2017-12

日常の業務

2017年ー2018年「行く年来る年」ありがとうございました。

MAUPは明日12/29〜1/4まで、冬期休業とさせていただきます。振り返る間もなく、あっという間の1年でした。MAUP2017年の刊行物は、計7点。『道徳科教育講義』高橋陽一・伊東毅/著『工芸の教育』大坪圭輔/著『現代アート10講』田中正之/編『山崎博計画と偶然』東京都写真美術館/編 山崎博/著『芸術の不可能性 瀧口修造中井正一岡本太郎針生一郎中平卓馬』高島直之/著『遠藤彰子CosmicSoul』武蔵野美術大学美術館・図書館/編 遠藤彰子/著『イサム・ノグチ 庭の芸術への旅』新見隆/著(12月末に書店発売!)通信教育課程の教科書をはじめ、今年は展覧会図録を2点も刊行できたのが特徴です。上記の...
日常の業務

デザインとコミュニティ

武蔵野美術大学通信教育課程「コミョニケーション研究Ⅰ」「コミュニケーション研究Ⅱ」の教科書として、来年春に『デザインとコミュニティ』を刊行します。4色もので250ページ超というボリュームです。ここでいうデザインとは、制作の場での特化した技能だけを指しているわけではなく、デザイン的な発想やアプローチでもって私たちのコミュニティに働きかけていこう、ということです。そうすると、いままで四角四面の立方体だと思っていたものが、じつは正12面体だったことに気づくかもしれない。ほころびのない強固な壁に突破口をいくつも発見し、それらを繫いでいけば有機的なネットワークが構築できるかもしれない。デザインには、私た...
フェア情報

丸善丸の内本店フェア12/26スタート!

本日、12月26日より丸善丸の内本店さんで、美術書出版会のフェアが始まりました!フェアタイトルは「ARTBOOKSFUSION」。 画集、作品集、写真集、美術読み物・・・ 数ある美術書の中には合わせて読むとさらに知識が深まり、 美術をより愉しむための足がかりになる組み合わせがあります。 画集とガイド本、 同じ作家の作品集でも焦点や切り口が異なるもの、 建築書とデザイン書など、さまざまな 美術書のFUSION[融合]に触れてください。                ーーフェアご案内POPより。  そのようなわけで、MAUPの1冊と合わせて読んでいただきたい本が一緒に配置されています。 丸善丸の内...
ひとりごと

今年が最後?

クリスマス・イヴの夜。ナイン坊主は、サンタさんにお願いするプレゼントにまだ悩んでいました。決めたと言っては、やっぱり……、の繰り返し。手紙を書き直しています。我々サンタ代理としては、内心「今ごろ言われてもね、応えるのは無理よ」と思いながら、今からだとサンタさんも困るんじゃないの? 思っていたものと違っても仕方ないよ、などと予防線をはりますが、坊主は「何でそんな否定的なことを言うのっ?」とキレ気味。困ったなぁ。そして今朝、前夜悩みに悩んで決めたものとは当然違うものを枕元に発見した坊主。がっかりするかと思いきや、何でこれも欲しいと思っていたのわかったのかなぁ、アレに決めて後悔していたから良かった!...
未分類

2017 → 2018☆

2017年。みなさま、どんな一年でしたか?ある人が、私に教えてくれました。ものごとは全て、例えるならば…「家系図」のように見る(捉える)のだと。。。ココがなければ「イマ」はない。たとえそれが、どんな「ココ」だったとしても、「ソコ」があったから「イマ」がある。って。話し変わって、西武・そごうの今シーズンのコピー。「さがす時間さえ贈り物」まさに、クリスマスプレゼントを探していた時に目に入ってきたのですが、本当にそうだと思います。贈り物がゴールみたいに思いがちですが、結局、その過程とか、その人を思う気持ちとか、その時間を生きているんですよね。イマ。ゴールじゃなくて、過程を生きる楽しさ。このコピーが、...
イベントのお知らせ

武蔵野美術大学 遠藤彰子展いよいよ明日[12/22]まで!

突然ですが、営業☆ずっち(齢40半ば)と遠藤彰子先生の御作品との出会いは、まだ武蔵野美術大学通信教育課程に入学する前。まだ20代のころでした。となるだいぶ前?それは、美術館ではなく、TVのNHKの日曜美術館(多分)で遠藤先生の御作品が紹介された時に衝撃が走りました。遠藤先生の描く不思議な世界。見たことがあるような、でも入ってしまっては行けないような迷宮。そして、夢で見たことがあるような“街”。濃い油の絵の具で描かれたその街並みをずっと眺めていると画面に自分が吸い込まれそうな、あやしげな気持ちになってきました。遠藤先生は、私の故郷、神奈川県相模原市で活動されているとのこと。そのころ、国道16号沿...
いぬ・ねこ・かえる

新見隆『イサム・ノグチ 庭の芸術への旅』

新見先生の「イサム・ノグチ」の出発点は、1996年にセゾン美術館で開催された展覧会「イサム・ノグチと北大路魯山人」にある(と思う)。もちろん、新見先生はそのキュレーターだった。1952年頃、ノグチは鎌倉の北大路邸の離れに、新妻・山口淑子と住み、作陶三昧に明け暮れる。その頃の作品「私がつくったのではない世界」は掌にのるようなサイズらしいが、初めて見たとき「なんだかなー(ヘンなの)」とハムコは思った。(上の写真の、左ページ下の作品です)この作品に固執する新見節(セツではなくブシ)にもまったくついていけなかった。その後、図書館でありったけのイサムノグチ本を片っ端から見ていくと、原型は「私がつくったの...
日常の業務

気持ちはメリークリスマス

昨日は、新刊『イサム・ノグチ 庭の芸術への旅』(新見隆著)、そして『テキスタイル 表現と技法』4刷、『絵本とイラストレーション 見えることば、見えないことば』3刷が、今日は『日本造形史 用と美の意匠』(8刷)と相次いで納品! 12月に間に合った! というのが最初の正直な気持ち。新刊納品日の翌日、事故なく、お稽古できるかなあ? と予約していたクリスマスのいけばなも、今日はわりとうまくいったので、ちょっと披露を。……といっても、部分ですが。しばし、ほっこら、気持ちはメリークリスマスです。[制作:呑猫]
イベントのお知らせ

間もなく終了

今日の東京地方、朝からよく晴れていますが、冷え込みがきびしいですね。昨日のように風が強いとなおさらで、油断すると風邪をひきそうです。ちなみに、私もすでに一度ひきました。気をつけねば。ムサビは先週末で授業も終了。とはいえ、卒業制作・修了制作は正に追い込みの時期です。それこそ風邪をひかないようにして、精一杯頑張っていただきたいと思います。早いもので、遠藤彰子先生の退任記念展「遠藤彰子展CosmicSoul」も、残すところあと数日。今週、22日(金)までとなりました。最終日は22日です。23日(祝・土)は開館していませんので、ご注意ください。(詳細→こちら)図録(→こちら)のほかに、校内の画材店・世...
出た出た書評!

師走ですね

『遠藤彰子CosmicSoul』の発売に続き、『イサム・ノグチ庭の芸術への旅』刊行準備中です。詳しくはトピックスへ。編集者は来年春の刊行に向け、やたらと慌ただしい。なのに私は今日は早く帰宅し、仕事関係の方と忘年会。これも大事な師走の行事です。慌ただしく今年も終わって行きそうです。皆様もどうぞお身体ご自愛下さい。[営業・ずっち☆]