武蔵野美術大学出版局

いぬ・ねこ・かえる

9月21日は、はっぴぃえんどの日

1973年9月21日、文京公会堂で、はっぴぃえんど最後のコンサートが行われました。その開催から50年を記念して、昨夜、同じく文京区の某所で、はっぴいえんどを忍ぶ(語る?)会が開かれました。語り手は、元ヤングギター編集長・シンコーミュージック社長の山本隆士さん。そしてギタリストの伊藤銀次さん、元キングレコードプロデューサーの三浦光紀さん、写真家のマイク野上さんが登壇されました。そこに風都市におられた前島洋児さんが加わるという豪華なメンバー。音楽に疎く、そのギョーカイのことを何も知らないハムコが、どうしてこんな貴重な会に参加できたかというと、、、先日のこと、いかに大瀧詠一が素晴らしいかを力説してい...
武蔵野美術大学♥

キャンペーン中です!:MAU古本募金「古本から未来をつくるプロジェクト」

本ブログでも度々ご紹介してきた「MAU古本募金『古本から未来をつくるプロジェクト』」ですが、チャリボンの累計寄付額が7億円を突破した記念として、9/20(水)~9/26(火)の期間1件お申込みにつき700円上乗せキャンペーンが行われています。 キャンペーンサイト→こちら MAU古本募金のwebサイト→こちら ※MAU古本募金「古本から未来をつくるプロジェクト」「現金での寄付とは異なり、いらない本をご提供いただき、その【買取金額】が大学へ寄付されるという取り組みです。寄付の使途としては、緊急対応給付型奨学金に活用されています。 5冊以上で送料が無料となり、手続きも非常に簡単となっております。家に...
いぬ・ねこ・かえる

もの派

関根伸夫に代表される、あの動向のことではありません。大江戸骨董市に行きました。有楽町は国際フォーラムのシェイクシャックの前の広場で月に2回ほど開催されている、蚤の市のような催しです。宮脇モダンさん(洋画家宮脇晴とアップリケ作家の宮脇綾子が祖父母、お父様は建築家の宮脇檀)などプロの目利きの方々がたくさん出品されているので、玉石混交の蚤の市、というより、玉が多めな市(しかし値は張る)という印象。前者も楽しいですが。以前、留学している友人宅に泊めてもらった際に、毎日絶対何か買って抱えて帰ってくる私に友人が引いていましたが、断捨離とは縁遠い、私のようにものを愛でるタイプの人は散歩するだけで楽しいと思い...
いぬ・ねこ・かえる

「アレ」ですね

このところ、御茶ノ水の歯医者さんで「エンド治療」をしています。末期治療ではなく、歯の根っこの治療です。一時間くらい口を開けっぱなしの施術で、首や背中が痛くなる始末。昨日の昼過ぎ、エンド治療のあと、御茶ノ水駅の中央線ホームでしょんぼりしていると、向こうから、これ以上なく胸を張って歩いてくるおっさんあり。黒いTシャツ、首には黄色いタオル。まさしく畏怖堂々。何故なんだ。この人は総武線に乗るらしく、ハムコの前でくるりと背を向けた。「生涯虎魂」と黄色で大きく書かれた背中❗ははぁ、虎キチさんや。そらまぁ、わかりまっ。18年ぶり? ええなぁ。。。あたしが生きてる間に、一度でいいから優勝してほしいと願うのはB...
展覧会情報

留守 玲 ー順手・逆手・ドライヴ 1から作るか、ある物から作るかー

今日は、好評発売中『わからない彫刻つくる編』の続編、現在制作中の『わからない彫刻みる編』の著者である留守玲さんの展覧会をご紹介。「留守玲ー順手・逆手・ドライヴ 1から作るか、ある物から作るかー」会期:9月20日(水)ー10月9日(月・祝)時間:10:30-19:30会場:日本橋髙島屋S.C.本館6階美術画廊X   東京都中央区日本橋2-4-1「素材とする鉄と真摯に向き合いながら、自らの鉄観、さび観、熔接観を探り、見出しながら作品として昇華しています。小さな鉄のチップを一片ずつ積み重ねて熔接する技法をはじめとした様々な方法を駆使し、錆び、朽ちるという時間軸と、制作の過程から見出した新たな発見をも...
MAUPのヒミツ

新入社員

みなさまはじめまして。新入社員のナジオです。美術の隅の方で無我夢中に働き、30代半ばになりました。編集という仕事に就くくらいなので言わずもがなですが、本が好きです。時間や場所、言語を超えて、知性や経験、想像が、文字と紙の集合として自分の掌中にあること、どこにでもいけること、本とはそういうものですが、すばらしいものとつくづく思います。美術を好きな理由も、本を好きな理由に近いです。紙、文字、デザイン、印刷など、本をめぐるあれこれも大好きです。長く読み継がれる本をつくれるよう頑張りたいと思います。そのほか、食、ラジオ、うちの猫、全猫、服、音楽、映画などが好きです。まぁ普通にカルチャー全般が好きという...
展覧会情報

遠藤彰子展 在り過ぐす(釧路市立美術館にて)

8月27日まで山形美術館にて開催されました、「遠藤彰子展巨大画で挑む生命の叙事詩」は、大盛況のうちに幕を閉じ、MAUP刊行「遠藤彰子CosmicSoul」も、過去最高の販売数をご報告いただきました。ありがとうございます🙏山形の皆様!!山形美術館へ足を運ばれた皆様!!🍒そして現在、北海道・釧路市立美術館にて、「遠藤彰子展在り過ぐす」が絶賛開催中です!!10月22日までです。こちらでも、MAUP刊行「遠藤彰子CosmicSoul」を販売していただいております。なかなか北海道までは行けませんが…北海道の広大な大地に、遠藤彰子先生の巨大画。いろいろ壮大です。(←壮大すぎてざっくりになりすみません笑)北...
展覧会情報

【展覧会情報】大浦一志 雲仙普賢岳/記憶の地層

ムサビの共通絵画研究室で絵画表現を通し美術・デザインにおける「造形の基礎とは何か」を考える実技授業に長年携わってきた大浦一志先生の退任記念展が9月4日(月)-10月1日(日)の間、武蔵野美術大学美術館・図書館にて、開催されています。『雲仙普賢岳/記憶の地層』その時を封じたような写真作品、発掘現場を臨場館あふれ感じることができるインスタレーション。大浦先生の雲仙普賢岳にたいする熱量がドシンと伝わってきます。MAUPでは、2021年に『雲仙普賢岳 被災民家跡を発掘する』を刊行させていただきました。展覧会会場で1割引きで御購入できます。また展覧会にあわせた展覧会カタログも発売されています。また同時に...
いぬ・ねこ・かえる

ル・コルビュジエのスケッチ

鈴木明先生の博士論文「ル・コルビュジエのモデュロールに描かれた身体図像に関する研究」に新たな御原稿を加えて、弊社から刊行することになっています。「どうしてコルビュジエは、図面に人体を描き込むの?」と思ったのですが、当初さすがに鈴木先生に直接は聞けず、、、友人の建築家に聞いてみたら、人体図をひとつのメッセージとして使用しているのではないか、とのこと。さらには「私見ですが、建築家にはデッサンに自信のない人が多いので、上手い下手が判る人物を描きたくない、という心理もあるのでは?」なるほどねぇ、、、たしかにコルビュジエはスケッチがうまい。建物や風景は「ふつうに」うまいが、ジョセフィン・ベーカーの寝顔の...
展覧会情報

清水健太郎展 バベルの末裔たち

今日は、ムサビ通信教育課程で指導されている清水健太郎先生の展覧会をご紹介。画廊開設29周年記念企画 「清水健太郎展 バベルの末裔たち」会期:2023年9月7日(木)−19日(火)   ※9/13(水)休廊時間:11:00-18:00 ※最終日16:00まで会場:コート・ギャラリー国立   東京都国立市中1-8-32作家在廊予定日時:9/7(木)、9(土)、10(日)、         16(土)、17(日)、19(火)         各日13:00よりギャラリーwebサイト→こちら「近年、旧約聖書の創世記に登場する『バベルの塔』をテーマに制作を続けています。(中略)人類の過信への戒めを説くこ...