武蔵野美術大学出版局

刊行・販売案内

スメイヤーズ氏11月10(月)課外講座

大曲都市さん翻訳の『カウンターパンチ』原作者のスメイヤーズさんがムサビで講演決定!11月10日(月曜日)16:30から18:00、1号館1階の講義室。学外の方も聴講ができますので、どうぞお越しください。通訳はもちろん、大曲都市さん。「原作者:訳者」の対話も楽しみなところです。この日は、書店発売に先行して『カウンターパンチ』定価3800円(税別)のところメイヤーズ氏の来日記念特別価格にて販売いたします。この日ができたての初売りです。いつも略称の『カウンターパンチ』。サブタイトルは「16世紀の活字製作と現代の書体デザイン」え? 16世紀と今とどんな関係があるの?その鍵をにぎるのが「カウンターパンチ...
半径2m以内

新しい! いや珍しいのか

武蔵野市は正午ごろにほぼ台風18号が去り、日差しが出ました。台風一過の酔芙蓉です。咲いたとたん昨日来の雨で重そうに潮垂れてます。こう、花を撮る度に、写真が呆けていることを悲しいとしみじみ思います。以前なら、水を吸って溶けそうになっている花びらの表面まで写せたと思う...。いまだに修理に出していないのですが、果たして携帯のカメラ機能は修理可能なんでしょうか?一方で、こういう写真のボケ具合はぜんぜんへっちゃら。おつまみミックスの別バージョンをハムコが買って来てくれました。これはなんと、いか天のかわりにドライバナナ。新しい!いや珍しいのか。t:eehはドライバナナ8個も入ってました。正直に言いますが...
ひとりごと

諸行無常?

今日の東京地方、暑かった。去年は10月になっても普通に半袖着ていた覚えがありますが、今年はもうすっかり秋、と思っていたらこんな陽気。油断していました。担当している業務でいうと、来年度の学生手帳の製作が動き始めています。今回の大きな変更点は何といっても、地図。学内では鷹の台キャンパスのグラウンドが大移動していたり、国分寺駅北口の再開発に伴う道路の変化など、いろいろとあります。昨日、実際に作図してくださるデザイナーさんにお願いしてきました。それにしても、大学の内外を問わず、見慣れた風景がどんどん変化していますね。きれいになったり、便利になったりで、当然良い面も大きいですが、個人的には少々寂しい気持...
日常の業務

デザイン人間工学講義

来年春に刊行予定の『デザイン人間工学講義』の原稿を読み込んでます。もう、すっごく面白い!!!t:eehは言いたい。「工学」という言葉で怯んではいけない。人文系の本しか読んだことのない人でも、問題なくすらすら読めます。なんつーの、始めて訪れた場所を、しかも、四国とか九州とか北海道とか、それくらいの広い空間を、一枚の地図を片手に迷うことなく行きたい場所に行ける感じです。道に迷うことなく的確にしかるべき場所に辿り着き、その都度とても印象的な風景に出会う。ゆで卵の殻がきれいに剥けて、現れ出た表面の滑らかさと曲面の美しさにうっとりする、そんな感じもある。ちょっと大げさな気もしますが、それくらい新鮮。たと...
日常の業務

くものうえ_くものなか

社内サーバをどうしたものか、という話です。自動バックアップをしているし、このシステム・仕組みならすべてが消滅する状況は限りなく低いから大丈夫、のはずと2009年10月に構築して、現在に至っています。そうはいっても、マシンはマシン。適切な環境にあるともいえないので、真夏にはトラブル発生が起こること多々あり。メンテナンスも終了するし、どうしようかとクラウドサービスの検討を始めました。そして昨日、G社の無料セミナーに参加するため六本木ヒルズへ。オフィスタワーへ入るには、ゲートがあるため、特設受付を通って30階へいってくださいと案内あり。いや〜、なんというか、私にとっては非日常の光景です。30階につく...
いぬ・ねこ・かえる

大曲都市訳『カウンターパンチ』 (3)

帯を考えている。本の帯(別名:腰巻き)は、読むときは邪魔な存在なのに新刊では「絶対に必要なアイテム」である。(と営業のズッチは言う)有名人に推薦文を書いてもらう、という場合もある。しかし、書店で帯をみて「おおっ」と感動したことはない。(ジャケットよりも、帯が良いことはたまにある)書影が掲載されるときには、帯はたいてい外される。誰が帯をみているのか?書店員さんにはっきりと言われた。「力のある帯は、目に飛び込みます。手を止めてみます」毎日、何箱もの箱を開けては本を並べる書店員さんの「荷さばき」は瞬時に行われるらしい。その瞬間に飛び込むような、その手が止まるような、そういう帯が稀にあるらしい。書体の...
フェア情報

【好評開催中】ジュンク堂池袋_田中功起フェア

ジュンク堂池袋本店芸術書フロアで開催しています、「アーティストの本棚 by田中功起」はおかげさまで沢山の方にお立ち寄りいただいております。そしてなんと!批評家の佐々木敦さん、小説家の福永信さんから、『必然的にばらばらなものが生まれてくる』の推薦コメントをいただきました。佐々木敦さんは、2014年06月に刊行されたご著書『「4分33秒」論 ──「音楽」とは何か』のなかで、『ジョン・ケージ 混沌ではなくアナーキー』をご紹介いただいたばかり。ありがとうございます!福永信さんの推薦コメントは贅沢なことに、とても長文で、フェアコーナーだけではご紹介しきれない……と、言うわけで、福永信さんとジュンク堂店員...
いぬ・ねこ・かえる

猫まみれ

しばらく関西の田舎をあっちに行ったりこっちに行ったりしてました。正しく「お彼岸」な毎日を過ごしていたわけです。関西に入った頃は芙蓉の花が盛りで、しばらくするとコスモスがチラホラと咲き始め、芒が伸びて彼岸花が咲き、夏から秋へ季節がぐるっと回っていく様子を見てました。その間、猫成分が決定的に不足し、帰るなり猫を放さない。猫が、じゃなくて、私が猫を放さない。こんな手が「いいかげんにしろ」と突っ張っても抱っこしたまま。翌日、法事で普段使わない神経をフル回転で使ったせいか(知恵熱みたいなもん?)、体調不良でダウンしたとたん、今度は猫に火がついて離れない。眠ろうとすると胸の上で香箱を作っていつ遊んでくれる...
日常の業務

電脳の教室

iPhone6とiPhone6Plusが発売になり、気になる! やはり手にとってみたいと先週末、会社帰りにヨドバシカメラへ。iPhone4からきりかえて5を手にした時、その厚み、幅、重さが「ピッタリ!」と手におさまった感じがしっくりきて、それはそれは感動モノでした。まさかiPhone6に誘惑されないと思っていたのでしたが……。進化はすごいですね。心揺れています。やばいです。まえおきでした。どんなにハードウェア(とか、アプリケーションソフトのバージョン)が進化しようと、基本はおさえておかなくちゃ。コンピュータを使う心得とネットワークの全体像を捉えた佐藤淳一著『新版電脳の教室』(タイトルいいでしょ...
ひとりごと

ぴっかぴかの一年生になるのも……

早いもので、セブン坊主も来春から小学生。子どもだけがどんどん成長しています。小学生といえばランドセル。先日、そろそろ見ておくかぁなんて思って、都内某所のショップを訪れてみるとびっくり。店内には何も商品がありません。作業中のところに来てしまったかなぁなどと思っていると、店員さんが恭しく寄ってきて言うは、何とすべてのランドセルが売り切れなのだとか。曰く、キャンセル待ちなら承ります。……。そういうことになっているんですね、ランドセル流通の動きって。これは乗り遅れたと思い調べてみると、近年は祖父母のいる田舎に帰省するタイミングでというパターンが多く、夏がピークらしいです。すべてが売り切れというのは極端...