニング、そして明日の吉田秀和賞授賞式出席のため水戸(どちらも水戸芸術館で行われます)へ泊まりがけで出張するなか、留守番組の私は地味に『大学出版』NO.83関連の残務を粛々と遂行。読者プレゼント当選者へ、賞品である二代目酒井九ポ堂こと酒井道夫先生製作のCD-ROM「武蔵美に40年—遍歴のあしあと」を発送する作業を行いました。多数ご応募いただきありがとうございました。当選された方には、この連休中に届くはずですのでお受け取り下さい。届かなかった方…、ごめんなさい!これにて『大学出版』NO.83特集がらみの業務は全て終了!いやー、長かった。皆様、ありがとう...
ひとりごと

夢で逢いましょう

一昨日はモリサワのセミナーでAppBank宮下泰明氏の「売れるアプリの開発者の手法」を、昨日は慶應大学のシンポジウム「大学図書館と学術出版社の連携:電子学術書利用実験の提案」を聴講した。いずれも電子書籍にまつわる話ながら、宮下氏のスピード感と大学関係の慎重なる「試み」のコントラストが・・・これが他人事なら「おもしろかった」で終わるところだが、我が身にふりかかる大モンダイなので・・・身につまされた。すべての書籍を電子化すればよいとは思わない。しかし、通信教育課程の教科書が通勤電車の中で、iPhonで読めたらど〜んなにいいでしょう!しかも、自由に検索ができて、マーカーで印をつけることもできるなんて...
吉祥寺♥

ご近所自慢

MAUPは吉祥寺にあるのですが、歩いて10分のご近所にアルテスパブリッシングさんがあります。音楽書籍を中心に、とても面白い本を刊行している出版社です。音楽好きの方ならみなさんご存じだと思うので、なにをいまさらな紹介です。魅力的なイベント開催や告知など、活動がとてもスピーディです。じつは、第18回吉田秀和賞を受賞した片山杜秀さんの『音盤考現学』『音盤博物誌』もアルテスパプリッシングの刊行です。そうです。自慢というのは、このことです。吉田秀和賞を受賞した出版社が徒歩10分以内に2つもある、しかも吉祥寺の住宅街にです。これはすごい。吉祥寺ってすごい!!勝手にご満悦のご近所自慢でした。編集:t:eeh
MAUPのヒミツ

0号館

0号館…もう4年ほど前だったかに取り壊されてしまいましたが、出版局の倉庫として借りていた、木造二階建ての雰囲気ありすぎの建物がありました。昔、どこかの女子寮だったと聞きました。ちょっと回想しながら書いてみます。まず、赤さびだらけの鉄の門にかかっている細い針金を取り、ギィィィ…っと音をさせてそれを開けます。うっそうと茂る雑草をわさわさと3歩またいで入口のドア前へ。絶対一回じゃ開かない噛み合わせの悪い鍵を開けて中へ。真っ暗闇に光を入れます。この時ばかりはいつも’まっくろくろすけ’を見たいと願うのですが、もう純粋な心ではないのでしょう…見れたことはありませんでした。「えいっ!」って入ってしまえば平気...
日常の業務

もう10月なのですね

今年も例年になく月日が経つのが早いです。9月になったばかりと思いきや、もう10月。秋ですよ。先日まで猛暑とか言ってたのに。そんなこんなで出版局も棚卸し時期。直販でお取り扱いいただいてる店舗さんに伺い、在庫を確認したり、遠くて伺えないところは、在庫をご報告いただいたり。とてもお手数をおかけし、またこちらも時間が掛かりますが、どれだけ商品が動いているか分かる時期でもあります。営業担当としては身が引き締まる思い。ですが、真実の"身"は肥ゆくばかり。食欲の秋ですね。。。[営業ずっち☆]
日常の業務

再熱!吉田秀和賞受賞ネタ

吉田秀和賞の授賞式(10月9日)までに間に合いました!白石美雪著『ジョン・ケージ 混沌ではなくアナーキー』の特別版帯としおりです。どちらも手がけていただいたのは、本書をデザインしてくださった寺井恵司さん。しおりは、印刷の時に4面付けられるサイズなので「いただいたデザインの色をかえて、こちらで何種類かつくっていいでしょうか?」とお願いしたところ3種類のデザインをつくってくださいました!本当にありがとうございます!ちょっと印刷の話になりますが、表面2色、裏面1色の刷色で、こんなに素敵になっちゃう。ああ、また自慢になってしまった。吉田秀和賞の話題、再びです。すみません。肝心なこと! しおりは、三省堂...